戦争を挟んで生きた女性の回顧録

若い方が知らない頃のセピア色に変色した写真とお話をご紹介いたします。

23/12/24 クリスマスイヴの12月24日。

2011-12-24 16:14:48 | Weblog
 クリスマスといえばマッチ売りの少女とフランダースの犬が思い浮かびます。読み終えた後、暫くして「どうして?どうして???」とすぐには死んだと信じられませんでした。そして激しく泣きだしました。マッチ売りの少女と並んで名作と謳われているフランダースの犬も子供の頃読んだ本ですがフランダースの犬に関しては日本で突出して読まれていると知ったのは最近です。私が小さい頃読んで泣かされた名作の童話です。今の日本にはマッチ売りの少女やパトラッシュ(犬)と共に天に召されるような子供はいない筈です。けれど福祉の行き届いた日本でかごに詰められ山林で腐乱して発見されるような悲惨なニュースを聞く事もあります。私は闇から闇に葬られるあまたの嬰児の中にどれほどの天才がいた事であろうと空恐ろしくなる事があります。天才や美男美女ばかりでは世の中は成り立ちませんが、どんな事でも自然に任せるのが最適と思います。黄河の氾濫がまわりに肥沃な土地を作ったといわれます。黄河の治水が行き渡った為に逆に黄河が干上がったと言われます。思った通りには行かないものですね。