家の用事で車で出かけはじめてすぐ、マリーンズからメールが届きました。
昨日、プロ初のファースト守備に就いた堀では、さすがにまずいと思ったのかもしれません。 貴重な左の中継・高木を2軍落ちにさせてまで、内野手を一人1軍登録してきました。 上がってきたのは、ファーストも守れないわけではないですが、今期はサード中心に守備についているこの人でした。
【登録】
59 細谷 圭
【抹消】
48 高木 晃二
3年目にしてプロ初1軍登録、そしていきなりスターティングメンバーに名を連ねた男が、非常に大きな仕事を成し遂げてくれました!
ファイターズ戦 6回戦 (千葉マリン 4月13日 13:00~)
マリーンズ(4勝) 2×-1 ファイターズ(2勝)
(公式サイトより)
※ 詳細はこちら → 日刊スポーツ速報
【試合時間】 2時間55分 【審判】球審:山崎 塁審:秋村、津川、川口
【投手】
(マリーンズ)
渡辺ヒゲ俊介(下・○2勝1敗) - 橋本
(ファイターズ)
グリン(右)、武田久(右・●1勝1敗) - 高橋
【本塁打】 なし
【盗塁死】 (マリーンズ) 早川(8回)
【暴投】 (ファイターズ) グリン(6回)
【今日のマリーンズ残塁】
8 (シーズン計151/21試合:平均7.19 最後の3残塁はサヨナラですからね♪)
昨日に引き続きスターティングメンバーがものすごいことになっていました。
めずらしく日本人選手だけ(それもカタカナもなし!)でしたし、プロ初1軍登録となった細谷がいきなりスターティングメンバー、8番ファーストで起用されました。
スターティングメンバーだけを見てみると、昨年の6月頃の浦和スタメンとほとんど変わりないのではないか、というくらい。 だって昨年って、今江が骨折からやっと実戦復帰した頃でしたし、大松も故障でファームからでしたし、根元や雅彦も1軍2軍行ったり来たりでしたしね~。
今日も苦戦必死というか、投手戦になるとは思っていましたが、本当にその通りになりました。
でも、同点及びサヨナラの演出をしてくれたのは、昨年浦和で主力を張っていた選手達でした!
【雨男&髭男爵?】
雨・・・ そして髭・・・ この組み合わせの方がしっくりくるのでしょうか、この男は
初回にいきなり稲葉にタイムリーを打たれましたが、今日は緩急・高低の使い方が優れていましたね。 また、俊介自らが調子のバロメーターといっていることの一つ「奪三振数の少なさ」。 これが4つと非常に少なかった。 1対0のまま、ずっと試合が進んだこともあるのでしょう、全く危なげないピッチングでした。 まあ敢えて苦言を呈するなら、1・2・6・10回に先頭打者をヒットで出してしまったことでしょうか。 まあそれでも、ヒット以外で外野に飛んだのが、森本のライトフライ2つだけ、っていうのがビックリです。 それだけ打者のタイミングをずらしていた、ということを証明しています。
素晴らしいピッチングでした、俊介!
【群馬のゴジラ・初来襲で決める】
高校時代「群馬のゴジラ」と言われていた細谷。 1軍初登場でいきなりプロ初安打・初打点、それも緊迫する投手戦の中、同点に追いつくライト前ヒットでした!
グリンが投じた外角低めのスライダーを、球筋に逆らわずに振り抜く見事なライト前タイムリーヒットでした。
4球とも全部外角低めなんて
ヒーローインタビューでの本人談だと、ボール球、とのことですが、1打席目から積極的な打撃を見せていた結果が3打席目に嬉しい初安打・初打点に繋がったのだと思います。
ベンチ内でヒーローインタビューに呼ばれる時から、「オレでいいんすか?」みたいな態度を見せていて、インタビュー中も緊張しまくっていた細谷。 かなり笑いも獲っていましたね。
うん、細谷、面白い! (≧∇≦)ノ
いずれにしても、1軍で活躍することの嬉しさを味わってしまったでしょうから、このまま今江の定位置さえも脅かすような活躍を続けて欲しいですね♪
さて、次は「茨城のゴジラ」の出番か!?
【元根元が初球で決める!】
10回裏。 ファイターズは昨日の温存策失敗の反省からなのか、いきなり武田久を登板させてきました。 しかし、マリーンズは真ん中高めの2球目を今江がセンター前ヒットで口火を切り、その後、細谷・雅彦が次々と初級バントで相手フィルダースチョイスを誘い、0アウト満塁のチャンスメイクをしました。
バントであれだけ苦労しているチームが、1軍初登場の細谷、そしてオープン戦等で積極的にバントヒット等の機動力攻撃を見せていた雅彦によって、バントを通じてチャンスを広げていきました。 中堅・ベテラン勢には大いに見習って欲しい!!
そんな中、ライトスタンドからチャンステーマが歌われ始めたばかりの初球、1番・根元が決めてくれました!!
根元というと、打率が高くても「スコアリングポジションにランナーがいるときに限って打てない」というイメージがついてしまっていますが、今日はそんな思いを払拭する初球からの積極的な打撃でした。
根元がこういった積極的な打撃を見せ始めたことは、本当に今年だけでなく、今後数年間が楽しみです。 福浦やサブロー・ズレータ、そして西岡が復調してくると出番も減ってくるかもしれませんが、それまでにどんどん今回のようなアピールをして、立場を逆転してしまうくらいの力をつけて欲しいものです。
Great Job! 根元!!
改めてスタメンを見直してみると、5人が20代。
なんとなくマリーンズというと「若い」というイメージが世間的にはある(少なくとも2005年当時)ようですが、実は主力のほとんどが30代。 20代前半で活躍しているのは、やはり2005年でブレイクした西岡と今江、そして投手の成瀬・久保くらい(久保は最近・・・ですが)。 この2戦で活躍した大松・雅彦・角中・細谷・根元は20代。 こういった選手達がもっと活躍して1軍定着するようになると、本当に今後が楽しみになる一方! 野手ではあと神戸(55)や佐藤(57)も、出番は今か今かとファームで控えています。
まだ少々時期尚早ではありますが、野手陣は着々と若返りが始まりました。 あとは投手陣、特に先発陣です。
大嶺もやっと昨日(12日)ファームでの復帰登板を果たしたようですし、黒滝はファームの先発ローテーションの柱となり始めています。 唐川もまだ2試合ですが好投していますし、植松は四球を多く出しながらもほとんど失点を許さない投球が続いています。 一番ひ弱そうに見えた阿部も、頻繁にファームでの登板をこなし、先輩投手達が残したランナーがいるようなきつい場面で緊急登板するなど、かなりの信頼を得てきています。
これら高卒1・2年目以外の投手達含め、早く1軍デビューを果たし、今後の「強いマリーンズ」の一角となるよう活躍して欲しいですね。
さて、次のカードは、完全に復調したGイーグルスとの対戦です。
前回は3連敗しましたが、今度はホーム・千葉マリンスタジアムでの試合となります。 先発投手は、ほぼ前回と同じ投手陣(永井・岩隈・・・ドミンゴ??)となりそうですが、いつまでも野村監督に調子に乗らせていてはいけません。 対するマリーンズは、小野・清水、そして次が最後の先発機会くらいの気持ちで挑んで欲しい久保。
先手必勝。 兎に角、粘りに粘って若手主体でも守り勝ち、打ち勝って欲しいですね。
連勝街道を次につかむのは、マリーンズだ!!
なぜ、細谷のシャツ。。。
What time is it? なんだ?? (*≧∇≦)p
(それもマリーンズ製みたいだし・・・)