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spin-off 80’s

そんな生き方羨ましいと笑われる内容を綴っていきます

Fahrenheit/TOTO

2017-04-05 13:13:52 | AORな世界(アルバム)
1.Till The End
2.We Can Make It Tonight
3.Without Your Love
4.Can't Stand It Any Longer
5.I'll Be Over You
6.Fahrenheit
7.Somewhere Tonight
8.Could This Be Love
9.Lea 4:31
10.Don't Stop Me Now

これを書くのは難しいのである意味避けていた盤
Palerider2012年に書いていたとおり“Till The End”が
タワーレコードの店内から流れた時の衝撃は今でもはっきり覚えています

Palerider,Jay、自分で顔を見合わせて『何?この格好良い曲!』でしたからね

Fahrenheitはジャズ、フュージョン色が最も色濃く出たアルバム
ファースト同様に曲タイトルを見ただけでメロディが浮かぶ必聴盤なので
こちらはゲストについて
マクドナルドの“I'll Be Over You”は直ぐに浮かびますが、ドン・ヘンリーの“Lea”や
サンボーンの“Fahrenheit”は改めて「へー」であった

勿論巨匠マイルス・デイビス“Don't Stop Me Now”は別格
また、ファギーが“Could This Be Love”のコーラスでクレジットがあるのに愛を感じたりもします

余談ですがマイルス・デイビス参加で即座に浮かぶのはTOTOではなく、スクリッティ・ポリティの名バラード「オー・パティ」です







TOTO/TOTO

2017-04-04 13:05:04 | AORな世界(アルバム)
1. Child's Anthem
2. I'll Supply the Love
3. Georgy Porgy
4. Manuela Run
5. You Are the Flower
6. Girl Goodbye
7. Takin' It Back
8. Rockmaker
9. Hold the Line
10. Angela

曲タイトルを見ただけでメロディが浮かぶぐらい聴き倒したのに
CDはおろかレコードでも購入した事はありません

何故ならばJayが常にTOTO全タイトルを所有しているから
MDにファーストから7枚目まで入れてくれた物を
外で聴けるように自分でMDからSDに録音していましたが
AORCITY1000円シリーズでついに購入する事に
同時に「ファーレンハイト」も購入しました!

必聴盤なので語ると長くなるので“You Are The Flower”についてのみ語れば
間奏でのLukatherの悶絶ギター、Jeffの凄腕ドラム、Paichのメロディ鍵盤が醸し出すグルーヴに何度聴いても高揚してしまう自分
そしてフルートにまでグルーヴ感を出せるのはTOTOの高いテクニックな証でしょう

TOTOの多くの楽曲が素晴らしいのは古臭さを感じさせない事
ロックのアルバムには今聴くと辛く感じるものが多いので余計にTOTOの凄さを感じますね

TOTOに自分が求めるのは黒っぽいグルーヴ“Georgy Porgy”のリズムなどが正に其れです
余談ですが、シェリル・リンのベスト盤にはToto featuring Cheryl Lynn としてDisco Versionが収録されていますよ!








Tambu/TOTO

2017-03-24 11:11:09 | AORな世界(アルバム)
1. Gift Of Faith
2. I Will Remember
3. Slipped Away
4. If You Belong To Me
5. Baby He's Your Man
6. The Other End Of Time
7. The Turning Point
8. Time Is The Enemy
9. Drag Him To The Roof
10. Just Can't Get You
11. Dave's Gone Skiing
12. The Road Goes On
13. Blackeye

TOTO熱醒めやらぬうちに聴かねばと思いJayに焼きを入れてもらいました

昨年来日公演スペシャルでスペースシャワーがMV集をOA
そのなかで“The Turning Point”が流れたのですが、黒っぽいグルーヴが耳に残った
これ何のアルバムに入っているのか調べるとTAMBU

そして来日公演のセットリストで知らない曲“The Road Goes On”は何に収録されているのかJayに聴くと、これまたTAMBU

実際ライブで聴いた“The Road Goes On”は、ふ~んぐらいの印象でしたし、糞みたいなアルバム「欲望の王国」でゲンナリした記憶がある低迷期にリリースされたアルバムぐらいの認識しかなく全く期待値0で聴いての感想です

なかなか良いではないですか!

確かにこれと言う抜けた曲はありませんし、全編Lukatherのボーカルを聴かされるのは正直耳触りが良くないですが、バックがしっかりしているせいかTOTOらしさが随所に感じられます

それが顕著に感じるのは女性バックボーカルの存在
超名曲“Georgy Porgy”に通じるグルーヴを出しているのが自分にとって聴き易い理由だろう
Lukatherのギターが前面に唸ってないのもかな?(笑)






Call It Grace/STEVE ARCHER

2017-03-16 17:57:54 | AORな世界(アルバム)
1It's Amazing
2Fool's Paradis
3Jesus Is the Answer
4His Way
5Jesus is the Rock
6I Gotta Try
7Fresh Surrender
8Little Flowers
9Call it Grace
10Broken Wings
11Your Love is Still Here


2005年に発売されていたとは全く知らず
前作“Stay Right Here”から7年経過しての現時点で新作

“Stay Right Here”でも恐る恐る購入したのですが、今回も同じ気持ち
2200円ぐらい出す価値あるのかないのか分からず勢いに任せ購入

1曲目が流れると、声も微妙で音もいまいち

やっちまったのか?

そんな思いを2曲目と3曲目が吹き飛ばしてくれる
これはCCMでありAORである

思わず笑みが毀れる
マクドナルドとケニー・ロギスンスのカバー“I Gotta Try”も恰好良いアレンジ

さすがSTEVE ARCHERです!





Chicago16/CHICAGO Billbord年間アルバムチャート89位(1982年)

2016-08-17 19:35:37 | AORな世界(アルバム)

1.WHAT YOU'RE MISSING
2.WAITING FOR YOU TO DECIDE
3.BAD ADVICE
4.CHAINS
5.HARD TO SAY I'M SORRY /GET AWAY
6.FOLLOW ME
7.SONNY THINK TWICE
8.WHAT CAN I SAY
9.RESCUE YOU
10.LOVE ME TOMORROW


いったい何回聴いたのだろうか。
初めて聴いたのはJayと一緒に自宅で見た深夜洋楽番組での5のPV。
一聴して2人して虜になり、Chicagoに嵌っていった。
当時は5に引っ付いているGET AWAYが気に入らず、フェードアウトさせながら、カセット・テープに録音していたのだが、来日公演を見てGET AWAYに大興奮。
今では逆にGET AWAYがないバージョンに違和感を覚える。

アルバムはジョセフとグルスカ作と言われても当時は誰だろ?状態だったのですが、今聴けばProフォスターのシンセも含め全てがAORな作風になっている1で幕を開ける。
繰り返されるフレーズ、メリハリの利いたホーンは、いつ聴いても引き込まれる。
3はBillのソロに入ってそうなファンクチューンで、展開が急に変わりPeterのヴォーカルが登場する部分が痺れる。

アルバム後半は7,8が大好きで、どちらもProフォスターの神がかり的な音が冴え渡っています。
7でのPeterとBillの掛け合いは、17の名曲「忘れ得ぬ君へ」に繋がっていると思っています。
Pankow作の8はよく、カセットに入れてドライブしていました。
♪Lonely nights,empty days~で始まるこの曲を聴くと、当時夜のドライブをしていた時を思い出します。

ところで、ライノ再発盤の日本発売はないのでしょうか?
当初案内されていた2曲のボートラの内“Take Me To the Dance”が収録されていないのも購入を躊躇させられています。
しかし、僕が持っている16は音が悪すぎるんだよなぁ~。
(2008年1月3日に書いた内容)


その後、ライノ日本盤を購入しました
音は爆発的に良くなっていて、今まで聞こえてこなかった音がたくさん耳に出来ました
驚いたのは1. WHAT YOU'RE MISSINGで、畳掛けるようにバタバタと終わるシングル・バージョンに差し替えられています
シカゴ17でも、「プリーズ・ホールド・オン」がレコードとCDで内容が違い驚きましたが、それに近い衝撃が…
出来ればアルバムバージョンのままが良かったですね

ボートラは11. DADDY'S FAVORITE FOOLはBill Champlinのソロと表現してよいデモ的な曲で凡庸
個人的にTake Me To the Danceが気になるところではありますが、11レベルな曲なら改めて収録するまでもないでしょう

シングル・カットは3曲で、5が全米1位、10が22位、1が81位でした
今改めて思うことは、この雰囲気に近いアヴェレージ・ホワイト・バンドの、「シャイン」が全米116位という全く売れていない結果だったのは2年前の1980年が影響しているのかもしれませんね



Crusin/LAVA

2015-08-15 20:44:25 | AORな世界(アルバム)
01. Take Your Time
02. Give It Up
03. Sunday Morning
04. Hideaway
05. The Ratter
06. Cruisin
07. Easy Come, Easy Go
08. Sky Rocket
09. Tears In Your Eyes

あ~あ
またまた素敵なCD化ですわ
シャカタクやレベル42の名が似た雰囲気で紹介されていた時点で予測はついたのですが、女性ボーカルも含め文句なしなAOR

元々名前を知ったきっかけは、ネットラジオから流れた“You
ランディ・クロフォードがフューチャーされている名曲で盤を求めて検索するとどうも手に入らない様子で、オークションでたまに見かけるも10000円という人を小馬鹿にしたような設定でベストが出品されている状態

You”が収録されていないのは残念ですが、アルバムはフュージョンAOR度高いです

これをきっかけに他のLAVAアルバムがCD化になる事願ってます

適正な価格でね!(笑)

Two Of A Kind/SOUND TRACK

2015-05-13 23:33:25 | AORな世界(アルバム)
01. Twist Of Fate
02. Take A Chance (Duet)
03. It's Gonna Be Special
04. Catch 22 (Two Steps Foward, Two Steps Back)
05. Shaking You
06. (Livin' In) Desparate Times
07. The Perfect One
08. Ask The Lonely
09. Prima Donna
10. Night Music

フォスターPro作品にど嵌りしていた頃、東京のCDショップで見つけた時は狂喜乱舞しました
その理由は02と07の存在です

ボズが歌うバラード07はProがペイチ、ポカロ、フォスターで、作がフォスターとボズとくれば容易に想像つく素晴らしい曲

そしてトラボルタとのデュエット02は甘美なまでにAORしており、作者のひとりがルカサーとは思えないぐらいあの頃のフォスター節が炸裂した超名曲
この頃はルカサーもAORしてたんだよなぁ
ちなみに、フォスター、ルカサー、オリビアの共作です

他にも、今はさして珍しくありませんがバージョン違いの09や、ジャーニーの08、パティ・オースティンの03、全米5位を記録した01などが収録されているのにマイナーなサントラ
高値がつくのが頷けますね


Chicago36/CHICAGO

2014-07-08 19:24:05 | AORな世界(アルバム)
01.NOW
02.MORE WILL BE REVEALED
03.AMERICA
04.CRAZY HAPPY
05.FREE AT LAST
06.LOVE LIVES ON
07.SOMETHING'S COMING, I KNOW
08.WATCHING ALL THE COLORS
09.NICE GIRL
10.NAKED IN THE GARDEN OF ALLAH
11.ANOTHER TRIPPY DAY
12.INTRODUCTION (LIVE)

JASON,LOU,LAMMの揃い踏みで始まる01は、懐かしめな力強いナンバー。アースの空気も感じとれ早くも大興奮。
LAMMがボーカルを取る空を駆け上がるような気分になれるアップテンポな02。
そしてLOUが初めてCHICAGOでメイン・ボーカルを披露する03は、曲名もアメリカと新メンバーとしての印象付けにぴったり。
お洒落なリズムの04はJASONとLAMMの共作。

後半はLAMMが作った、お洒落ボサノバ調の07,08が良い。
07はアメリカのジェリー・ベックリーとの共作で、08はLOUがボーカルを取っている。
ボートラの11は映画、「華麗なる賭け」のテーマ曲を思い出させるクラシカルなナンバー。
アルバムはLAMM主体で作られており、特に後半はそれが強く出ているし、ホーンも大活躍している曲が多い。
“30”がJASON主体だったので其々のカラーが分かりやすく、今はLAMMのお洒落ロックがバンドを牽引しているようだ。

大傑作と迄は言えないが2014年にこんな素敵な新作を出せるCHICAGOが最高で、45年一度も解散しないで今なお輝き続けファンを魅了しています。

01の歌詞を一部。
〝送りたい人生があるなら 今送るんだ〟
〝いずれなくなってしまうから、頑張るんだ〟
〝二度目のチャンスを逃してはいけない、待ってはいけないんだ〟



Ready To Bounce/ROBERT KRAFT

2014-05-14 15:33:06 | AORな世界(アルバム)
01.ON THE WEST SIDE 
02.GROOVE SPEED 
03.I CAN’T SAY NO 
04.DON’T TURN AWAY 
05.SINGLE, SOLO  
06.CARNEGIE WOOGIE 
07.IT’S A SNAP 
08.ROSETTE 
09.TEACH ME HOW TO KISS YOU 
10.MANHATTAN  

アルバム邦題は、「カーネギー・ウギー」。
邦題に何の関係があるのか??と思いきや06をそのままタイトルに。

01,05,09が「ラヴァーズ・メロディ」で再録されていて、そちらとの聴き比べになると、粗い印象が残る。豪華で煌びやかな音作りの「ラヴァーズ・メロディ」には劣るが、この人は元々楽曲が良いというか小粋なセンスがあるようで、ジャズっぽさが聴きたい時は「カーネギー・ウギー」を、ポップさを求めるなら「ラヴァーズ・メロディ」だろう。

「ラヴァーズ・メロディ」では感じなかったのだが、Proした際に、ROBERTがボーカル指導したのではないかと思うぐらい、歌い方が、ブルース・ウィリスに似ています。

Heart's Horizon/AL JARREAU

2014-05-07 15:45:35 | AORな世界(アルバム)
01. All Or Nothing At All
02. So Good
03. All Of My Love
04. Pleasure Over Pain
05. Yo Jeans
06. Way To Your Heart
07. One Way
08. 10K Hi
09. I Must Have Been A Fool
10. More Love
11. Killer Love
12. Heart's Horizon
13. All Of My Love (Club 7" Mix)
14. So Good (Long Version)
15. One Shot (B Side of All Or Nothing At All)

1988年作。AL JARREAUに関してはJayから一気に借りてファンになったので、完全な後追いですが、AOR時代のアルバムを纏めて借りて聴いたせいか、このアルバムはあまり印象に残っていませんでした。

リマスター&ボートラ収録という事で購入。
JARREAUはこれで、「ジャロウ」、「ハイ・クライム」に続いて3枚所有しています。

煌びやかな音色と豪華参加陣でやや詰め込みすぎな感もありますが、久々に聴いて嵌っています。今やボビー・バージョンしか浮かばない01もジャロウが歌っていましたし、03のブラコンリズムは当時ならではの音、ジェイ&グッドラム黄金タック作の04、静かな夜に流したい07、空に登るような気持ちになる08、JARREAUの声がビルしている09など良い曲が揃っています。

ボートラは15が聴きもので、シンクライク・トーキングがAORしている頃を思い出す、ファンク調な曲です。