爺さんが伝えたいこと

寡黙に生きて来た爺さんが、一つの言葉ででも若い人達の役に立つならば、幸いです。

お遍路閑話

2020-05-05 14:38:32 | 日記
お遍路病というのが有るらしいんです。
一度ハマると抜け出せなくなる病気らしくて。

先達さんと顔見知りらしく、親しげに話すお遍路さんが居ました。
聞けばもう三年も家に帰らず、
お遍路ばかり続けていると。

仕事は家族はと、思ってしまいます。

一巡りするとすぐに、次の巡拝を始める人がいるらしいんです。

先達を生業にしている人が言うんです。

あれは遍路病と言う病気やと。

いやぁ、分からないでもありません。

そう言う私も、四国霊場順打ちのあと、西国観音霊場と秩父観音霊場を巡りました。

私も遍路病かもと、思いました。

遍路依存症って有るのかも。

物見遊山では廻りません。

一つ済めば、ハイまた次、札所を次々に巡拝したくなる。

やはり依存症かな。

当時、達成感は有ったのかな。

でも、いまだに遍路依存症しています。







遍路道閑話2

2020-05-05 13:49:33 | 日記
四国霊場の順打ちから逆打ちの間に、西国観音霊場と、秩父観音霊場も廻りました。

前にも書きましたが、そもそも、西国霊場のツアーを調べたところ、1番札所だけで二泊三日のツアーになると。
短期・安価の旨、じゃあ自分の車で行こうかと。

まず西国にはどう乗り込もうかと。

福岡在住の私たち、新門司港から大阪南港のフェリーが手っ取り早い。

三泊四日の都合四回。

当然、私は言うだけで、計画は優秀な相方に。

この相方の優秀な所、まずはシミュレーションの末に、省エネ・安価の綿密計画の達人。

全ての札所を巡るのに、どのルートが最短で、宿泊はどこが安価、かつベストなのか、見極めが早い。

お任せで文句の付けようがない。

そこで私のズルい所で、ちょっと繊細部に鋭く突っ込んでみる。

そこは敵もサルもの、引っかくもの。

落ちの部分で突っ込まれるのが、イラつくらしく。

完璧なんだす!勝てまへん。

完全にホールドアップ。


そこまでして、完璧なプランで始まるお遍路さん。
当然、身体がしんどい。
八つ当たりもしたくなる。

敵いません。ビシッと受け止められまして。

ありがとうございます。

感謝しております。