昨夜から今暁にかけてテレビを見ていたら60数年前の敗戦の写真が映った。何度も見ているがミズーリ号上の降伏文書の調印が行われていた。その時私は小学校5年生、何の感慨も無かった。空襲の無くなった市内を登校するのに危険は無く、越境入学は許された。それが何より嬉しかった。大戦を肌身で感じられた最後の世代だと思う。疎開も空襲も体験した。飢えもひもじさも身にしみて感じた。今の子供達にもう少しジャングルを逃げ回った敗残兵の姿や玉砕の映像を見せて貰いたい。私は今も身が引き締まる。まだまだ戦争は終わっていない。そう考えるのは間違っているだろうか?戦勝国は欧米で敗戦国はわが祖国日本。今夜もそれらしきテレビがあるだろう。それらしき番組を探そう。