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カヌーの日記  鸛(こうのとり) 弐

カヌーの日記  鸛(こうのとり) 弐

≪Hi Ship Project 第二弾≫ こんどは動力船で!

2014-11-21 07:09:00 | 大阪でカヌー

 先月の10日に行われた≪Hi Ship Project≫、あのときはカヌーチーム、SUPチーム、ノルディックウォーキングチームが伏見から天満橋目指して川と陸をいったのだが、今回は動力船に乗ってまず大川・淀川を遡上、枚方までいってから折り返して再び天満橋へ戻ってくるというもの。
 一般に公募されていて、どなたでも参加できる。私も動力船で淀川を往くのは44年振りの事なのでワクワクです!

(レポート用紙を配ってます。後ろの二人が操船担当)
 今回は自分で漕ぐわけではないのでしんどくはない。でも川の上はちょっと寒そうなので重装備。(やっぱりちょっと寒かったです)
 カヌーよりはるかに高い目線はなんか新鮮。速いし、楽やし、濡れへんし・・・目的は河川調査なので川をみながら気が付いた事などを書いていきます。前回はこのレポートを漕ぎながら書いてくださいと言われ、誰も書けなかった!今回は楽勝です!

(赤川鉄橋下、双眼鏡も一人ひとりに貸し出してくれました)
 大川-毛馬と抜け淀川にはいる。こういう川下から遡るコースは初めてなので新鮮だ。淀川に入って広くなると一気に開放感!川にまつわる話を聞きながらの旅は、より身近に淀川を感じさせてくれます!

 枚方まで来て昼食休憩。ここで降りる人、ここから乗る人、往復乗る人の切り替えでしばしストップ。この時間を利用して、もちろん自分でも漕ぐんです!

 こういうときは組み立て簡単、持ち運びラクラクな艇ということでやはりパックラフト!みんな興味津々でしてくれました!

 艇を下ろし淀川を漕ぎ出す。乗ってきたアクアミニの周りをグルッと回る。うん、やはり自分で漕ぐのはいいもんだ!
 でもくだりは再び艇を畳んで動力船にちゃっかり乗ります。まあ今日ぐらいいいですよね。

(帰りの毛馬の閘門では国交省の船が一緒でした)
 再び枚方-鳥飼-豊里ときて毛馬の閘門をくぐる。大川に入るともうすぐだ。

 帰ってくると、ちょうど中之島の一番東の剣先噴水がでてました。最近、噴水が出てない朝が多かったので、これを見るのは久しぶり。
 まあ今回こうやって漕ぎ人から乗客になったのですが、やはり立場が変わると見えるものも違って面白いですね。
 このHi Ship Projectは今年はこれで終了。また来年はみなさんご一緒にいかがですか?川から見た大阪も素敵ですよ!



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秋のナラヨシ・・・ちょっと渇水気味

2014-11-18 10:15:00 | 川でカヌー

(さあいくぞ!元気なおっさん二人組)
 最近、ファルトやシーカヤックが多かったが、元々私はリバーカヤック出身。店でツアーした場合、川のスタッフの方が多いので、必然的に川は他の人にまかせて、海に行くことが多い。まあでもたまには川に来るんです!

(さずがにドライが増えてきた)
 朝、芝崎に集合。天気は快晴、でも水は少ない。モンベルのスタッフの人も艇を運んでいる。10-11月はちゃんと装備さえすれば充分漕げる水温だし、水がきれいになってくるので、一年でも一番気持ちがいい。

(段差に突っ込む!)

(ヨシッ バッチリクリア)
 はじめは身体を慣らしながらウォーミングアップ。基本動作を確認していよいよダウンリバー。岩が多く引っかかるので、負けないようにしっかりストロークです。

 私も瀬に入ったりして楽しみました!
 途中、護岸かなにかの工事中。そこから一気に水が濁ります。ウーン、なんか意味あんのかな?
 そしてみんな無事ゴール。やっぱり川もいいですねえ。




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ダッキーのキールって?

2014-11-16 10:41:00 | お店のお話
 ダッキーというのは急流用、静水用は上からみるとその差がわかりにくい。急流用はボトムがフラット、静水用はキールもしくはフィンがある。そしてこのキールがしっかりしていると、多少の風があってもいけるのだが、ダッキーではしっかりしたキールをつけにくい。

(かなりはっきりしたキールライン)
 今回使ったうちの、エアリスはまったいらなボトムに大き目のフィン、そしてBigSportのYAKKAirHP1(以下HP1)はちょっと珍しい形でキールをだしている。

 まず最初がこの細いチューブ。これを底にいれる。

 次にハイボード(空気をいれると固くなる)をその上にいれて空気をいれる。

 すると座面は平ら、そこは三角という形状ができあがり!あまりしられてないが、アオキカヌーワークスがやってるパックボートのXTシリーズがこの形状です。
 で、実際に漕いで見てどうだったか!
 前からの風は案外いけました。でも元々水上面積の大きいダッキーなので、横風には弱い。どんどん流されます。でも空気だけで組み立ててるものとしてはいいほうかな。かろうじて海を漕ごうかという気になります。全体剛性もそこそこあったしね。

 ただ組み立てがめんどくさい。ちゃんとはめていかないと斜めに組みあがってしまうし、3層なのが畳んだときに、水が抜けないで面倒。それにそんなに軽くない。

 実は私だと、普通のアルピナとかアリュート組み立てるほうが早い。値段も10万円こえるしね。
 同時に使ったエアリスのほうが、軽さ、組み立てやすさ、撤収のしやすさ、風が吹いたときのスピードすべて上ですね。まあ値段ももっと高いですが・・・
 でもエアーキールの発想は面白かったです。今度が急流いってみましょうか!




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駐車場から近いぞ!西宮・御前浜

2014-11-14 07:03:00 | 海・湖でカヌー

(甲子園近くの虎ローソン!本文には関係ない。前を通ったので・・)
 お客さんによく聞かれる事だが、まだ慣れてない時に手近で漕げるところはないですか?
 それは淀川であり、泉州の海であり、浜寺水路であり、木津川の笠置のトロ場であり、一庫ダムであり、高山ダムであり、青蓮寺ダムであり、和歌山の浜の宮であり、午前中の琵琶湖だ。そしてもう一つ、西宮の御前浜がある。

(右;御前浜駐車場、左の海まで数十メートルしかない)
 久々のその御前浜に行って、ダッキーのテストをしようということになった。しかしあいにく西宮は朝から強風波浪注意報が発令!まあ内側なので波はほとんどないが、風は結構きつい。ダッキーにはちょっときつい・・・が、欠点もよくわかるかな?
 では行きましょうか!

(フットブレイスを調整中)
 早速2艇で浮く。片方はいつも使うエアリススポーツ11、これはまあ風にもそこそこ強い。もうひとつはボ-ルペンで有名なBIG SPORTのYAKKAirHP1、コレに関しては次回もう少し詳しく書く。
 スタートしていきなりの向かい風だがなんとか進んでいく!

(夙川河口にはユリカモメの群れが!)
 500mほど行くと夙川の河口にでる。ちなみに電車でくるとしたらここになる。駅でいうと阪神電車香櫨園駅で約1.5km。私も2度ほど電車で来た事がある。このあたりはずっと砂浜が続きいい感じ。

(ちょっとわかりにくいがレーシングカヌーの練習中)
 その斜め前には兵庫県立海洋体育館/があり、この近辺のレーシングカヌーのメッカだ。ここは競技カヌーだけでなく、親子カヌー体験やレンタルカヌーなんかもやっている。私も仕事で何度かお邪魔した。ここ意外に知られてないんですね・・・

(スタートの御前浜に東側の神戸マリーナ)
 このあたりでUターンして一旦スタート地点まで戻る。そしてそのままスタート地点のすぐ東の橋をくぐった。そこには西宮マリーナ、神戸マリーナとヨットハーバーが並んでいる。マリーナについた時点でもうお昼。そろそろお腹もすいてきた。
 今回は軽いテストなのでそろそろ戻ろう。

(ワイヤーで引くウェイクの練習コース)
 マリーナから戻る途中の橋の手前には船ではなく、ワイヤーで引くウェイクボードの練習コースがある。まあここはコースが決まっているのですぐ近くで見学できる。まあいろんな船や人がいるところです。

(右手の跳ね橋のすぐ横がマリーナ)
 そして再び橋をくぐって御前浜公園駐車場に戻る。ただこの最後に戻るときが風がきつく苦戦した。もうほとんど前に進みませんでした。
 こんな感じで御前浜周辺でのテストは終了。次回はインプレッションを!



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霜月、浪速の朝

2014-11-11 10:29:00 | 大阪でカヌー

 11月に入ってやはり寒くなってきた。とはいうもののカヌーはサーフィンなどと違い、元々沈しない限りは水の中にははいらない。更に運動してるので意外に暑い。沈が多いホワイトウォーターなどはともかく、ファルトなどでは全然問題なく漕げる。かえって冬のほうが空気が透き通ってくるので気持ちいいぐらい!

(朝日だ!)
 天満橋をスタートして北側の堂島川に入る。この日は14時が干潮、朝から昼過ぎまでは潮が引いてるので帰りがきつくなる。ただ風は追い風、うまく相殺してくれるかな?
 中之島といえどこのあたりの風や潮を考えないで行くと、えらいことになる。いくら街中でも川は自然の動きなんです。

 今回は3人とも大阪市に住んでいるので道路も詳しい。日ごろは陸から見てると所を、水の上から見るのはまた新鮮な気分。今まではただの川だったのが、この後道路を通っていて川を見るとこの日のことを思い出す。その時に、単なる川から自分の行ったフィールドになる。私はこの気分を味わいたくて地元を漕ぎまくったようなもんです。

(中之島の折り返し、川口の船着き場)
 この中之島というのは天神橋のところで大川が二つに分かれる。北が堂島川、南が土佐堀川で、うまく行きも帰りも景色が変わって回ってこれる。
 今回ご参加のお二人は、前の時は土佐堀川→堂島川コースだったので、今回はその逆。これでもけっこう見え方が変わります。

(中央公会堂前)
 川口を折り返しての帰路はやはり潮が逆潮になりしんどい。ただ風が追い風なのが救い。やはり行きより時間がかかる。
 それでも順調に淀屋橋、中央公会堂を過ぎて天満橋に帰ってきた。

 はちけんやで記念撮影。さあ私は今から出勤だ。電車なので時間は読めるのがありがたい。
 この早朝ツアーはご要望があれば随時やってます。平日でもOKですよ。(艇は自艇参加のみの対象ですが・・・)



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