爺さんが伝えたいこと

寡黙に生きて来た爺さんが、一つの言葉ででも若い人達の役に立つならば、幸いです。

お遍路さん7

2020-05-02 13:40:05 | 日記
この写真は、横浜市鶴見区の曹洞宗大本山、鶴見総持寺の境内にある、大西瀧治郎中将の墓碑と海鷲観音像です。

俺たち九州の田舎もんは、尋ねたずねして参拝に行きました。

まず事務所で大西中将の墓と尋ねましたが、今時の若い坊さんは分からずに事務所の奥に引っ込み、広い境内のコピーの案内図を持って来て、黄色のマーカーで塗られた一画を指さし、ここですと説明してくれました。

とにかく、現場付近に行くのに案内図を見ながら、寺務所を出て右折してから直進、大きな建物(禅宗では本堂!?と言わないのかも)を右手に見て、現場案内所へ。年配の女性に尋ねても不案内。近くにいたおじさんに尋ねると、「あぁ、そこの角を曲がって右の7番目ね」と。
思ったより小さな墓碑と観音像でした。

大西中将にはお子さんがおられなかったので、仕方ないのかと自分を慰めながらも、俺がおかしいんだからと言い聞かせ、読経を済ませ、本当にご苦労様でした!と頭を下げ、総持寺を後にしました。

陰の実力者と呼ばれた児〇誉〇夫が建立したと、案内に書かれていました。

大西中将が割腹自決の時に、後から駆けつけ、側にいて「おやっさん、介錯しましょうか」と言った人物と言われています。

歴史と言う大きな流れに翻弄された、偉大な男の死に様を想いながら、お寺を後にしました。

大西中将だけじゃなく、割腹せんばいかん連中は、沢山おったんやろうけど。

なんか、ちょっと寂しい。










老いる

2020-05-02 06:55:10 | 日記
「高次脳機能障害」「統合失調症」「依存症」などに、区分される精神疾患。

病状説明と症状を重ね、あれもこれも。

でも気づく。
老いじゃね~か。当たり前やろ! 爺さんやとけ。自問自答が解決。
あほくさ!バカじゃね!

心の何処かに、老いを認めたくない自分がいる。老いに抗う自分がいる。なんか、みすぼらしいが。

若い頃はしょうもない自尊心とやらで、自分を奮い立たせ、負けん気を旗頭に、頑張って来た気がする。

お陰で今日の生活がある。

その頃は「おまえが何様や!」と顔や言葉に出せず、唯々気持ちを封じ込め、頑張って来た気がする。

団塊の世代はそうやって、皆な頑張って生きて来た。

押し付けはダメだが、若い君達には燃える様な「闘争心」が有るのか?

この国は俺達が創って行く、引っ張って行くと言う「自立心」「独立心」が有るのか?

今や新型コロナで国難の時やないか。

君達が頑張らんと、年寄りに任せっきりじゃ、絶対この国の未来は暗いぞ!無いぞ!

どがんや!どうなんや!君達!!