おでかけごはん。

出先で出会った旨いモノの数々。

青い星とともに消えた名物駅弁 <水了軒(閉店)>【山口県柳井市】

2015-10-08 11:18:31 | 駅弁
☆2008年秋訪問。

「北斗星」に引き続き、「カシオペア」も消える時代が来たんですね。あっ、ブルートレインの話です。
厳密にいえば、カシオペアはブルトレではないんだよな。青い客車じゃないもんね。
昔はそれこそ寝台特急だとか夜行列車天国だった国内の鉄道も、ガラッと変わっちゃいましたね。
時代の流れなんでしょうけど、やっぱり残念でなりません。

こちらは、2009年3月に廃止になった寝台特急「富士・はやぶさ」に積んでた山口県柳井の「水了軒」さんの駅弁。
以前は柳井駅での販売もあったんですが、晩年は下りの「富士・はやぶさ」に積まれる車内売りのみとなりました。
そして、その「富士・はやぶさ」の廃止とともに、水了軒さんの営業も終了…。
えー!じゃあ乗って食べなきゃ!!というわけで(もちろんそれだけじゃなかったけど(^^;;)、無事ゲットしました。


これこそ「ザ・幕の内」といった内容。旅の朝ごはんにはピッタリの質と量。
特別「これが名物!」みたいなものが入ってるわけじゃないけど、ひとつひとつのおかずに温かみを感じます。
そう、旅情を感じる駅弁ってこういう感じなんだと思う。貴重な幕の内、ひと口ひと口噛みしめていただきました。

このお弁当、確か1日5~6個くらいしか積まれなかった気がします。ご存じの方が多かったので、結構争奪戦でした。
早めに並んでゲットできてほんとによかった。ブルートレインとともに消えた名物駅弁、忘れません。