新生日本情報局

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新型コロナ禍でますます国際関係の緊張や緊迫度は高まるばかりだ!!台湾海峡波高し!!

2021-12-06 00:00:00 | 防衛
新型コロナ禍で、変異株の中の変異株と言えるオミクロン株の流行が世界各地で報告され、警戒が強化されているのは多くの報道等でご承知かと存じます。

特に、乾燥した冬の時期は、要注意です!!

そして、このような中でも、ますます国際関係の緊張や緊迫度は高まるばかりです。

特に、台湾海峡とその周辺、尖閣諸島や東シナ海、南シナ海等の緊張は高まるばかりです!!

12月4日16時55分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「米EU、台湾現状変更「安全に直接影響」で一致」の題で次のように指摘しています。

『【ワシントン=渡辺浩生】米政府と欧州連合(EU)は2、3の両日、ワシントンで対中国政策とインド太平洋への関与をめぐる協議を行い、南シナ海や台湾海峡での中国の一方的で問題ある行動について「米EU双方の安全と繁栄に直接影響を与える」との認識で一致した。新疆(しんきょう)ウイグルやチベット自治区、香港における人権弾圧問題に協力して対処し、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けてインフラ投資を柱に地域の同盟国などと協力することも確認した。

協議には、シャーマン米国務副長官、欧州対外活動庁(EEAS)のサンニーノ事務総長が出席。バイデン政権は、民主主義の価値観に基づく国際秩序への挑戦を続ける中国に、同盟国と結束して対抗する目標を掲げている。これを受け、EUは台湾への支援を含め、インド太平洋地域への関与を急速に深めている。

共同声明によると、米とEUは国際法や米欧の共通価値を侵害する「中国の行動」について協議。特に「ウイグルやチベットの民族的、宗教的少数者への組織的弾圧、香港の自治や民主主義の侵害」に対して継続的な情報交換や協力の重要性を確認した。

中国による経済的な威圧には、経済・技術力の立て直し、供給網の多様化・強化で対抗する。南シナ海や台湾海峡の平和と安定を乱す中国の行動は「米国とEU双方の安全と繁栄に直接影響を与える」と声明に明記し、共同して対処する考えで一致した。

インド太平洋をめぐっては、地域の同盟国をはじめ、東南アジア諸国連合(ASEAN)の重要性を確認。巨大経済圏構想「一帯一路」を駆使して影響力拡大を図る中国を念頭に「強く、独立したASEAN」を支持すると表明。インド太平洋における透明性や持続性のあるインフラ開発を促進し、新型コロナウイルス対策への協力を継続する方針を確認した。


一方、ブリンケン米国務長官は3日、ロイター通信とのインタビューで中国による台湾侵攻は「恐ろしい結果をもたらす」と述べ、台湾へ軍事的威圧を高める習近平政権を牽制(けんせい)した。』

ロシアとウクライナとの国境地帯でも緊張が高まっていますが、緊張や緊迫度が高いのは、むしろ東アジアなのです!!

そのような中、ロイターが11月30日13時41分に「焦点:台湾危機「T─DAY」、6つの有事シナリオ」の題で衝撃的なレポートを公表しています。

web↓
https://jp.reuters.com/article/taiwan-crisis-scenario-idJPKBN2IF04M

詳細な内容は上記のwebアドレスにて、ご覧下さい。
この中での有事シナリオは6つで、

●シナリオ1:馬祖封鎖
●シナリオ2:金門島の侵攻
●シナリオ3:物流と往来の分断
●シナリオ4:台湾完全封鎖
●シナリオ5:大規模空襲作戦
●シナリオ6:全面侵攻

です。

この記事で、最悪の場合、中国が台湾を弾道ミサイル等で全面攻撃し、それに対して台湾や日米豪等が反撃、東アジアでの全面的な戦争が勃発するシナリオすら出されています。
筆者としては、起きて欲しくは無いのですが、現状で中国が実行する可能性が高いと感じているのが、

「●シナリオ6:全面侵攻」です。

その衝撃的なシナリオは、次の通りです!!

『<状況>

習氏と軍首脳は、タイムリミットが近づいていると確信していた。

中国の武漢市から広がった新型コロナウイルスのパンデミック以降、中国の世界的な地位は朝鮮戦争以来最悪の状況にあった。同国の好戦的な「戦狼外交」および「グレーゾーン」戦略は、米国や海外諸国による台湾への支持をさらに固いものにした。中国指導部は、台湾を武力によって統一できる見込みがわずかながらあると考えた。米国はアジアでの軍事力と同盟を強化しており、台湾は防衛力強化を急いでいた。

習氏と軍首脳は、離島の占拠や台湾本島の封鎖、空爆・ミサイル作戦などの限定的な策を検討はしたものの、選択肢から排除した。これらの案は世界的な経済危機を招き、米国による全面的な侵攻につながりかねないからだ。そして台湾が降伏するという保証はなかった。

習氏らは最大かつ最も複雑な上陸作戦を決断した。人民解放軍の目標は、米国とその同盟国が反応してくる前に台湾を制圧することにあった。

<展開>

人民解放軍が突如、台湾全土の主要な軍事・民間施設をターゲットとして大規模な空襲、ミサイル、そしてサイバー攻撃を仕掛けた。同軍は同時に、在日米軍基地と米領グアムにある米軍基地に対して空爆とミサイル攻撃を行い、米軍をまひさせて介入までの時間稼ぎを図った。


これらの攻撃と並行して、人民解放軍の揚陸艦や上陸用舟艇、そして中国の巨大な海運力を総動員した民間船からなる大規模艦隊が、台湾から最短で130キロほど離れた複数の港から出発。船には数十万人規模の人民解放軍兵士と重装備が積まれていた。

海上の上陸部隊が台湾に接近する中、人民解放軍の輸送機やヘリコプターで運ばれた空挺部隊が降下し、飛行場や港、政府施設や司令部などの重要な目標を占領。空からの上陸作戦には政治指導部や軍指導者の拘束もしくは殺害の任務を負った特殊部隊が含まれていた。中国は物理的な軍事作戦だけでなく、台湾のネットや通信網にサイバー攻撃や偽情報作戦などを展開し、心理戦を仕掛けた。

目標の海岸に地雷や障害物がないことを確認した後、上陸部隊が海岸から内陸へ前進。特殊部隊が主要な港を掌握し、戦闘中に発生した損傷などを修理しながら、後から来る商船や民間のRORO船(貨物専用フェリー)が入港するための準備を行った。

<反応>

本島が最初のミサイル攻撃や空爆を受けると、台湾の政治指導部と軍指導者らはただちに地下に準備した堅牢な指令センターに急行した。台湾政府は米国およびその同盟国に緊急支援を要請。軍を総動員し、予備役兵も召集した。上陸地点と予想される海岸線に防衛体制を敷いた。

台湾軍は第一波の攻撃をまぬがれた発射台などから、中国軍の艦隊と本土の港に向かって長距離ミサイルを発射した。山間部のシェルターから台湾軍の戦闘機が離陸し、接近する侵攻軍と軍用機を攻撃した。

アジアに配備した米軍基地などの拠点が攻撃を受ける中、米軍は同盟国の日本の自衛隊とオーストラリア軍と合流し、人民解放軍への反撃を開始した。日米の潜水艦が台湾海峡へ向かい、人民解放軍の艦艇を攻撃。米軍は爆撃機とステルス戦闘機で人民解放軍の海空戦力を攻撃する一方、複数の空母打撃群をアジアへ派遣した。

<結果>

数時間のうちに、大規模な戦争が東アジアで勃発した。』


新型コロナ禍でますます国際関係の緊張や緊迫度は高まるばかりだ!!
台湾海峡波高し!!



11月18日に台湾の蔡英文総統(中央)が搭乗し自身のツイッターで公開された、改良されたF-16戦闘機

『#TaiwanアップグレードされたF-16V戦闘機の最初の飛行隊が就役しました。これらの航空機は、米国との緊密な協力を象徴しており、国防を大幅に強化する高度な技術を備えています。

#Taiwan's first squadron of upgraded F-16V fighter jets has entered service. These aircraft symbolize our close cooperation with the US & are equipped with advanced technology that will substantially strengthen our national defense.』


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日本の防衛省・自衛隊が最早容赦無く、中露朝韓への敵愾心を燃やして新兵器の開発加速!!

今回の記事は、衝撃的な内容です。

今や、台湾海峡や台湾有事、尖閣諸島有事、東シナ海や南シナ海有事が真剣に日本や米国等で語られ、訓練や装備化が進んでいる事は、否定出来ない現実であり、事実です。

そのような中、ついに、日本の防衛省・自衛隊が最早容赦無く、中露朝韓への敵愾心を燃やして新兵器の開発加速をしています!!
その衝撃的な内容に、筆者は夜も眠れない程の「嬉しさと驚きと衝撃」を受けています。

その実態とは??



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