おススメの本 対岸の家事 参考用

この本は、特にこれから子育てをするカップルにおすすめの1冊です。
登場人物は、専業主婦、育休中の男性公務員、働く主婦、
70代の旦那さんをなくした母と独身の娘。

私も経験ありますが、子どもが小さい時、子育て支援に連れて行くと、決まって聞かれるのが、
育児休暇か専業主婦か。
私が子供を産んだとき、さらにその前は、本当に不況で、
働きたくても、職がありませんでした。
また、結婚と同時に退職、出産時に退職する人が多かった。
これは、職場としてこういう空気の強い時期でした。
私は結婚する報告をした時、結婚そのものに反対されました。
会社は、既婚者の女性はいらないと言われたのです。
私の働いていたメーカーは、妊娠している女性にわざと、
重いものを持たせる仕事に回す課長もいました。
一部上場企業といっても、ほんの少し前は、そんなことが当たり前でした。
育児休暇中に実際働いているのは、保育士、看護師、公務員の方がほとんどだった記憶があります。

この話は現代なので、専業主婦は、絶滅危惧種扱い。
でも、実際フルで働いて、家事、育児は、誰も協力してもらえないと、
かなり大変です。
それに子どもは、小さい時には、しょっちゅう体調を崩します。
その上、風しんなどにかかれば、かなり長期の休みとなります。
実際私も、よく休むので、職場にいずらくなったり、更新してもらえなかったりと、
かなり大変でした。
この話は、さらに専業主婦が、理屈っぽい育児休暇中の公務員と仲良くなったことで、
思いもしないことが起きます。
また、人生は計画通りにはいかないこともひしひし感じる一冊です。

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