江少剣ブログ

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54歳一刀貫の剣道挑戦記~百八十本目!

2022年08月07日 | 一刀貫の剣究室

からだと血液型はおおがた、でも小心者の一刀貫です!おはようございます!

私は四段審査の受審を意識し始めたあたりから、特に面打ちの稽古に注力するようになりました。今も毎回面打ちを意識して、稽古をしています。

剣道を始めたころは、それこそ小手も胴も打てなかったので面しか打ってませんでした。でも試合に出させて頂くようになると、試合に勝ちたくて小手や胴を打つようになり、いつの間にかそればかりになっていました。正直申し上げて、面打ちに、意識が薄くなっていたと思います。

丁度そのころ、もしかしたらそんな私に気が付いたのか、稽古の際に大先生にこんなことを言われました。
「剣道は、面です。小手や胴なんて、どうでもいい。面を打ちなさい」
私はとても反省させられて、改めて面打ちを稽古しなおしてみました。

すると、驚くほど色んな事に気が付きました。一番痛感したのは、「自分の弱さ」でした。面を打ち合うと、「先に相手を打ちたい、打たれたくない」という弱い気持ち、邪念が出てきます。瞬間的な事、反射的な事なので隠せないんですね。そして気持ち同様、面打ちが曲がるのです。体に力が入り右手に力が入って、曲がる。それは今でも、直りません。弱い心が直ってない、邪念を捨てきれないからです。そして結論、自分がどれくらいどのように「ヘタ」なのかが、やっと分かった気がしました。すると剣道がさらに面白く、魅力的な事に感じるようになりました。

そして、剣道への価値観も変わりました。コロナ禍で試合から遠ざかったこともあるでしょうが、試合に勝ちたいより、強い剣道が出来るようになりたいと思いました。それは即ちまずは、強い心を持つことです。

相手の動作や気勢に負けず「打って来い!こちらの面はこうだ!」と強い気持ちを保ったまま、最後まで打ち切る。出来なくても先に打たれても、自分の気持ちに負けずに打ち切る。これがまず大事だと思っています。気持ちが曲がらなければ太刀筋も曲がらないし、腰の入った打ちが出来ると思うからです。

そこに打つ形や姿勢、技を乗せるように稽古します。そしてそれら「気剣体」が一致した、強い打ちが、いつか、出来るようになりたいと、思っては、います。まぁホントに最初の一歩でコケて、足掻きまくっている所ですが

そういえば以前やままさ先生に、「綺麗に打たれる事も大事だ」というようなことを教えて頂きました。これもすごく心に残っていて、こちらが綺麗な打ちを出せていると、相手の返し技なども綺麗に決まる。その通りだなぁと思って、これも普段の稽古で意識しています。相手の返し胴などを、変に体ひねって避けたりせずにバッチーン!ともらってみる。それが最近本当に見事に頂くと、ちょっと「おほーー♪」と思えるようになってきました。ああー、でもやっぱり面はずっぱり貰うと悔しいなぁ、まだまだですねぇ

でも、自分の弱さを痛感出来た事はとても痛快ですし、それを克服しようと挑戦している事はとても楽しいと感じています。いつの日か自分の弱さを克服できるのか出来ないのか、とても楽しみにまた、稽古を続けたいと思います。

ぜひ私たちと一緒に、気持ち良い汗をかいてみませんか!

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