本日は、音楽に戻って、
2017年第55回「レコード・アカデミー賞」
交響曲部門 大賞を受賞した
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
交響曲第6番ロ短調 作品74 「悲愴」
指揮 テオドール・クルレンツィス
演奏 ムジカエテルナ
録音 2015年2月~15日 ベルリン
録音方式 ステレオ(デジタル/セション)
テオドール・クルレンツィスは、46歳と若い指揮者でギリシャ出身、アテネ生まれ。
2019年に来日予定。
「悲愴」のプログラムの日もありそうです。チケットは購入しにくいと思います。
上記の英語?は、CDを購入すれば、たぶん訳が付いていると思われます。
SONYクラシカル 発売のレコードで、めずらしく「見開きジャケット」です。
Made in the EU 住所は、Germany
180gの重量盤です。私は、重量盤のこだわりはありません。
重量盤でもソリがあるものがあり、ソッテいるとなんとも最悪です。
薄い盤でも、高音質のものがあり、オーデイオ的に考える人が「振動」を嫌うので重量盤にしているのでしょう。
重量盤でもソリがあるとターテーブル・シートから浮いているので、なんにもならないと思います。
演奏は、重低音のためか非常に暗い悲愴感を引き出している意味で、良い演奏です。
昔からカラヤン指揮ベルリン・フィル(71年EMI録音)を聴いてきたので、
第3楽章のリズム感や、第4楽章につながる初めなどは、さすがに「カラヤン」に軍配が上がるかもしれません。
チャイコフスキーも12回うつ病を経験しているので、暗い悲愴で良いのですが。
クラシックの批評は難しく、みなさんがそれぞれ感じた気持ちで良いし、
テンポなど好きか嫌いかがありますので、聴いた方の感じ方でよろしいのではないのでしょうか。
音は、CDを聴いていないので比較は判りませんが、
この楽団は、そんなに人数が多くなさそうです。
楽器が古楽器を使用しているので、聴いたことがない音がしたり、
指揮者のため声?や楽器のはじく音なんかが入っているようです。
音質は、高音質と思います。低音がきつすぎるかもしれません。
余談、「JAZZ評論」という雑誌に、批評家の対談として
「アナログブームと言われるが、そうとは思わない」という記事が載っていました。
新しい録音なら、CDの方が良い。昔からレコードを聞いている人は良いが、
若い人が、ブームといって、あまり良くない装置で聴いてもどうかなあ?
レコード会社が、CDの売り上げが良くないので、レコード・ブームを作っているのか?
私もレコードは、キズなどでかなり気お使ってストレスになります。
プチプチ・ノイズが最近のレコードは多いです。
中古レコードの方が、きれいなものがあります。
日本盤は、さすがに世界一で、アナログ絶頂期の物なので、カッテング技術も最高です。
あるレコード会社の方が言っていました、「今はカッテングの良い技術者が育っていないので、レコードの品質が良くないと!」
CDは、まったく品質の悪い物はありません。(ゼロとはいいませんが)
値段もレコードは、今は高い。
普通に1枚 4000円が相場になってきています。
まあ、CDが3000円しますが。
アナログをCD並の音にしようとすると、カートリッジなどかなり良いものにしないと同じ音質になりません。
オーディオ雑誌をみていると誰が買うのという、バカな値段がついています。
レコードが悪いとは思いません。
ジャケットもインパクトありますし、取り扱っている感じがマニアをくすぐるし?
中にはやはりCDよりレコード方が良い音がするアルバムがあるのも事実です。
昔の財産をまた聴けるのもいいですね。(テープは処分しました)などなど、いろいろありますが、
最近は、ハイレゾとは言いませんが、良い音ならCDが良いと思うこのごろです。
では、また。