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カヌーの日記  鸛(こうのとり) 弐

カヌーの日記  鸛(こうのとり) 弐

ナラヨシ!大滝ダム下コース

2018-01-07 03:50:00 | 川でカヌー

(いまた珍しいESKIMOサルトが2艇にFLUIDのソロなど))
 関西では有名なカヤックフィールドである奈良吉野川、五條市の芝崎から栄山寺あたりが有名なんだが、そこ以外にもいろいろとコースを取れる。
栄山寺から下流の橋本までのコースや上市より上の宮滝付近などなど。
そしてあまり知られてないが芝崎より30km上流の大滝ダム直下も漕ぐことができる。
私に取っても9年振りにそのコースを下ってみようということになった。

(こんなん無理・・・)
 さて大滝ダムのすぐ下には、大滝という名の瀬がある。
かなりの難所で私も行った事はない。

 今回もまず初めにそこを見に行った。
結論からいうと渇水で艇の幅すらない。
これで行くと絶対引っかかる。

(全体図、後ろの方に大滝ダムが見える)
 でも水が減るとこうなるのかと思いながら見るだけでも面白いもんだ。
折角なので漕いで下からも見に行くことにした。
普段なら直下まで上がるのはきついのだが、水量が少ないのでなんとか漕ぎ上がれる。

(出口まで下から漕ぎ上った)
 こんな感じです。

(幅がない・・・)
 これは無理、まあこれも経験です。
そこからは気を取り直して下っていく。

 本流も底をすりながらだがなんとか下れる。
コースが岩ではじかれて左右にぶれる。
もう少し水量あればなあ。
どんどん下っていきいよいよ核心部、まずはスカウティングからだ!

日本一古い木造燈台

2018-01-04 06:58:00 | 大阪でカヌー

(大浜公園の地図、燈台は阪神高速越えてすぐ)
 大浜公園から歩道橋を渡り海にでる。
公園では日がさして暖かかったのだが、海沿いにでると風がきつい。
風速でいうと6mぐらいか?
今回は海を漕ぐつもりではなかったので艇はパックラフトしかない。
充分注意しないけいけない。

(いい感じですね!)
 海に出ると目の前に燈台が見えてくる。
この燈台は明治10年建造、以来100年に渡って堺港を照らしてきたのですが埋め立てが進み使われなくなったそうです。
それでも補修して場所を動かさず、木造の燈台としては日本最古のものになってるという事です。

(対岸の壁面にも帆船の絵が描かれている)
 しばし燈台に見とれていたがそうもしてられないので出艇準備。
ただ前述の通り風がきついので風上から出て流されながら燈台に接近、風下で撤収という方向で行くことにする。
上の写真を見ても煙が真横ですね・・・
まっなんとかなるでしょう!

 いよいよ出艇、2018年の初漕ぎだ!
やはり海で風の強い日にパックラフトは相性が悪くどんどん流される。
ただ安定感はあるので沈する気はしない。
あっという間に燈台の前まで着いて記念撮影。
なんか正月らしいというかめでたい感じ出てないですか?

 よく考えたらこの前にいった日本一(低い)蘇鉄山、そして日本一(古い)堺燈台と二つの日本一を行く事ができた。
これも池が漕げなかったから。
池が行けたのならパックラフトで海には出ないです。

 そして撤収、やはり池でちょっと浮くのに比べると気合い入りました。
こうして無事初漕ぎは終了、昨年は京都府からだったが今年は大阪府スタートですね。
いつものようにサポート&撮影してくれたNMさんに感謝!
さあ今年もいっぱい漕ぐぞ!

犬年にちなんで大浜公園

2018-01-02 01:05:00 | 大阪でカヌー

(大浜公園の犬のブロンズ像)
 2018年になり犬年になった。
せっかくの犬年なのでまず元旦は犬にちなんだ場所に行こうといろいろ検索。
そうすると堺市の大浜公園に樺太犬の慰霊像というのがあるという事だ。

 大浜公園には何回かいったことはあるが、駐車場だけで中にはちゃんと入ってない。
これはいってみないと!
しかも公園にはひょうたん池という名の池もある。
そこで元旦の朝に娘にお年玉を渡したら早速大浜公園へと出かけました!

 駐車場に車を止め園内案内を見てまずは樺太犬の像を見に行く。
なかなか勇ましい顔をしている。
この犬達が昭和32年から33年に南極越冬隊に協力したという事だ。
昭和33年は犬年だったので今年で60年となる。
凄い事ですね。

 その次に猿舎があったのでそれを見てから一等三角点のある日本一低い山、標高6.8mの蘇鉄山に登る。
ここはちゃんと登山認定証もあるんですね。

 登山も終わりいよいよ目当てのひょうたん池へとやってくる。
さあ漕ぐぞと思いきやなんと周り全部がフェンスで囲ってあって立ち入り禁止の看板。
これは駄目ですね。

 良識ある社会人?の私としては立ち入り禁止の看板を無視してまで漕ぐわけにはいかない。
折角いい感じだったのにここは諦めよう。

 しかしこのままでは初漕ぎが出来ない。
どこか漕ぐところはないだろうか?

 そこで考えたのだが、実はこの大浜公園は大浜という名前の通り浜辺にある。
この公園のすぐ横は海になっており、公園から歩道橋を越えると海にでる。
そしてそこには旧堺港の燈台がある。
ヨシッ、池が駄目なら海だ!
さあ海へ行くぞ!

謹賀新年 2018年 元旦

2018-01-01 01:11:00 | ノンジャンル


新年あけましておめでとうございます。
本年も楽しくカヤックを漕いで行きたいと思います。
よろしくお願いします。
     河野秀和


(しまなみ海道大三島にて)

 昨年は本当によく漕げた。
まず長年の目標の愛媛県の大三島、新居浜に到達。
しまなみ海道を尾道から今治まで漕破。
由良川水系から桂川水系まで分水界を越えて繋ぐ。
琵琶湖から関ヶ原経由で伊勢湾まで繋ぐ。
日本海の兵庫県の沿岸を漕ぎ鳥取県に到達。
関西ワイルドウォーター選手権、国体近畿ブロック大会と2回レースに出場。

本当に充分漕げている。

(発泡スチロールのカヤックにプールで乗る)
 それ以外にも木津川の明神の滝、奈良吉野川上流部、南紀の見老津方面など数年、あるいは数十年振りに漕いだエリアもいろいろ、そして久しぶりにリバーカヤックを継続的に漕ぎだした。
ここ最近は先へ先へと焦るように漕いでいたのだが、ある程度自分が思っていたところを漕げたので、いままで良かった所など振りかえって漕ぎだしたという感じ。
最近は海が多かったんですがこれを契機に海も川も同じように漕いで行きます。

(加古川の闘龍灘)
 さて2018年で行ってみたい所を漠然と挙げてみる。
とびしま海道から西へ進み山口県に入る。
香川県の沿岸を漕ぐ。
鳥取県の沿岸を進める。
室戸岬を越える。
大王崎を越える。
琵琶湖の湖東を漕ぐ。
あと長良川を美濃から海まで漕いでみようかと思っている。

(エッフェザークラフト?? もちろん借りて乗せていただきました)
 琵琶湖の湖東は実はほとんど漕いでいない。
どうしても漕ぐところが遠くに遠くになってしまうので、ある程度いってから漕ぎだそうと思っていた。
関ヶ原から琵琶湖までも行った事だし、そろそろ行ってもいい頃でしょう。

(JR加茂駅前の親水公園)
 とにかくいつものように海も、川も、湖も、池も、濠も、公園も、用水路も・・・
水があればどこまでも!