江少剣ブログ

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54歳一刀貫の剣道挑戦記~百八十一本目!

2022年08月13日 | 一刀貫の剣究室

今週も江少剣のお稽古は夏休み。子供たちは大きな大会に出てたみたいですねぇ。おはようございます、一刀貫です!

大人たちはと言うと、城東地区の「指導者講習会」に出席しておりました。朝は9時半から16時までみっちり、ケガについての座学から日本剣道形に基本技稽古法、審判講習まで受けておりました。一人でも多くの子供たちに、剣道を正しく理解してもらって大好きでいてもらいたい。その為の講習です。

さてその中の審判講習では、実際参加者に参考試合をさせて審判をするのですが。私は一番最初に試合を致しました。試合の前に「勝ち負けは関係ないので、あまり練らずにどんどん打ち合ってください」と指示がありました。とはいえ久々の試合です、懐かしい緊張感にわくわくしながら、さてどうしようかと色々考えました。

まずは立ち居振る舞いをしっかりと。お相手に失礼無いように、かつ、ヘタクソがバレないように(笑。立礼から、蹲踞すると大体お相手のレベルを感じられます。どうやら同じ四段で、同じくらいのレベルと感じられました。そしてお相手に、わずかに固さが感じられます。どうやら緊張は一緒、いや私の方がリラックスしているかな。それなら、初太刀はしっかり攻めてからの面にしよう。と、打ってみると、お相手は中々良いタイミングで出小手を合わせて来られました。「お、講習的には良い感じだな、もしや小手を取られるかな?」と思ったら。旗は二対一で、私の面で一本頂きました。

ここまでは、良かったんですが。

二本目開始に向かう時に「気持ちと攻めでは勝ってたな」と思いました。だからお相手は出小手で来たし、私の面が勝った。良い傾向です。ところがそこからお相手は、徹底して「返し技」を狙っているようでした。体も手元もすごく固くなっていて、私の打ちを警戒しています。私は攻めて、面を打つ。でも攻めが足りずに、返し胴を頂きました。

ここらへんから、てっきり、狂いました。

「そんなら私も返し胴を打ってみるか」「いや俺も出小手打てるし」と、こちゃこちゃとした事を始めてしまいました。お相手も相変わらずなので、何だか二人でバタバタと子供の喧嘩でもしてるような剣道になってしまったのでした。どうしてそうなったのか。どうやら「勝ちたい」という気持ちが出て、それに負けてしまったようです。弱いなぁ。結局引き分け。

そういうお相手だからこそ、静かで強く、大きく鋭い剣道をやってみるべきでした(出来るかは別として。負けたって良い、返し技を狙う相手を凌駕するような、攻めて崩して面を打つ剣道を試させて頂く、本当に良い機会だったのにもったいない。何度思い出しても悔しくてなりません。

試合、試し合い。良く言ったものです。普段の稽古、解釈、理解を、試してみる機会。今回はうまくできなかったですけど、次回は普段の自分の稽古と剣道のテーマを思い出してしっかりと、試してみたいと思います。

悔しいー!

ぜひ私たちと一緒に、気持ち良い汗をかいてみませんか!

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