雪の女王 第15話

■第15話　テウンの願い

今回は、ストーリーの展開が簡単に予測できる感じだったので、正直退屈でした・・・

バスの中で具合が悪くなったボラでしたが、「疲れてたみたい。眠くなっちゃった・・・」と強がりました。バス停からの帰り道、ボラはドックにおんぶしてもらいましたボラが薬をちゃんと飲んでいるか？心配するテウン・・・

その頃、ゴヌ先生はボラの検査結果待ちでソワソワしていました。既に自覚症状が出てきたボラ、ゴヌは「末期がんで間違いないだろう」と確信していました。同僚のお医者さんの言葉「がんってヤツはさ、そっと近づいてある日突然バッタリ・・・」ボラの症状、その通りなんですよね・・・

ボクシングジムでは、年末の大掃除をしていました。「たいしてキレイにならんとに、何で大掃除ばするっとですか？寒いとばい。」と愚痴を言うドンピル先輩。「お前の顔だって洗ってもきれいにならんが、洗うだろ？」とジムの会長に言われちゃいました
でも、ジャージャー麺をおごってもらえると聞いて、やる気になっていましたね♪

その頃、ドックは眠っていました・・・ボラが起こしても全然起きてくれません。ひょっとして、病気？と心配したら、起きました。そして、ボラを抱きしめましたオイオイ・・・

ボクシンググローブを並べるボラ、「配列が肝心なのよ・・・」だって。「配列」って言葉、数学と関係あるのでは？

大掃除の後、ボラとドックは仲間たちの配慮で2人っきりになりました～
ボラが素数について話し始めました。素数とは、1とその数でしか割り切れない数のこと。ドック曰く、「誇り高くて、寂しい数」なんだってさ。でも、「素数には、1がいるから寂しくないと思うの。自分を理解してくれる人がひとりでもいるんだから、それでいいじゃない。寂しくないじゃない。私にとっての唯一の約数はあなただから」とボラ。ボラもなかなか頭いいじゃん

ボラの検査結果が出ました。
ちょうどその時、道端で倒れたボラは自分の体の異変を感じて、病院へゴヌを訪ねて行きました。ゴヌは、ボラに「悪性胸腺腫」という病名を告げ、一刻も早く治療するように言いました。

ボラと会ったドックは「無事に帰ってきてくれて良かった・・・」と言ってボラを抱きしめました。ドックは、ボラが「不安なの・・・」とすがってきたことから、ボラのことを心配していたようです。
「最近すっごく幸せだけど、いつかその幸せを失くすんじゃないか？と不安なんだ」と言うドック。それを聞いたボラ、病気のことを考えるとドックに申し訳ないと思うのでした。

ボラは、「私、死にたくない！彼のためにも死ねないの。やっと掴んだ幸せを失わせたくないの。ゴヌさん、私を助けて。お願い・・・」とゴヌに泣きつきました

ボラは、家に戻る決心をして父のもとへ。「家出中の娘とは話したくない。」と冷たく接する父親に対し、ボラはドックと別れたことを打ち明けました。驚いたボラ父が理由を尋ねると、ボラは「パパ、私の面倒を看て！パパには迷惑かけるけど、今はパパしかいないの。パパの娘だもの、甘えてもいいでしょ？」と号泣しながら父にすがりました。
そして、ボラはゴヌに電話して病気のことはドックには話さない意志を語りました。ジョンギュのことで8年も苦しみ、勉強を始めてやっと進むべき道を見つけたばかりのドックを苦しめたくないというボラの気遣いなんですね。
ボラは、結婚して平凡な家庭を築きたいというドックの夢を思い出していました。

スンリに料理を習うボラ。「まるで余命宣告受けたみたいに、慣れないことしちゃって！」と冗談を言うスンリに、「スンリにドックのことをよろしくって言われて、尽くしてみようと思っただけよ。」とかわすボラ。でも、スンリの冗談は、ボラにはちょっとキツかったようですね・・・
ボラの初めての手料理、ドックは感動したようです。日記に記して、おじいさんになってから思い出すんだってそんなテウンの言葉にボラもじーんときちゃったようです

大掃除の時、ボラが言っていた「配列」と言う言葉を思い出したドックは何か閃いた様子リングの上にいきなり数式を書き始めました！そして、ついにあの難題の答えを見つけたようですリングの上は数式でいっぱい
答えは出たものの、「これを審査できるかなぁ？整数論の研究者は、エルゴード理論を知らない。エルゴードの研究者は整数論を知らない。誰が審査するんじゃ？」とチョン教授

「難題を解けたら願いを叶えてあげる」と言っていたボラ。ドックは、「願い事、聞いてくれよ」と指輪を差し出すドック。「今すぐ結婚しようと言う意味じゃないんだけど、俺がもう少し落ち着いて、お父さんに許しをもらってから、結婚しよう」とプロポーズしました。ドックが叶えたい願いは、ボラとの結婚だったんですね～。
ところが、ボラは「正気なの？結婚ですって？イヤ！誰とも結婚しない。特に、あなたとはね！」と怒ったフリをしてドックの前から去って行きました。そして、スンリの部屋を出て、実家へ帰る準備をしました。そこにやって来たドックが「納得できる理由がなければ、行かせない！」と言うと、ボラは「私、こんな生活辛いの。アルバイトなんてうんざりなの。狭い部屋もうんざりだし、あなたに会いにジムへ行くのももう面倒！私には、こんな生活無理なのよ！」とまた精一杯に嘘をついて去っていこうとします。「お前を諦めたくない！」と必死に止めるドックでしたが、ボラは去って行きました・・・

ドックのプロポーズを聞くボラ、本当に幸せそうだったのに・・・精一杯嘘を言って強がるボラが本当に痛々しいです。

ボラは治療のため、病院に入院することにしました。「何が何でも助けてくれ！」とゴヌにお願いするボラ父。そんな時、ボラのポケベルが鳴りました。早速、メッセージを聞くボラ。
「ボラ、ボラ～、キム・ボラ、行くな！お願いだ！行かないでくれ！行かないでくれ！」
ドックのメッセージを聞いたボラは、ドックに会いに行こうと病室を抜け出そうとします。そして、走り出したボラは病院の中で倒れてしまい、こん睡状態にボラは、ドックがラップランドで泣いている夢を見ていました。その夢の意味は？

病院に駆けつけたドック。ドックは、ボラが癌だと知ってしまったようです。ボラに会いたくて必死に名前を呼び続けるドック、でもボラは集中治療室にいるため、面会謝絶・・・そして第15話終了です。

次回はいよいよ最終回。ボラは助かるんでしょうか？