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千葉台風被害で陸上自衛隊が倒木撤去作戦、崇高で喫緊な自衛隊等の対応批判は言語道断!!

2019-09-24 00:00:00 | 防衛
台風15号での大規模かつ広範囲の被害を被った千葉県では、多くの地域で停電が回復したとは言え、今も不自由な生活を余儀なくされている方々がおられます。
筆者からも心からお見舞いを申し上げると共に、一日も早い日常生活の回復や復旧を願っております。

さて、今回の台風15号の被害で目立つのは倒木による被害の大きさです。
筆者の住む地域は雪が大量に降る地域ですので、春になれば山林のあちこちで倒木の被害があります。

例えば、かつて山形新幹線が開通した当初は、板谷峠等で倒木の被害が続出して度々不通となり、復旧作業が頻繁に行われたものです。
筆者も春に度々倒木に行く手を阻まれ、山や林の中を引き返さなければならない体験をしていますから、今回の千葉県の倒木被害がいかに酷いかを実感として理解しております。

また、筆者は千葉県やその周辺に居住していたこともあり、その実態についてもある程度は知見や見聞を持つ立場ですが、雪のあまり降らない、台風等の災害被害が比較的少ないと言われる千葉県等の地域では豪雪地帯等に比べて弱った木、倒木しやすい木が多いと感じています。
これは雪等で「弱った木が自然に淘汰されにくい」からなのです。

更に、平成の世で多く言われるようになりましたが、林業の衰退と人手不足(近年は後継者の増加で盛り返していますが)が山林の荒廃や集落の荒廃や疲弊を招き、洪水や台風等での倒木被害を増やしている側面も否定出来ません。
これは治水、治山対策への重大な負の側面、早急なる対策が必要な重大な事態でしょう!!

9月22日にzakzak by 夕刊フジが「千葉台風被害、陸自「倒木撤去大作戦」 1万人ローテーションで24時間体制「数千本にはなると思う」」の題で次のように伝えました。

『台風15号の影響で、千葉県では、まだ停電や断水の被害が続いている。森田健作知事への批判も聞かれるが、自治体職員や電力会社社員は必死に復旧作業に当たっている。復旧を妨げているのは、道路や電線を寸断した大量の倒木だ。約1万人の自衛官は24時間体制で、この撤去に従事しており、すでに数千本を撤去したという。最前線で奮闘する陸上自衛官に実情を聞いた。

 「1日で600本もの木を切った場所もある。(台風通過から)3、4日で、千葉県全体で累積1000本を超えた。正確な数は不明だが、10日以上たったことを考えると、数千本にはなると思う」
 陸上自衛官はこう語った。

 台風15号の被害を受け、森田知事は10日未明に航空自衛隊中部航空方面隊司令官(入間基地)と、陸上自衛隊第1空挺団(習志野駐屯地)、11日に海上自衛隊第21航空群司令(館山航空基地)に災害派遣を要請した。

 広範囲に及ぶ倒木などが被害を長引かせており、その撤去は喫緊の課題だ。
 陸自は現在、最大1万人、約3000人ずつのローテーションにして、24時間体制で倒木撤去に当たっている。
 加えて、東京電力の拠点がある県内6カ所(千葉、成田、木更津、茂原、東金、館山)に、東電と自衛隊との共同調整所を設置した。

 統合幕僚監部広報担当者は「切れた電線を復旧するのは、資格のある東電の方しかできない。共同調整所では『どこの作業現場に、自衛隊の投入が必要か』『投入規模と作業内容』『進捗(しんちょく)状況はどうか』など調整・管理している」と説明する。

 タッグを組む東電の広報室は「倒木で現場までたどり着けず、復旧が遅延した。自衛隊の協力を得て、復旧が早まっている」と感謝する。

 陸自部隊の作業は、倒木で、東電の作業車が近づけない場所の「道路啓開(けいかい)」が多い。チェーンソーや人力で伐採しながら、細い道を切り開いていく。巨大な倒木の場合、パワーショベルのアームの先端にマジックハンド状の器具をつけた建設機械「グラップル」などを使用する。

 前出の自衛官は「道路の塞がり具合にもよるが、100メートル進むのに30~40分はかかる。木が完全に倒れて塞いでいると1時間近い。直径1メートル以上の大木を撤去するケースもある。短く切っても1人では持ち上げられず、数人で運ぶ。ジャングル状に倒木が重なっている場所には重機も入れず、人力に頼らざるを得ない。われわれは力仕事は慣れている。電気も水もない被災者のために、一刻も早く道路を通したい。作業スピードの維持に苦労している」と語った。』

同日、陸上自衛隊第1師団はツイッターで、次のように活動状況を公表しました。

『【令和元年台風15号に伴う伐採支援活動(第13報)】
 9月21日(土)第4施設群(座間)は南房総市富浦地区において、第34普通科連隊(板妻)は市原市においてそれぞれ停電復旧の為の伐採支援活動を行いました。』




9月22日に公表された陸上自衛隊の倒木撤去作業の様子の例
出典:第1師団 ツイッター

文字通り、泥だらけ、倒木だらけの厳しい環境の中で隊員達が必死の作業をされています。
感謝!!感謝!!


これらの自衛隊等の活動と活躍に、感謝の声が多数寄せられています。

『お写真でしか見てないですがまぁ〜かっこよくて勇ましい事!!!
自衛隊の方々も我々と同じ人間です、理不尽なクレームがきても気にせず、きちんと休憩取ってご飯もりもり食べて下さいね!!』

『頑張れ自衛隊(^-^)/
私も元第一師団OB』

『お疲れさまです。
見ているだけで怖くなる現場です。滑りやすい地面や倒木に十分気を付けて下さい。
ありがとうございます。』

『自衛隊の皆様、大変な作業をありがとうございます。
我ら国民はお陰様で安心して暮らせております。
たまには休憩をしっかり取って下さいね。』

『私達は災害時必ず自衛隊のお世話になるのに、憲法改正には反対する矛盾について考え直すべきです。自衛隊の存在を尊重しなければ、バチが当たります。』

『自衛隊ありがとう。災害の時ほどみんなが協力して復興にあたるべき。偏向報道をする左翼メデイアが日本の恥だ。』

『自衛隊隊員がヘルメット被って倒木した木を撤去してる姿良く見かけるがテレビ局のキャスタ-がヘルメット被ってマイク手にしてる姿 少しは自衛隊の手助けしろよヘルメット被ってるんだから』

正に、正にその通りだと感じます!!

特に台風15号被害やラグビーW杯での極左反日反米の狂った輩は、一部の偏向マスコミ等と共に、文在寅大統領と同じく従北媚中の言動を行っています!!
国家の危機に対して揚げ足を取るなど、正に極左反日の亡国売国奴の輩です!!
そのような輩など最早、日本国民、日本人、いや、人類ですら無い!!


千葉台風被害で陸上自衛隊が倒木撤去作戦、崇高で喫緊な自衛隊等の対応批判は言語道断!!



東日本大震災直後の2011年3月26日、当時野党であった自民党の安倍晋三衆議院議員(当時は元総理)は護衛も付けずに、世耕氏(前経済産業大臣)らと共にトラック2台で福島県等の被災地に救援物資を運びました。

出典:国土交通大臣政務官、内閣府政務官の和田政宗参議院議員自身のツイッター

『東日本大震災時の安倍晋三衆院議員(当時自民党は野党)の宮城県での被災地支援の様子です。
実際に撮影した方から写真を頂きました。』

筆者からも一言。
安倍首相や和田政宗氏のような政府首脳陣も自衛隊等と共に必死で対応しているのですよ!!
倒木被害の多くは民有林や営林署、地方自治体の管轄の木が倒れたものです!!
彼らの管理責任を問わないで政府の対応だけの批判などは許されない!!

ましてや、国家や世界の全体を観て政治を進めなければならない首相などの政治家に細々した指示や介入などは出来ない事はモリカケ問題一つでも明らかになっている!!
「コンクリートから人へ」と言った旧民主党政権の連中の愚かな悪政の責任こそ、今、問われるべきだ!!
責任者の旧民主党やその支持勢力の連中こそ、批判糾弾されるべきでしょう!!


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