江少剣ブログ

東京都江東区にある剣友会「江少剣」の活動内容や連絡事項などを掲載します。

52歳一刀貫の剣道挑戦記~百四十四本目!

2020年09月26日 | 一刀貫の剣究室
すっかり秋らしくなりましたね、今年は例年より涼しくなるのが早かったですかねぇ、一刀貫です。さて前回、久々の稽古であまりにグダグダな状態でしばし落ち込んだワタクシ。やままさ先生に改めて、稽古のお願いを致しました。稽古っていうか、基本のナニガシを見直さないと、という事で。果たしてお忙しい中やままさ先生に付き合って頂くことになり、またご同僚の六段I先生にもご参加頂きました。(画像は以前の稽古から。ていうかワタクシほんとに袴短いな
 
I先生は何せ姿勢が美しい。猫背の私はもう、小さくなっておりました(実際はデカいけど。普段立っている姿も、背筋がピっとしてるんですよね。そしてまぁお優しくて腰が低く、丁寧に教えてくださいました。まぁもう人間からして違うわなぁ、と痛感した次第。
 
細かい事を確認して頂きながら、基本打ちから応じ技、地稽古を数回お願いしました。短い稽古中でしたが鋭く観察いただき、ご指摘頂いたことは「やはり」と思うような事ばかりでした。まずは気持ちが「打つ」事に行き過ぎていると。竹刀で「打つ」事より体をバン!と出すことを考えてはどうでしょうとご指摘頂きました。つまり、足と腰ですよね。改めて、剣道は足なんだと思わされました。構えた時の足の在り方、なども細かくご指導いただきました。
あと攻めが出来てない、雑。攻めているようだけれど、実は攻められていたりする。機を掴めていない。ヘンな所で打ったり、なんでそこで打たなかったか、止めてしまったか。そして私的にちょっとショックだったのは、「相手の中心が取れていない」とは稽古中良く言われるのですが。
 
「一刀貫さん、構えた時点で真ん中空いてますよ」
「え・・・」
「右に開いてるので、私このまま面打てちゃいます」
「えええ・・・
 
ほ、ほんとだ・・・剣先がわずかに右に開く傾向にあるかも。「相手の中心を取る」どころか、ハナから「自分の真ん中大オープン」だったわけですか(泣笑。やっぱりこれ、右手の使い方がダメなんでしょうね…。
 
うーん、やはりまだまだ基本の部分をしっかり直さないとダメですね。まずは形より精神面かなと思います。打ちたい打たれたくない、という気持ちを抑えて構えを崩さずに姿勢を保って足で打つ剣道を心がけないと。やままさ先生、I先生、非常に良い稽古をつけて頂きましたありがとうございました!!
 
…まぁヘタクソってのはのびしろがいっぱい、むしろのびしろしかない!と信じてまた稽古を続けたいと思います!苦笑

明かるく楽しく元気よく!

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52歳一刀貫の剣道挑戦記~百四十三本目!

2020年09月19日 | 一刀貫の剣究室
と、いう事で先週久々、7か月ぶりくらいの稽古に臨みました。やままさ先生にK澤先生、若手のN島君の4人。偶数…。もちろん感染対策としてマスクをしてシールドも付けました。
 
稽古をお休みしている間、ああでもないこうでもないと色々考えてはいました。竹刀の握りから振り上げ方、打突。すり足、姿勢などなど。結論、イチからやり直そうという事でした(ガックシ。実はわたくし1年後には、四段の受審資格を得る事が出来ます。しかし動画などで四段審査の模様など見ていると、「こりゃアカンw」という言葉しか出てきません。今のままでは恥ずかしくて、とても受審なんぞ出来ません。さぁあて1年で、せめて受審してもいいかな?くらいまでは持っていかないと。
 
ということで、今回の久々の稽古では基本からもう一度始める気持ちで始めました。イメージトレーニングは十分!
 
 
 さあぁて!・・・行って見よ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
キッツイ!!!
 
いやもう、基本がどうのの何のと考えてる余裕ほぼなしw。やはりマスクとシールド付けての稽古はキツいですねえ…。稽古始めたばかりの、あの頃を少し思い出しました 笑。キツくなるともうグダグダになって、考えた稽古が出来なくなってしまいました。気を使って頂いて、こまめに面を外させて頂きましたが、それでもキツい。面を外した時の、まぁ空気のおいしい事 笑。
 
ぜぇはぁぜえはあ・・・・もう何時間やって・・・え?40分?ウッソ・・・
 
1時間ほどの稽古、申し訳ない事に私的にはグダグダな内容になりましたが、それでも得るものが二つありました。
 
一つは、たった一度だけですが、イメージしていた「左手で振り上げて打つ」というのが出来た事。左手で竹刀を上げて行って、最後に右手で振る。今まではどうしても右手で持ち上げて、右手で振るという二拍子になっていましたので。「1拍子の打突」にはこれが出来ないと、と思っていました。これが一度だけ出来た気がしました。「あ、できた」って、稽古中声を出してしまいました 笑。
 
もう一つは、ひっさびさの稽古でしたがものすごく汗をかいて気持ち良かったことです。「ああ、これだわーー」と思い出しました。稽古終わった後の体の軽さと、道着の重さよ 笑。定期的に剣道やってフラフラになって大汗かくというのは、私的に人生の大切なルーチンのようです。それを思い出すことが出来ました。
 
さていよいよわが江少剣も10月から稽古再開!!やっと涼しくなりましたし、ケガや感染にはくれぐれも気を付けて、明るく楽しく元気よく!!稽古頑張りましょうーー!!

(…と、言いながら私は出張で東京にいませんごめんなさい!)

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52歳一刀貫の剣道挑戦記~百四十二本目!

2020年09月12日 | 一刀貫の剣究室

山ごもりなどしておりご無沙汰致しました、おはようございます一刀貫です!さて我らが江少剣の四次元ポケット、やままさ先生が感染防止具を付けて稽古を再開されたとの事なので、今回はその時の状況などをインタビュー形式でお届けしたいと思います。では、早速どうぞ!

一刀貫「やままさ先生ご無沙汰しております。子供たちの稽古も徐々に解除になってはきておりますが、まだ元通りとは中々行かない日々です。さて早速ですが、今回、面マスクなどを付けての稽古をされたとの事でしたが、先生はいつ以来の稽古になりますか?」

やままさ「一刀貫さんと2019年末に稽古納めさせていただいて以来なので、8ヶ月ぶりに稽古しました。肩を痛めていた時期があり、その後コロナ禍の影響で稽古が軒並み中止になって、今に至るって感じです。大人の稽古が解禁された時に再開しようかと思ったのですが、感染抑止を意識してずっと二の足を踏んでいました。ズボンのボタンがひとつ変わり始めたので、いよいよ切羽詰まって稽古を始めました」

一刀貫「久しぶりの稽古にあたって、準備などで気を付けたことはありますか?」

やままさ「まずは感染抑止のためにしっかり対応しました。朝から検温もしたし、道場に入る前にアルコール消毒もうがいもやりました。怪我しないようにみっちりストレッチもやりました。ストレッチだけでお腹いっぱいになっちゃって、稽古やめようかなぁと思っちゃいました。久しぶりだったので、道着袴防具の装着もちゃんと前日に頭の中でシミュレーションしてのぞみましたよ。しかし、久しぶりだったので一刀貫さんみたいに袴が短くなっちゃいました」

一刀貫「あはははは、うるちゃい!!…感染防止には、どんな装具を準備されましたか?つけるのは簡単でしたか?費用はどれくらいかかりましたでしょうか」

やままさ「マスクとマウスガードとアイガードです。マスクが800円くらい?マウスガードとアイガードがそれぞれ500円くらいだったかなぁと思います。簡単にできるだろうと思ってましたが、なかなか苦労しました。面がねの裏の赤い塗装がはげちゃったし、なんか力技でやってたら指先を切っちゃいました」

一刀貫「それはただ不器用な…ゲフンゲフン。メンバーはどんな感じですか?」

やままさ「いつも自主練の時に付き合ってくれてる剣道仲間です。あんまり多くなると密になっちゃうので、4人でスポーツセンターの個人利用枠でやりました。残念ながら偶数、つまり休みなし。他の三人は全員30代、ばりばり実業団の試合とかにレギュラーメンバーで出てるような人達です」

一刀貫「いいですねえぇ、やままさ先生の疲労困憊具合を想像しただけでぞくぞくしますw。稽古時間と内容を教えてください」

やままさ「本当はじーーーっくりストレッチをやって、軽〜く素振りや足捌きをやって、ちょっと思い出すくらいに剣道形をやって、防具をつけて軽〜く基本打ちをやって、軽〜く地稽古をやって、なんて思ってましたが。まず道場に入ったら、いつも遅れてくるくらいのメンバーが既に胴まで着けてて驚きでした。みんな稽古したかったんでしょうね。その勢いのまま各自ストレッチ(つまり適当。おいおい怪我するぞ)からの、上下素振りと跳躍素振り(私52歳になったばかりだし8ヶ月竹刀振ってなかったのよ)からの、面つけて基本打ち(ま、少しは間をとってくれましたが)で、ちょっと休んで地稽古(これは3分×3人で済みました)の1時間。つらい。痛い。苦しい。泣いちゃう。あ、整えるために剣道形は通しで1回だけやりました」

一刀貫「感染防止具を付けてのその内容だと、稽古中息苦しさはどうでしたか?」

やままさ「出来るだけ鼻で呼吸するようにしてましたが(飛沫感染なので口開けてはぁはぁしないほうが良いかなぁと)かなり息苦しいですね。スローペースだったのでなんとかもった感じです。あと、冷房完備の快適道場だったので、若干ましだったような気がします。地稽古は、3分ってこんなに長かったっけと思いました。もともと私はあんまり動かないハシビロコウタイプですが、集中すると息も乱れるし、ウルトラマンの苦労がわかりました。集中すると息するの忘れてる時もあるみたいで、そのあとの呼吸で整えてるみたいなのですが、この装備だと整えようにも整わないです。ずっと少しずつ呼吸をして乱れないことの鍛錬にはなるとおもいました」

一刀貫「分かりやすいような全然分からんようなコメントありがとうございます。視界はどうったでしょう?曇ったり、視界が歪んだりなど。稽古に支障はありましたか?」

やままさ「すごく曇りますね。あえて曇り止めを塗らずにやってみましたが、ほとんど見えない感じです。そして視界が狭くなります。正座から竹刀を持って立とうとしても、下の方の視界が悪くて、正直竹刀がよく見えませんでした。こうなると構えても、大きく相手をとらえるよりは、剣先だけに目線がいっちゃいがちかもしれません。夜にコンビニから外に出た時のメガネの曇りよりはましですが、曇り止めは塗った方が良いです。冷房完備の乾燥してるところですらそうですから、体育館だともう…」

一刀貫「なるほど、コンビニから出てきたメガネ君て確かにメガネ真っ白ですね(プププw)。さて最後に、稽古あと体の状態はいかがでしたか?」

やままさ「久しぶりだったので以前稽古で切った事のある左足のアキレス腱を警戒してたのですが、最初の踏み込みで右足首にちょっと違和感が。そのあとは基本すり足で打ち込みして踏み込みをやめました。張り切って足を上げすぎたわけでも成長痛でもないと思うので、そもそも「慣れ」で痛みを感じてなかっただけで、これくらい負担のかかるものだと改めて思いました。ん?太ったから負担が大きくなった?んなわけないでしょう。また、面を打たれるのもこんなに痛かったっけ?って思いました。ん?髪が薄くなった?んなわけないでしょう。筋肉痛は言わずもがなです。ももの表の筋肉痛は驚きました。膝より下の運動量が多いような気がしますが、言われてみればかかり稽古とかで一番先にへたるのはももですね。走り込みと股割り素振りとかの重要性を感じました。アミノ酸、アルギニン、タンパク質、BCAA摂取しまくりで、翌日夜には回復しました!」

一刀貫「久々のハゲしい稽古にハゲまれたのですね、さすがです。ドラえもんのジョギングって想像つきませんね、ぜひ頑張ってください」

やままさ「稽古は気持ちいいですね。ほんと久しぶりだったので、面を外して黙想して座礼した時の爽快感たるや。身体を整えて、頭に身体がついていくように稽古したいと思います」

一刀貫「果たしてドラえもんが股割り出来るのか…おっと!やままさ先生ありがとうございました!」

何等か皆様の、withコロナ時代の稽古にお役立ち頂けたなら幸いです!!

さーーーーて、一刀貫も本日からぼちぼち始動致します。ではやままさ先生、自主練習お願いしまーーーす!

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