６日から英スコットランドのグレンイーグルズで始まる主要国首脳会議（Ｇ８サミット）に合わせ、議長国の英国政府がアフリカの貧困救済を進めるため、世界の非政府組織（ＮＧＯ）と連携した取組を強めている。サミット開催地の近郊では、ＮＧＯによるデモ行進や討論会が連日のように行われている。先日も、『Ｇ８』にひっかけて『ライブ８』というチャリティーコンサートがローマ・東京・ロンドンにて行われたところだ。 首脳会議に向けて、すでにルワンダやモザンビークなどアフリカでもっとも貧しい１４カ国の国際機関に対する借金を棒引きすることが決まった。
アフリカ向け途上国援助の倍増を表明した小泉首相。これは、紛れもなく日本国民の一人一人が納めている税金に他ならない。どうしたら、このお金が活かせるのだろうか。誰のために、どんな用途で使われるべきなのだろうか。地球の地盤につながった、アフリカとのネットワーク。もっと細部にもっと多彩に広げていく必要もある。いかにこのお金が使われるのかを、私たちはきちんと見ていかないといけない。
