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私の貯金歴史 貯金の動機は結婚資金 参考用

2023-02-09 10:11:57 | 日記
私の貯金歴史の、今日は動機編です。

なぜあなたは貯金をしていますか?
教育資金、マイホーム、老後資金など多種多様だと思います。
でも、今一番多いのは、将来が不安だから、何となくと言う人が多いようです。
確かに将来が見通しが立ちませんから、
そう思うのは仕方がありません。
実際、わが子には、新入社員のころならともかく、
借金がないなら、年収の3割は貯めれるようにしなさいとは、
話していますね。

私が結婚適齢期だった1990年代は、
ほとんどの国民と言っても過言でないぐらい、
結婚する国民=結婚式を挙げ披露宴をすると言う時代でした。
今では考えられませんが、それが当たり前かのように浸透していました。
我が家は、結婚資金もマイホーム援助もしないと公言していたので、
自分で貯めていくしかありません。
今では信じられないかもしれませんが、
あの当時結婚雑誌記載の平均結婚費用は、600万円でした。
今なら、えーっと叫びそうな金額です。
ムンクの叫びをしそうなこの金額。
これは、時代的にも派手婚が主流だったこともありますし、
※実際名古屋の結婚など派手婚代表の植木等さん出演のドラマもあった
 また、芸能人の披露宴中継もあった時代
結婚時には、婚礼家具を買い、着もしない着物を和ダンスに入れ、
近所に婚礼家具やタンスに入れた着物のお披露目があるので、
そのために家具や着物はそれなりのものを用意しなくてはなりません。
家電も、あの当時見積をしたら、100万円だった記憶があります。
マイホーム資金、新婚旅行も、ハワイぐらいは大抵の人が行っていました。
注 私の勤務する会社の話
全国平均が600万円ですが、北海道は会員制の披露宴が一般的でしたので、
恐らく、地域差はかなりあったと思います。

結婚費用の平均600万円。
半分の300万円を貯めて行こう。
これが私の貯金の動機でした。

先程の家電・婚礼家具・衣装ですが、私の住んでいる地域は、
近所や親せきにお披露目をするのが一般的な地域でした。
また、当日、花嫁さんが嫁ぎ先でお茶を飲んでから、
タクシーに乗って、披露宴会場に行くのですが、
タクシーまで仲人さんの手を引かれ、ちょっとした距離を歩きます。
歩くのは、花嫁さんですが、タクシーには、
家族・親戚一同が式場に乗っていくので、かなりの出費となります。
また、これまた地域によると思いますが、
餅を屋根から投げたり、紅白まんじゅうをふるまう、
私の住んでいる地域は、婚礼せんべいを、
近所の方に配る風習がありました。
また、披露宴が終われば、親戚一同がそれぞれの実家で、
飲み食いを本人たち抜きでします。
実際いくら掛かったかは知りませんが、
親には20万円渡しました。
両家で40万円ですね。

また、結婚式は心づけと言って、とにかくやたらとご祝儀を
配った記憶があります。
嫁ぎ先のお茶出しの女性、タクシー運転手、式場の職員、
着付けをしてくれた美容師さん、衣装会社、花屋さん、
受付をしてくれた友人(二次会も含む)、
ひとり5000円を20万円分用意した記憶があります。
また、仲人さんは、10万円包んでくださいましたが、
地域に習い半返しで半分お返しをし、なおかつ謝礼もします。
合計で20万円お支払いをしました。
だからこそ、仲人は商売として成り立つ時代でもありました。
とにかく、昔の結婚と言うのは、お金がかかるものでした。

で、実際600万円かかったのか?
私は結納なしにし、式場もキリスト教式でしたい、
と言う希望でしたので、会社の組合員なら5%引きの、
国民宿舎でしました。
国民宿舎と言えど、あの当時は小ぎれいな結婚式場でした。
ですから、私の勤務していた会社の従業員は、
ほぼそこで結婚式を挙げていました。
結婚式は、ご祝儀を包んでくださるので、
私たちは手出しはしませんでした。
衣装代は、全部で70万円。
たった3時間に70万円を、何の躊躇もなく支払う時代でした…
この時点で、結婚式関連までは、150万円。

家具・電化製品に100万円。
生活用品で30万円。
あの当時、ベスト電器に、
パートナーの従姉が結構上の地位で働いていたので、
かなり安くしてもらったことが大きいです。
これは、離婚した時に、持って行くことが出来るように、
親友のアドバイスで私が出しました。
新婚旅行は、ヨーロッパに約1週間行きましたが、
全部で70万円ぐらいでした。
全国平均は、100万円ちょっとだったので、安く済んでいます。
子どものころからずっと行きたかった国なので、
無理をしましたが、行きました。
これは、パートナーが出しました。
結婚時、中古の家を買ったので、頭金100万円は私が出し、
ローンは、パートナーが払いました。
諸費用や引っ越しで50万円ぐらい使いました。
引っ越しは友人5人がほぼしてくれました。
ですから、飲食とご祝儀程度しか渡していません。
大学時代引っ越しセンターに勤務していた友人が、
かなり手際よくしてくれました。
全部で500万円と言ったところでしょうか。

なーんだ、600万円なんてでたらめじゃん。
いえいえ、友人は、シティホテルやニューオータニでしているので、
基本料金設定も高く、100人招待で、300万円近く支払っています。
まあ、その代わり、その日は無料で泊まれたり、
1年後記念日ディナー招待などの特典があったそうです。
私は70人招待で、140万円の支払いでした。
しかも、こちらは、ご祝儀で、ほぼトントン。
恐らく、かなりの手出しがあったことでしょう。

私は、マイホームを結婚と同時に購入したので、
若干高めですが、賃貸ならもっと抑えられたことでしょう。
ただ、こうして計算してみると、
結婚するって、かなりお金が掛かるなあと言うこと。
恐らく家族だけでなく、親戚・友人も招くことで、
責任感も増し、そう簡単には離婚できない状況(?)
になっていたのかもしれません。

ただ、貯金をして、自分が出したので、
「ああしたい、こうしたい」
と言う意見は通りやすかったのだと思います。
実際、結婚式って、打ち合わせが多く、
働きながらと言うのは大変でした。
我が家は家も買ったので、不動産屋や銀行とのやり取りもあり、
かなり疲労困憊でした。

今考えれば、披露宴なんて時間とお金の無駄だと思いますが、
わが子が小さいとき、結婚式の写真を見て、
「お母さん、きれい」
と言われたことは嬉しかったです。

また、この一時目標がなければ、恐らく貯金に弾みはつかなかったのだと思います。
実際パートナーは出逢ったとき、100万円しか貯金がなく、
本人は、この金額に満足していました。
結婚式はご祝儀で出来ると言われ、
結婚費用がそんなに掛かると思っていませんでした。
ですから、私が、あなたが350万円貯めるまで式は挙げないと決め、
プロポーズからさらに2年かかっています。
この辺りから、パートナーも貯めることの重要性を感じたのだと思います。
ちなみに、この時点で、私は1300万円貯金していました。
ですから、すべて支払っても、1000万円以上20代夫婦は持っていたのです。

きっかけはともかく、「貯める」意識改革を、
自分もパートナーもしていく。
それは成功だったと思いますね。














2 コメント

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驚愕・・・ (ひゅう)
2023-02-09 13:59:39
記事の最後まで読んでいき、
最後の貯金額を見てわが目を疑いました。
凄すぎる・・・
本当によく貯めましたね
お金を使うこともしっかり行ってるし、
うーーん すばらしい
脱帽です。←もう今言わないですね
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Unknown (管理人)
2023-02-09 14:31:21
どうもコメントありがとうございます。
あの頃は、結婚資金と言う目標があったので、ほとんど遊ばなかったことも大きいと思います。
また、これから生まれてくる子どもの教育資金を用意してやりたい。
そういう気持ちから始めましたね。
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