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岐阜の音楽館(石井式リスニングルーム)

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クルレンツィスの悲愴LP

2018年03月01日 | クラシック

 

 

 

本日は、音楽に戻って、

2017年第55回「レコード・アカデミー賞」

交響曲部門 大賞を受賞した

ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー 

交響曲第6番ロ短調 作品74 「悲愴」

指揮 テオドール・クルレンツィス

演奏 ムジカエテルナ

録音 2015年2月~15日 ベルリン

録音方式 ステレオ(デジタル/セション)

 

テオドール・クルレンツィスは、46歳と若い指揮者でギリシャ出身、アテネ生まれ。

2019年に来日予定。

「悲愴」のプログラムの日もありそうです。チケットは購入しにくいと思います。

上記の英語?は、CDを購入すれば、たぶん訳が付いていると思われます。

SONYクラシカル 発売のレコードで、めずらしく「見開きジャケット」です。

Made in the EU   住所は、Germany

180gの重量盤です。私は、重量盤のこだわりはありません。

重量盤でもソリがあるものがあり、ソッテいるとなんとも最悪です。

薄い盤でも、高音質のものがあり、オーデイオ的に考える人が「振動」を嫌うので重量盤にしているのでしょう。

重量盤でもソリがあるとターテーブル・シートから浮いているので、なんにもならないと思います。

演奏は、重低音のためか非常に暗い悲愴感を引き出している意味で、良い演奏です。

昔からカラヤン指揮ベルリン・フィル(71年EMI録音)を聴いてきたので、

第3楽章のリズム感や、第4楽章につながる初めなどは、さすがに「カラヤン」に軍配が上がるかもしれません。

チャイコフスキーも12回うつ病を経験しているので、暗い悲愴で良いのですが。

クラシックの批評は難しく、みなさんがそれぞれ感じた気持ちで良いし、

テンポなど好きか嫌いかがありますので、聴いた方の感じ方でよろしいのではないのでしょうか。

 

音は、CDを聴いていないので比較は判りませんが、

この楽団は、そんなに人数が多くなさそうです。

楽器が古楽器を使用しているので、聴いたことがない音がしたり、

指揮者のため声?や楽器のはじく音なんかが入っているようです。

音質は、高音質と思います。低音がきつすぎるかもしれません。

 

余談、「JAZZ評論」という雑誌に、批評家の対談として

「アナログブームと言われるが、そうとは思わない」という記事が載っていました。

新しい録音なら、CDの方が良い。昔からレコードを聞いている人は良いが、

若い人が、ブームといって、あまり良くない装置で聴いてもどうかなあ?

レコード会社が、CDの売り上げが良くないので、レコード・ブームを作っているのか?

 

私もレコードは、キズなどでかなり気お使ってストレスになります。

プチプチ・ノイズが最近のレコードは多いです。

中古レコードの方が、きれいなものがあります。

日本盤は、さすがに世界一で、アナログ絶頂期の物なので、カッテング技術も最高です。

あるレコード会社の方が言っていました、「今はカッテングの良い技術者が育っていないので、レコードの品質が良くないと!」

 

CDは、まったく品質の悪い物はありません。(ゼロとはいいませんが)

値段もレコードは、今は高い。

普通に1枚 4000円が相場になってきています。

まあ、CDが3000円しますが。

アナログをCD並の音にしようとすると、カートリッジなどかなり良いものにしないと同じ音質になりません。

オーディオ雑誌をみていると誰が買うのという、バカな値段がついています。

レコードが悪いとは思いません。

ジャケットもインパクトありますし、取り扱っている感じがマニアをくすぐるし?

中にはやはりCDよりレコード方が良い音がするアルバムがあるのも事実です。

昔の財産をまた聴けるのもいいですね。(テープは処分しました)などなど、いろいろありますが、

 

最近は、ハイレゾとは言いませんが、良い音ならCDが良いと思うこのごろです。

では、また。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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