10月も下旬、11月も見えてきた今日この頃、皆様は如何お過ごしでしょうか。
筆者の住む東北の山形でも、秋風、いや、駆け足で秋が進んでいます。
進んでいると言えば、10月22日開票の衆参補欠選挙では与党側が1勝1敗でした。
これはどうしてでしょうか。
10月22日22時27分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「衆参2補選、自民1勝1敗 長崎は自民、徳島・高知は野党系」の題で次のように伝えました。
『衆院長崎4区、参院徳島・高知選挙区の両補欠選挙が22日投開票され、長崎4区補選は自民党候補が、徳島・高知補選は野党系の無所属候補がそれぞれ制し、与野党とも「1勝1敗」となった。
両補選はいずれも与野党対決の構図で、物価高対応を含む政府の経済政策などが争点とされた。岸田文雄首相の政権運営にも影響を及ぼす「中間評価」と位置づけられ、与野党が総力戦で臨んだ。
長崎4区補選は自民の北村誠吾元地方創生担当相の死去に伴い行われ、自民新人の金子容三氏(40)=公明推薦=が、立憲民主党の前職、末次精一氏(60)=社民推薦=を破った。自民は党総裁の岸田首相ら幹部が選挙区入りして知名度不足を補完。与党の政策実行力を訴えて勝利した。
徳島・高知補選は、野党系の無所属元職、広田一氏(55)が、自民党新人の西内健氏(56)=公明推薦=との一騎打ちを制し、返り咲きを果たした。
』
徳島・高知補欠選挙では元議員に新人が負けるというパターンは、実は保守系と言われる東北地方でもよくある事です。
筆者の分析では、長崎で勝ち徳島・高知で負けるパターンは有り得るかも知れないとは思っていましたが。
それはともかく、衆議院の解散権を握る岸田文雄首相としては、熟慮の時が訪れたと見るべきです。
同日23時24分に同メディアが「岸田首相、衆院解散に余地残す 衆参補選1勝1敗」
の題で次のように厳しく指摘しています。
『(前略)
「物価高で地方は生活が苦しく、政権への不信感が強い」。地方議員からはこうした声も上がっていた。
首相は投開票日2日前の20日、所得税減税を含む国民への還元策の検討を与党幹部に指示。さらに、21日の長崎入りも検討した。最終的に見送ったが、小渕優子選対委員長らが現地を訪れ、支持を呼びかけた。
補選の結果は政権の体力を表す。菅義偉前首相は令和3年4月の衆参3補選・再選挙で不戦敗を含めて全敗。その6カ月後、衆院解散に踏み切れないまま退陣した。今回1議席とはいえ、競り合いを制し、首相は解散の選択肢を保持した。
首相は今年9月の人事で「ポスト岸田」候補や各派閥に要職を割り振る「総主流派体制」を敷いた。ただ、衆院議員は今月末に任期4年の折り返しを迎える。首相が解散せずに来年秋の総裁選を迎えた場合、党内でその後に控える衆院選を意識し、勝てる候補を求める動きが強まりかねない。
次期総裁にふさわしい人を尋ねる世論調査では、非主流派の石破茂元幹事長や河野太郎デジタル相らが首相に先行する。党重鎮は「河野氏は総裁選に出る」とみる。
「政策を実行する体力をもらうには、解散も考えないといけない」。首相は周囲にこう語ってきた。30年ぶりの転換期を迎えた日本経済の再生、そして憲法改正は道半ばだ。決断のタイミングは近付いている。(田村龍彦)』
筆者としては、来年夏の衆参同日選挙もあり得る、と見ています。
衆参補欠選挙の結果は手厳しい、岸田文雄首相は熟慮せよ!!
10月20日、都内で行われた「フォーラム21・梅下村塾(ばいかそんじゅく)」年次総会に出席し挨拶した岸田文雄首相
出典:首相官邸HP
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進んでいると言えば、10月22日開票の衆参補欠選挙では与党側が1勝1敗でした。
これはどうしてでしょうか。
10月22日22時27分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「衆参2補選、自民1勝1敗 長崎は自民、徳島・高知は野党系」の題で次のように伝えました。
『衆院長崎4区、参院徳島・高知選挙区の両補欠選挙が22日投開票され、長崎4区補選は自民党候補が、徳島・高知補選は野党系の無所属候補がそれぞれ制し、与野党とも「1勝1敗」となった。
両補選はいずれも与野党対決の構図で、物価高対応を含む政府の経済政策などが争点とされた。岸田文雄首相の政権運営にも影響を及ぼす「中間評価」と位置づけられ、与野党が総力戦で臨んだ。
長崎4区補選は自民の北村誠吾元地方創生担当相の死去に伴い行われ、自民新人の金子容三氏(40)=公明推薦=が、立憲民主党の前職、末次精一氏(60)=社民推薦=を破った。自民は党総裁の岸田首相ら幹部が選挙区入りして知名度不足を補完。与党の政策実行力を訴えて勝利した。
徳島・高知補選は、野党系の無所属元職、広田一氏(55)が、自民党新人の西内健氏(56)=公明推薦=との一騎打ちを制し、返り咲きを果たした。
』
徳島・高知補欠選挙では元議員に新人が負けるというパターンは、実は保守系と言われる東北地方でもよくある事です。
筆者の分析では、長崎で勝ち徳島・高知で負けるパターンは有り得るかも知れないとは思っていましたが。
それはともかく、衆議院の解散権を握る岸田文雄首相としては、熟慮の時が訪れたと見るべきです。
同日23時24分に同メディアが「岸田首相、衆院解散に余地残す 衆参補選1勝1敗」
の題で次のように厳しく指摘しています。
『(前略)
「物価高で地方は生活が苦しく、政権への不信感が強い」。地方議員からはこうした声も上がっていた。
首相は投開票日2日前の20日、所得税減税を含む国民への還元策の検討を与党幹部に指示。さらに、21日の長崎入りも検討した。最終的に見送ったが、小渕優子選対委員長らが現地を訪れ、支持を呼びかけた。
補選の結果は政権の体力を表す。菅義偉前首相は令和3年4月の衆参3補選・再選挙で不戦敗を含めて全敗。その6カ月後、衆院解散に踏み切れないまま退陣した。今回1議席とはいえ、競り合いを制し、首相は解散の選択肢を保持した。
首相は今年9月の人事で「ポスト岸田」候補や各派閥に要職を割り振る「総主流派体制」を敷いた。ただ、衆院議員は今月末に任期4年の折り返しを迎える。首相が解散せずに来年秋の総裁選を迎えた場合、党内でその後に控える衆院選を意識し、勝てる候補を求める動きが強まりかねない。
次期総裁にふさわしい人を尋ねる世論調査では、非主流派の石破茂元幹事長や河野太郎デジタル相らが首相に先行する。党重鎮は「河野氏は総裁選に出る」とみる。
「政策を実行する体力をもらうには、解散も考えないといけない」。首相は周囲にこう語ってきた。30年ぶりの転換期を迎えた日本経済の再生、そして憲法改正は道半ばだ。決断のタイミングは近付いている。(田村龍彦)』
筆者としては、来年夏の衆参同日選挙もあり得る、と見ています。
衆参補欠選挙の結果は手厳しい、岸田文雄首相は熟慮せよ!!
10月20日、都内で行われた「フォーラム21・梅下村塾(ばいかそんじゅく)」年次総会に出席し挨拶した岸田文雄首相
出典:首相官邸HP
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