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DSD11.2MHz:ダイレクト・カッティングによるレコード

2020年01月19日 | クラシック

今日は「クラシック」

DSD11.2MHz録音ダイレクト・カッティングによるアナログ・レコード

ストラヴィンスキー:「春の祭典」

小林研一郎 指揮
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団

4,950円

最近はLP1枚、4000円が標準になってきた。

1980年ころは、1枚2800円くらいだったので値段が高く感じる。

 

機材をEXTONスタジオに持ち込みダイレクト・カッティング。

高精度クロックや電源やアクセサリーを見直し、妥協をしない環境で作業。

ジャケットはコーティング仕様

録音日:2017年4月12日

録音場所はアビー・ロード・スタジオ

各担当は日本人が多い。

特に「江崎さん」の音らしい。

 

マスターは、DSD11.2MHzで録音

オリジナル・マスターからリマスタリングを行い、ダイレクト・カッティングしていると思う。

詳しい解説がライナー・ノートに書いてない。

スポンサーは、ROHMミュージック・ファンデーション

 

裏ジャケット(シングル)

「春の祭典」の曲説明より、今回の録音、レコード化にした過程を細かく説明をしてほしかった。

紙の裏袋にビニール内袋が入っている。

 

レコード盤のプレスは日本と思われるので、盤面はきれいである。

しかし、少しは盤の反りがある。

昔は、盤の反りはほとんど無かったように記憶している。

世界的に盤質を上げてくれれば私はレコードで聴くことを1番にするのだがなあ?

ラベルには、DSD11.2MHzのロゴが入っている。

楽器とマイクロフォンの配置が示してある。

モニタースピーカーは、B&Wの800D

 

感想

 レコードに針を下して聴き始めた時に、えらい音が小さいと思った。

普通のレコードより2割増しぐらいにボリュームを上げないと同じ音量を感じない!!

今思えば、DSD録音のSACDでもほとんどが音が小さくボリュームを2割上げていた。

SACDは、大きな音量で入っているCDより良いと思っている。ボリューム位置を上げた状態の方が音は良い。変な音圧がないから音を大きくもできる。

今回紹介しているものは、レコードなのであまり大きな音量にすると針音のサーフェイス・ノイズまで大きくなってします欠点がある。また、レコードに反りがあるとウーハーが大きく振動してしまう!
フォノイコライザーにあるロウ・フィルターは音に良くないので使わない方がよいとのこと。

 


 

肝心の演奏であるが、特に特徴のある演奏ではなく標準的な解釈なので、初めて聴くと頼りないかもしれないが、大きな音で何回も聴いていくと悪い演奏でもない。

 

音質は、さすがDSD11.2MHzのダイレクト・カッティングなので、
●音場が繊細で、各楽器の分離がよい。
●奥行き感もありスタジオの空気感を感じる。
●ティンパニーがこんなに鮮明に聴こえる「春の祭典」は聴いたことがない。
●大太鼓も叩いているリズムがはっきり分り、リスニングルーム全体に響く!
●いろんな楽器が鳴り響いているのが分り、他のレコードでは聴いたことのない音も聴こえる。

名演奏盤とはいかないが、オーディオ的にこのようなレコードがあってもよいかなというところ。

 

では、また。

 

 

 

 

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