新生日本情報局

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我が日本よ、今こそ国家国民を挙げて林子平や吉田松陰などの偉大な先人達の声を聞け!!

2021-12-21 00:00:00 | 防衛
クリスマスに由来のある有名なソングが飛び交い、イルミネーションが各地で点灯されるこの年末の時期。

年末の忙しい時期に、平和な癒しとしてもいいですね!!
皆様もそのようにお感じでしょう。


その平和は、どうやって守られているかを、皆様はご存じですか??

これだけ新型コロナ禍から国家や地域間の緊張が激化し、世界の一部では武力衝突や戦争、紛争が相次いでいる現実から、目を背けていませんか??

どのようにこれらの質問のお答えしますか??

そうです、政治、外交や安全保障関係者の汗や努力が、平和を支えているのです!!
この厳しい現実から目を背けてはなりません!!

12月19日10時00分にzakzak by 夕刊フジが「中国の脅威に具体的対策とらない日本政府 76年間、米国の庇護下に…泰平になれて政府も国民も右往左往するばかり」の題で「日本を守る」の特集・連載項目にて、次のように日本に対する問題提起の内容を伝えました。

『日本は〝第二の幕末〟に直面している。

林子平といえば、明治元(1868)年の82年前に脱稿した、「江戸の日本橋より唐、阿蘭陀(オランダ)まで境(さかい)なしの水路なり」という、著書『海国兵談』で知られている。

19世紀に入ると、日本の沿岸に外国船がやたらと出没して、徳川幕府はその対策に苦しんだものの、歴史上まれにみる泰平が続いたために、具体的な対策をとろうとしなかった。子平の『海国兵談』は、幕府の無為無策を正面から批判したものだった。

幕府が攘夷を唱えながら、西洋式の近代兵備を整えることを嫌ったために、子平は版木を没収され、蟄居(ちっきょ)となって幽閉中に憤死した。

日本は先の大戦に敗れて以来、76年にわたって米国鷲(アメリカン・イーグル)という親鳥の雛(ひな)のように守られてきた。中国の切実な脅威が迫っているというのに、泰平になれて政府も国民も右往左往(うおうさおう)するばかりで、具体的な対策をとろうとしない。

「東京・日本橋から、アフリカのサヘル地帯のニジェール川まで、境なしの水路が通じている」

といっても、読者にはサヘル、ニジェール川がどこにあるのかご存じないだろう。

サヘルはスーダンから大西洋岸のセネガルにいたる熱帯雨林地帯で、ギニアからマリ、ニジェール、ナイジェリアなどの諸国を洗う、全長4000キロのニジェール川が流れている。日本から約1万3000キロも離れている。

米軍はアフガニスタンから完全撤収したばかりだが、サヘルのニジェール、ブルキナファソ、マリが交わる国境地帯で、勢力を増すイスラム過激派に対して、1万人以上の米軍とフランス軍などが投入されて戦っている。

私はアフリカも専門としているから戦況を追っているが、イスラム過激派が中国製のミサイルなどを使って、米国やヨーロッパを攻撃した場合、アジア太平洋が手薄になってしまおう。

米軍が来援しないと他の諸国軍は、台湾、日本を救わない。

吉田松陰は、幕末の代表的志士だった。松陰は「時代が翔(と)が如(ごと)く」激しく動いているのに、幕府が「一日の安(あん)を偸(ぬす)むの論盛んにして、君臣将子必戦の覚悟未(いま)だ定まらず」と悲憤慷慨(こうがい)したが、安政の大獄によって投獄され、明治元年の9年前に刑死した。


■加瀬英明(かせ・ひであき) 外交評論家。1936年、東京都生まれ。慶應義塾大学卒業後、エール大学、コロンビア大学に留学。「ブリタニカ百科事典」初代編集長。福田赳夫内閣、中曽根康弘内閣の首相特別顧問を務める。松下政経塾相談役など歴任。著書・共著に『米陸軍日本語学校』 (ちくま学芸文庫)、『新しいナショナリズムの時代がやってきた!』(勉誠出版)など多数。』

一方、日本政府や政治関係者も意見が分かれているようで困ります。
その典型的で象徴的なのが、対中非難決議でしょう。

同日15時00分に同メディアが「対中非難決議また見送り…「外交的ボイコット」対応決まらず 茂木氏、採択に難色 門田隆将氏「親中対応続けば、自民は厳しい」」の題で次のように指摘しています。

『中国当局の新疆ウイグル自治区などでの人権弾圧を非難する国会決議案が、先の通常国会に続き、21日に閉幕する今国会でも採択が見送られることになった。自民党の高市早苗政調会長らが採択に向けて動いたが、茂木敏充幹事長が、北京冬季五輪に政府代表を派遣しない「外交的ボイコット」をめぐる岸田文雄政権の対応が決まらないなかでの採択に難色を示したという。岸田自民党は大丈夫なのか。

「臨時国会こそは、と思って公明党との文言の調整も含めてやってきた。茂木氏の署名がないと国会に出せない。大変悔しい。本当は今のタイミングだ」

高市氏は17日、党本部で茂木氏に面会後、記者団にこう語った。

この日、高市氏は党内有志による「南モンゴルを支援する議員連盟」会長として、超党派の「日本ウイグル国会議員連盟」の古屋圭司会長や、「日本チベット国会議員連連盟」の下村博文会長らと、茂木氏に今国会での採択を申し入れた。

だが、古屋氏によると、茂木氏は「決議案の内容はいいが、タイミングの問題だ。五輪に政府関係者を派遣するかの問題に今一番、世論が注目するなか、今はタイミングが良くない」と受け入れなかったという。


同様の決議案は先の通常国会でも、他党との文面づくりを終えていながら、当時の党執行部の「承認」が得られず、提出されなかった。

今回の党執行部の対応について、党内保守系グループ「日本の尊厳と国益を護(まも)る会」幹事長の山田宏参院議員は18日朝、「国会決議を先にすれば、岸田政権も、政府代表派遣をめぐる判断をやりやすいはず。茂木氏のいう『タイミング』は意味不明だ。順番が違う」と語った。

岸田政権はいつまで、「対中」で煮え切らない姿勢をとり続けるのか。』

記事に登場した山田宏氏は12月19日、自身のツイッターで次のように憤激しています。

『昨日の夕刊フジ。
北京五輪への政府表明のあとに国会決議を行っても何の意味もない。
仮に政府から外交的ボイコットの表明があっても後追いでしかないし、それ以外の表明なら国会決議は行われないだろう。






正に、正に山田宏氏の憤激は当然です!!
これだけ、東アジアでも緊張が高まっているのに、無為無策では文在寅大統領率いる韓国のようになってしまいます!!


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