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カヌーの日記  鸛(こうのとり) 弐

カヌーの日記  鸛(こうのとり) 弐

久々の寒中水泳!

2018-01-21 06:57:00 | 川でカヌー

(スタートは沈下橋)
 最近ワイルドウォーターで急流を下っていない。
淀川はちょくちょくいってるのだが、やはり時々は流のあるところもいかないと不安だ。
最後にいったのは9月の奈良吉野川、そこで近場でちょっと漕いでみようといつもの木津川の七曲がりに行く事に。
ただあそこは最後が曲がったコースで長いワイルド艇には相性が悪く、ちょっと不安なのでいざという時の為にNMさんにレスキューを頼んで一緒にきてもらう。
そして他にもIさん、Hさんと4人でやってきた。

(ドライエントリーのNMさん)
 まず1本目は様子見でサルトでくだる。
上から見た感じではかなり水が少なく、ワイルド艇でいけるか微妙。
でも実際に下ってみるとそれなりに下れる。
無事1本下り終って2本目はいよいよワイルド艇だ。

(スタート地点で)
 1本目は慣らしも兼ねて少し上の沈下橋から行ったのだが、2本目はトンネル横からスタート。
すぐ瀬に突入する。
さすがにさっきいったところなので岩の少ないコースを選んで突入。
波にあおられるがちゃんと行けてる。
ただやはり悪い癖で腕が縮んで小さい漕ぎになっている。

 2つ、3つと瀬を越えて行く。
思ったより瀬の中でも安定している。
真ん中の落ち込みも無事クリア、悪くない感じだ。
流石に一人ではないので途中途中でエディーをとってフェリーグライドやストリームインもやってみる。
やはりこういうのは淀川ではできない。
漕ぐほどに身体は馴染んできますね。

 そして最後の難関の三角岩、アンダーカットだ。
ここで張り付くと艇が折れる可能性がある。
実はファルトでくだってフレームおったことがある。
左のエディーを取れたら楽に行けるが、まっすぐ抜けようとすると岩に激突しそうになる。
曲がりにくい長い艇には相性が悪い瀬だ。

(水抜かないと・・・)
 そして突入!
しかし瀬の入口の岩ではじかれ右に振られる。
修正しようにもその下の岩に乗り上げバウが浮いてしまった!
シートあたりまで宙に浮いた状態でゆっくり傾いていく。
駄目だ、コントロールできない。
 見事にひっくり帰ったのは張り付きの三角岩のすぐ上。
あわてて脱して必死で艇を右の水路に押し込み自分も岩の下にもぐらされないように逃げる。
そして岩の裏の狭いところから落ちる。
なんとか張り付きは避けれた。
やはりちょっとトラブルがあると艇をコントロール出来てないですね。

 いくらドライスーツ着てても寒中水泳は寒い。
もっと練習しないとなあ。
実はこの七曲がりをワイルドで行くのは50代になって始めて。
前は普通にコントロール出来てたんですけどね。
結果としてレスキュー来てもらっていて良かったです。
でも泳いだら泳いだでなんかスッキリしました。前半は自分で思ってたより漕げたのも大きいです。
さあまた練習もしないとね。
いつかリベンジしよっと・・・

寒くて震えた有田川!

2018-01-18 06:14:00 | 川でカヌー

 ダウンリバーが楽しい川に和歌山の有田川という川がある。
適度な落ち込みと連続する瀬、特に核心部の明恵峡は長い瀬の中に左右に振られながらの落ち込みが続く難所だ。
そんな有田川に行こうと計画するも当日の天気は寒波襲来で最高気温7度。
しかも金屋の水位計は47cm
今まで下った最低水位が55cm、適正水位が70~80cmぐらいか?
47cmなら岩ガリガリでしょう。
まあ気をつけて行くしかないか!

 この有田川だが国道480号線と424号線にまたがったところぐらいがいつもいくコース。
でも今回は始めに道を間違え、修理川の合流点あたりからスタートとなった。
通常は10kmほどのコースが4kmほどに短縮。
でも寒いし、休憩したくないのでそれはそれでOKでしょう!

 しかし普段と景色が全然違う。
瀬もどこらあたりかわからない。
核心部のいわゆる明恵峡も、普段は繋がった連続した瀬なんだが、ぶつ切りの状態。
そして岩だらけでルートがわかりにくい。

(明恵峡の最後の方、普通はこんなところで止まれない)
 そんな状態だが、それはそれで面白い。
まったく始めて来た川のようだ。
ただ参ったのは水の冷たさ。
こういう本当に寒い時は私はポギーを使うのだが、ミトンしか持ってこなかった。
写真を撮っていると手がかじかんでシャッターを押せない。
これには参りました。
見るにみかねてやさしいN3さんがしばらくポギーを貸してくれた!
ポギーをつけて10分ほど漕いでいると手に感覚がもどってくる。
やはり冬はポギーを忘れないようにしないと!

 こうしてショートコースながら楽しくダウンリバー。
やはり寒い時期は休憩せず一気にくだって撤収が一番です!
でも今度はもう少し水位の高い時にしよっと・・・


カヌー要りませんか?

2018-01-15 07:01:00 | ノンジャンル

 それは珍しく風邪気味でどこにもいかず家でゆっくりしてた時、FBからメッセージが入る。
「河野さん 明けましておめでとう御座います。本年もよろしくお願いいたします。お願いがあり連絡させていただきます。小生使用のカヤックどなたかいりませんか?
⒈インベーター 2.ケンドー 3.プリオン スラローム艇   パドルなど
昨年まで室内保管でしたがガレージが小さくなり保管できなくなり現在外保管で劣化が心配です。どなたかご使用いただける方がおられましたら差し上げます。ご紹介いただければ幸いです。どうぞ宜しく御願い致します。」

(右固定の90度のパドルですね)
 今は業者でもないしうる手段もないのだけれど、まあ持ってってもいいかなと思いその日の夕方に引き取りに行く。
艇自体は懐かしいものばかり。
特にマゼンダピンクのインベーダーライトは私の4艇目のカヤックで10年以上これでいろんな川にいったもんです。
ただ今は股関節が固くなって、この艇は膝がきつい。
まあ自分のもそれで手放したんですね。

(まだ使えるものもありました)
 そしてケンドーはちょっと使ってみたい。
軽いし近場でちょっと漕ぐならこれで十分です。
同じESKIMO社のサルトと使い分けよう!

(1990年代前半のギア達)
 そしてスラ艇に興味があったアニキに聞いてみると使いたいとのことですぐ取りに来られました。
まあ短時間なら乗れるので置いといてもいいかな・・・
 ともかく懐かしい人と会えて懐かしい艇をもらう。
ちょっと嬉しいひと時でした。

☆この後インベーダーライトも無事行き先が決まりました。ケンドーはどこかで使って多分自分で乗ります。

大阪でも滝跳びできるの?

2018-01-12 06:49:00 | 大阪でカヌー

 それは久々に前に店を出していたATCへと向かっている時の事。
そういえば大阪市住之江区に滝?があったなと思いだす。
前に一度行った事があったのだが、久々に行ってみる気になる。

 幸いパックラフトやPFDなんかはいつも車に積んだままだ。
そしてついた滝?のある川。
ここは親水公園の所とちょっと深くなってるところが混在している。
意外に距離は長く2km以上に渡って川になっている。
そして目当ての滝は2段の落ち込みになっており遊び心をくすぐられる。、

 早速、滝?の横でパックラフトを膨らます。
ちゃんとPFDにヘルメットも着用。
一番下に艇を浮かべ・・・艇を・・・浅くて浮かばない。
でもこれで諦めてはいけない。
そこで2段目に艇を浮かべてみる。

 2段目に浮かべると水が中に入ってくる。
これはたまらない。
冬にやることではないな。
流石に一番上は論外。
そこで2段目から降りようとしたがパックラフトでは段差を越えれない。

 残念だが滝跳びは無理やね。
ちなみに浮いてる間中道を歩く人が痛い人を見る目で通っていく。
でも気にしなければ大丈夫!
ここは特に立ち入り禁止というわけでもないし、ちゃんとPFDもしているしね。
まあ滝跳びは出来なかったがそれなりに楽しかった。
近場でさっと気晴らし、こういうカヌーもいいもんです!


核心部は3段の瀬

2018-01-09 07:41:00 | 川でカヌー

 さていよいよ核心部だ。
ここは3段に落ち込んでいる。
特にきついのが3段目、2段目は一番落ち込みも小さいのだが、ここで失敗するとロールする前に3段目に入ってしまう事があるので注意。
私が前にいった時は左岸側を通った。
今回はそこは水がなく通れない。
ちなみに通常水量だと一番右の岩を水が被り、そっちにいくと抜けれず捕まってしまう。
ここで何人か怪我しています。

(しんぺーくん1段目)
 さて手前でみんな艇を降りてスカウティング。
始めは岩で引っ掛かりそうで行けそうな気がしない。
特に3段目の下に水深があるかわからないので不安。
もう担ごうかなと思った時、しんぺーくんが行くという事なのでみんなロープを持って見る事に。

(しんぺーくん3段目)
<核心部 しんぺーくん>
 そして見事にクリア。
三段目も充分深さもあり行けそうだ。

(私、不安そうに1段目の上から見てる)
 そこで私も行く気になる。
早速艇のところに行ってスタート。
ただ1段目が上からだとまったく下が見えない上斜めに落ちている。
一度躊躇して気を入れ直してスタート。
結構ふらつきながらも1段目クリア、2段目は右岸寄りを選択。
ここでわざと小さな岩に乗り上げ、三段目を真上から観察。

(私、3段目)
 ラインが決まり3段目・・・バッチリクリア。
でも映像で見るとスッと行ってるしんぺくんに比べバタバタしてますね。
もっとスパッと漕ぎたいもんだ。

(私、3段目下)
<核心部 私>
 その後2人が続き2人がポーテージ。
ちょっとでも不安があればポーテージはあたりまえ、かえって何が何でも漕ごうとする人の方が一緒に漕いでて怖い。
やはり自己判断ができる人と漕ぎたいもんだ。

(やった!)
 ここを越えるとあとはチャラ瀬だけ。
渇水でどうなるかと思ったが核心部も下れたし充分満足です。
でももっともっと練習しないとね。
この冬もまだまだ漕ぐぞ!


<I&IPaddlesの漕旅日記>