江少剣ブログ

東京都江東区にある剣友会「江少剣」の活動内容や連絡事項などを掲載します。

55歳一刀貫の剣道挑戦記~二百十三本目!

2023年11月12日 | 一刀貫の剣究室

ちょっと前まで「夏日」なんて言ってたのに、昨日今日は12月中旬の寒さとか。一体この11月はどうなってるんでしょうね、体調など崩されないように気を付けてくださいね。おはようございます、一刀貫です!

昨夜も大人も子供もたくさん集まっての稽古でした。私の最近のテーマは、まずは姿勢を崩さない事。私のとりえは背が高い事くらいなので、なるべく頭を高い位置に保って上から打っていくイメージにしたいのです。元に立って子供たちの基本打ちを受けてるうちに気が付いたのですが、体が前に流れる子は左足が残ってしまってるなと。考えてみれば左足が残ってしまえば、どうあっても体は前傾してしまいます。改めて意識してみると、左足がとてもおろそかになっていた事に気づきました。そこで基本打ちの際に色々と試行錯誤してみたところ、左足を意識して引き付ける事が出来ると、不思議と打ちと声が合ってきました。左足ひきつけと打ちと発声が、同時に出来る感覚です。もしやもしやこれが心技体の一致、という事なのでは。体も前傾しませんし、何とも気持ちが良い。ただ基本打ちで相当意識しないと出来ないので、地稽古などでは再現できません。引き続き意識してみたいと思います。

それと最近「間」が取れません。大きい面を打つ事を意識しているのですが、間を詰めすぎて打つので面打ちが深すぎてしまい、「それは面ではなく頭です」と先日先生から注意を受けました。またお相手に打たされているとやはり打ちが遅れてしまい、深すぎたり全然当たらなかったりとなってしまいます。機と間を捉えて大きな面を当てるにはどうしたら良いのか。これはもう「強い攻め」しかないと思いました。攻めて攻めて、なるべく遠間で相手を誘って先に機を捉えて相手に乗っていく事。いやー、難しいです。けどとても興味深い世界です。

昨夜の稽古で先生に稽古をつけて頂くと、大きい面を打つ危なさにも気が付きました。先生には毎度完全に打たされてしまうのですが、そうすると何度も出小手を頂戴しました。お相手の立場になってみれば、そりゃそうだよなと気が付きます。攻めた相手が大きく手元を上げるのですから、出小手も当てやすい。となれば、誘われてはダメという事です。あくまで攻め勝たないと。

一打一打、自分の「心の負け具合」が分かるようにもなった気がします。「打たれたくない、打ちたい」と心が負ければ負けるほど、打ちがおかしくなります。崩れ切ると、最後は右手打ちになってひどく曲がります。「あー…やってしまった…」と気持ちが切れると、それも見透かされてさらにぼかすかとまた打たれたり。うーん、いわゆる「捨てる」という事だと思うのですが、捨て切るまでは出来ないまでも、どこまで捨てられるようになるのか、自分との戦いですね。やはり興味深いです。

稽古不足で頭でっかちになっている気もしますが、これらが「精進」なのか「迷い」なのかもまだ分かりません。でもそれらもひっくるめて道なのかなと捉えて、信じて楽しんで歩んでまいりたいと思います。

ぜひ私たちと一緒に、気持ち良い汗をかいてみませんか!

色々なご質問や、体験入会の御申し込みなど、お気軽にお問い合わせ下さい!
click! 江少剣HPトップへ!
*:.。..。.:*・゜・*:.。..。.:*:.。..。.:*・゜・*:.。..。.:*・゜・*
江東区 で40周年の歴史ある 剣道・剣友会
江少剣 剣士募集!!
koshoken@yahoo.co.jp まで!

LINEからも!
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする