チャジョンゴに乗って

韓国ドラマ視聴日記。

ベートーベン・ウィルス 第9話

2010-06-15 20:03:41 | 韓国ドラマ ハ行
■第9話 不惑の人

カンマエのやり方に不満を爆発させた団員たちが次々と退団してしまい、
カンマエは謝罪を要求されてしまうのですが、全く謝る気はないようです・・・
「無理に第九をやらなくても良いのでは?」
と心配するヒョックォンでしたが、
カンマエは、必死に"第九"の練習をしていたヒヨン、イドゥン、ヨンギたち
プロジェクト・オーケストラのメンバーたちと一緒に公演を行なうために
"第九"にこだわっていることを打ち明けました
そんなカンマエの想いを知ったヒョックォンは、
何とか"第九"の公演を実現できるよう、努力することを約束するのでした

カンマエについての記事が掲載されている雑誌を買ったルミ。
カンマエの前で読んで見せるのですが・・・
"過去に、カンマエは1つのオーケストラに半年以上いたことがない"
ということなど、カンマエを批判する内容でした

ルミが市響を退団していったメンバーと連絡をとろうとしたことを知った
カンマエは激怒し、
「私にとってトゥ・ルミとは、耳が悪く、実力のない面倒な団員だ。
それ以上でも、以下でもない!そして、私の弟子の恋人だ!
あちこち手を出すのは止めろ!浅はかだ!」と言い放つのでした
「軽率な行動をしてしまい、すみませんでした・・・
ただ、私は先生の力になりたかったんです」と涙ながらに話すルミなんですけど、
「その力をカン・ゴヌのために使ってやれ!」とカンマエ。
ルミとゴヌの関係が気になって、苛立ちを感じているようですね・・・

市響を退団した団員がヒヨンとヨンギを伴い、
カンマエに謝罪を要求したのですが、
カンマエは、ヒヨンとヨンギ2人を残し、話をすることにしました。
"フンの塊"、"注意する価値のない男"とカンマエに罵倒された2人。
カンマエの性格に問題のあることを指摘し、謝罪を要求するのでした・・・

ヒヨンとヨンギの前では冷静を装っていたカンマエでしたが、
性格に問題があると指摘されたことにショックを受けたようで、
ゴヌに「次の公演で指揮をしてみないか?引退の準備だ」と話すのでした・・・

市響の団員たちに加え、ヒヨンやヨンギにも非難されたカンマエが
落ち込んでいるのでは?と心配するルミは、
カンマエを呼び出し、励まそうとします。
カンマエを笑わせようと、7枚のビスケットを一気に食べようと
大口を開けたルミ。その様子を見たカンマエは、大爆笑するのでした~
そして、「みんなが望むなら仕方ない。私が指揮者だ。聞いてやろう。
短くビシッと謝るだけだ!簡単だ」とカンマエ。
それを聞いたルミは号泣
自分のために泣いてくれるルミに、カンマエは嬉しさ半分、戸惑い半分なのでした・・・

市響の練習の日。
カンマエは団員たちの前で謝罪文を読みました。
「人としてこの機会に生まれ変わり、心から謝罪・・・」
と言うのですが、ドアの外にルミの姿を見つけると、
「こんなことできません!」と言ってしまうのでした
本心ではないから、謝罪なんてできない!とカンマエ。
実力以外のことで団員たちに厳しいことを言った覚えはなく、
自分には落ち度がないこと主張すると、
「先生の言い方に問題がある!」と団員が指摘しました。
それでも、「私のこの言い方は、生まれつきなので直せません!
だから、家族からも嫌われています。仕方ありません。」とカンマエ
その代わり、時間外手当ておよび演奏料は期日にしっかり支払うこと、
1つ1つの音すべてを保証すること、スケジュール通りに公演を行なうこと、
団員たちに恥をかかせないこと・・・などを約束し、
「この大変な世の中で、私たちの音楽が人々の小さな慰めになることを目指します!
これが、私が市響をやる究極の目標であり、夢なんです。
みなさんもこの夢を共に見ていただけたら幸いです・・・」と言うのでした

カンマエの言葉、団員たちの心に響いたようです
そして、ルミを見かけたカンマエは「これでいいか?もう泣くな」と言うのでした。

その夜、ゴヌはルミに電話をかけるのですが
ルミは、電話に出るどころか電池を外してしまいました
その頃、ルミはカンマエのことで頭がいっぱいでした
「あんた どうするのよ?これはマズイよ、ルミ・・・

ソクラン市立 交響楽団 創立記念演奏会の日。
大雨のため多くの人が被災し、公演会場も避難所となっていました。
「公演を延期しては?」と市長は提案するのですが、
カンマエはそれを聞き入れず、そのまま会場へ向かうのでした・・・

書類にサインをもらおうと、カンマエの控え室へ行ったルミ。
「最近見なかったな。他の男とでも遊んでいたのか?
ゴヌを大事にしろ。掘り出しもんだぞ!」と皮肉を言うカンマエに
「あの・・・先生、私 ゴヌが好きみたいです!」とルミ。
カンマエは、当然 若いゴヌのことを言っているのだと思って
「恋人なのに、今さら何だ?」と言うのですが・・・
「もう1人のゴヌのことです!
若くて可愛くて優しくてカッコイイ ゴヌの方じゃなくて、
年をとっていて意地悪でワガママでひねくれた憎たらしいゴヌです!」とルミ。

そこにやって来たゴヌ
カンマエは、ゴヌと2人でルミの前に立ち、
「もう一度言ってみろ!誰のことだと?」とルミを問い詰めるのでした

そんなところで、第10話終了です
2人のカン・ゴヌのあいだで揺れるルミ。
カンマエの方に傾きつつあるようですが・・・どうなるんでしょう

メモ
第9話のサブタイトル"不惑の人"
"不惑とは"
"十五にして学に志す。三十にして立つ。四十にして 惑わず。五十にして天命を知る。"
(15歳で学問を志し、30歳で独り立ちし、40歳になれば心の迷いもなくなり、
50歳で天に与えられて使命を知る・・・)
と孔子の『論語』に書かれていることから、不惑=40歳のことだそうです。
ドラマを観ることで、時々 勉強になるな~と思うこともあります

カンマエ、40歳なのね・・・


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