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若者の車離れに関連 車を維持するか否か? 私の維持費 感想 参考用

2022-11-29 09:19:56 | 日記
もう10年近く前から、若者の車離れが話題になっています。
また、最近では、ガソリン車が減少し、電気自動車の増加で、
「通行税」がかなり話題となりましたが、結果としては、見送られました。
それに関連し、本当に車は必要なのか?
を考えてみました。

私は、自己紹介でも記載していますが、山と海に囲まれた田舎に在住です。
電車は最寄り駅まで車で約10分、バスも最寄りのバス停まで徒歩8分。
それでいて、本数は、1時間に1本あるか、ないかと言う、
かなりの田舎在住者です。
ですから、基本、高校卒業すれば、就職組はほぼ100%免許を取り、
県外に進学した人も、在学中の長期休み等を利用して免許を取ります。
これは、就職するとき、資格を増やすためが目的で、生活上必要と言うわけではない場合もあります。
この地域で免許を持っていない人は、運転が支障がある人ぐらいなのです。

ですから、老いも若きも運転をします。
今は違いますが、以前は、軽自動車保有率№1地域でした。
私も、免許を取ってから、ずっと軽自動車です。
今の車で4台目となります。

若者の車離れは、恐らく環境と維持費です。
親が車を持っていない場合、
車のない生活に違和感がない。
また、周囲も持っていなければ、必要性も感じません。
都市部で車を維持するには、毎月高額な駐車料金を払うことが、
そもそも前提となります。
大阪や東京に旅行に行くと、駐車場代が、目が飛び出るほど高い。
ですから、あたしンちやうちの3姉妹は、都内マンション住まいの自家用車があるので、
かなり高収入なご家庭と言えます。

田舎の場合、ほぼ駐車場代がかかりません。
ほぼと言うのは、例外はあります。
例えば、アパート・マンション住まいの場合、1台までは無料、2台目から毎月5千円だとか、
自宅に土地がない人は借りたり、職場が駐車料金のかかるところもあります。
また、スーパーは、一部を除くと、何時間滞在しても、無料です。
県内の施設は、駐車場無料がほとんどなので、
県外に旅行に行くと、駐車料金に驚きます。

さて、恐らく皆さんが興味があるのは、維持費。
私は、約7年前にワゴンRを買いました。
いまは、車の価格も上がったこともあり、以前は9年ぐらいで乗り換えている方も多かったのですが、
13年ぐらい乗られる方も増えてきました。
車を維持されていない方には、9年や13年は、半端な印象ですが、
これは、車検システムと関係があります。
最初の車検は3年、あとは2年ごとです。
平成6年までは、新車から10年以降経過した車は、毎年でしたが、今は、2年ごとになりました。
ですから、新車の場合、9年乗った場合、4回車検を受けて手放すと言ったイメージです。
※10年以降だと、故障部分も増え、重量に応じて、重量税が増加します。
以前パートナーが乗っていた車は、私と似たタイプでしたが、車検が11年目に通常10万円が、
18万円近く来て、びっくりした経験があります。
ですから、10年を目安に考えたほうが無難です。
また、車検は、現在、ディラー以外にもかなり増加しました。
ガソリンスタンドや車用品販売店でも出来ます。
でも、安いからお得とは限らず、長い目で見ると、ディラーのほうが丁寧に見てくれるので、
長く乗れることが多いです。

私の維持費(ワゴンR 軽自動車)  9年想定
車両価格全部込み(自賠責含む)で、140万円。
車の保険 36万円
税金 97,200円
車検・点検パック 47.2万円(大手のディラーは車検の時、次の車検前に半年ごとの点検パックを薦められることが多い)
         点検パックで、無料でワイパー交換やオイル交換・エレメント交換をしてもらえるケースもあります
タイヤ・その他購入 8万円 これは、こだわりのある人は、もっと買うので、参考程度に

計240万9200円 ※事故をして保険を使用すれば、保険料は上がりますが、今回想定なし

1年で約26万7688円。
うわあ、高いなあと思われかもしれませんが、私の会社は、交通費が出るので、
今はガソリン代が高いので、交通費も多いですが、おおざっぱに今までの平均とします。
差し引き残りが、毎月3000円ぐらいあります。
9年換算で、32万4千円。
なので、208万5200円となります。

これを、また1年ごとに計算し直すと、23万1688円になります。
ですから、私の場合、1年の維持費は、合計23万1688円です。

コロナ前、よく実母や叔母を載せて、レンタカーを借りましたが、
これが1日8時間で約1万円でした。
田舎は、車維持が前提なので、まずカーシェアリングはありません。
レンタカー会社も、ちょっとした駅前に1社のみです。
また、タクシーは、まず流しをしないため、自分で予約しなくてはなりませんし、
大雪の時、わが子が病気になり、頼みましたが、
台数が圧倒的に不足する事態になり、待ち時間は3時間待ちでした。
他にも、災害時は交通機関が運休になり、
子どもを学校に迎えに行かなくてはならない。
車社会ですと、会社は休みにはなりません。

また、駅前に住めば、車は無用かと思いましたが、
※節約雑誌は、車を手放すように奨励している
今の地域と住民税や水道料金を計算すると、
毎月1万2千円の差額が出ます。
もし、駅前に住居を構え、車がなかったとしたら、
※あくまでも同一市内計算 実家があるので、参考にしました
差額は、わずか8万7688円です。
これに、駅前の固定資産税まで考えると、
むしろ田舎に住むと、総額は車を維持してプラスとなります。

車の維持費は、確かに馬鹿にならない金額です。
特に、新車を一括支払いは、ごそっと口座からお金が消えます。
でも、田舎の場合、車はなくてはなりませんし、
家計全体で考えれば、市内で車なしよりも、
金額的にはプラスとなる場合もあります。
でも、これは、あくまでも、私の地域の話ですので、
都市部なら「無用の長物」の可能性があります。
また、軽自動車なので、維持管理が安いため、普通車なら、こうは行きません。

あくまでも、ひとつの参考として、考えていただければ、幸いです。










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