戦争を挟んで生きた女性の回顧録

若い方が知らない頃のセピア色に変色した写真とお話をご紹介いたします。

23/12/11 見損なった月食。

2011-12-11 17:34:52 | Weblog

 生涯で見られる最後の月食になるかもしれない月を東の空に仰ぎ見たのが午後7時頃。11時頃なら必ず見られると思ったのに横になったら眠ってしまって眼が醒めた時にはもう終わっていた。30数年前の甥と一緒の時は見られたが、今宵はやはりテレビで見る羽目になってしまった。年寄りは5時間も眠れば充分だといわれているが8時間以上も寝る事が多い。もう1度見るためにはあと11年生きなければならない。惜しかったと思ったが後の祭り。いくらかまどろんだ翌朝の地平線は極寒の色だった。日曜日の楽しみはNHKの大河ドラマ。坂の上の雲の第3部。朝ドラは殆ど見られないが大河ドラマだけは見るようにしている。今日はひとりで店番なので何も出来ない。けれど身体だけは自信があるので忙しくても耐えられる。ただ検診だけは欠かさぬようにしている。私がなるとしたら脳梗塞か心筋梗塞。多分癌ではないと思うがこれだけは分らない。11年生きられたとしてその時の月食を元気で見られればこれほどの幸せは無いと思っている。