9月28日 日曜日 せんなん里海公園内のピチピチビーチで毎年恒例の岸和田市障害者学級の体験カヌーの日。もう今年で9回目、5人ほどのプレ体験会を入れると10回目(10年目)だ。

(砂浜ではこれ、バギー車椅子!さとうみ公園で貸してくれます。)
昨年は入院中で参加できなかったので、今年は気持ちも新たにやってきた。いつものように朝集まってまずは艇の準備。運搬の関係で組み立ての艇が多いので、漕げるようにするのが大変だ!

(砂浜に艇が並ぶ!)
準備が出来て学級の人が車ではフリータイム。みんなでカヌー漕いで遊びましょう!へたな試乗会より艇種も多く、乗ったことの無い艇に乗るのも楽しいです!

(まずははじめの挨拶から)
学級のみんなが来ていよいよカヌー体験開始。障害のある方が四十数人、総勢120弱人、今回始めての人も多いですね。

(ラフトだと重い障害の人も安心)
午前中はフリー体験。一人で乗る人、タンデムで一緒に乗る人と分かれて海へ。カヌーボランティア組も、日頃慣れたパドリングで一緒に漕ぎます。ただ乗り降りなどは安定した浜の上で乗って、5-6人でカヌーごと担いで水面に運ぶ場面もありまさに力ワザ。
時にはひっくり返る人もいてますが、気温も高いので気持ちいい!みんな楽しそうです!

午前の部が終わると休憩タイム。手早くご飯を食べた人はこの合間にロール練習!海水は淡水に比べあがりやすい?まあ浮力は高そうですけどね・・・

(写真でわかりにくいですが、目印のブイを回ります)
昼からはスイカ割り、4チームにわけてのレースと続きます。最後は再びフリーで漕いで締め。本当にみなさんお疲れさまでした!
最後に第一回から参加してくださっているボランティアの人のメールを転載します。
長くボランティアとして参加していて、今回は『継続してて良かったな』としみじみ思いました。
多分、毎年参加されている重度障害の男性(お名前は分かりませんが)が初めて自分でパドルを持ち満足そうな満面の笑みで私達に向かって漕いでいる姿が印象的でした。
彼の場合、数年前にパドルを持ってもらい漕いだところ、体幹が大きく左右に傾きあわや沈しそうになり私達が慌てて艇を抑えに行ったことがあります。それから、パドルは持つ機会はほとんど無かったような気がします。
彼はずっと自分で漕ぎたかったんだろうと思います。今回、『自分で漕ぐ』ことが、私にとっても進歩・可能性を感じました。
続けることは大変ですが、続けてきたからこそ見えてくることや出来たことがあるんだと思います。
だいぶ長々とした・になってしまいましたが、長年やってて良かったと今回ほど感じたことはありません
私にとっても今回は人事ではなく、罹病して死ぬかなと思い、自身障害者となり復帰。術後、初めて海を漕いだ時や川で瀬を越えたときにこらえきれずに嗚咽したのがついこの間。改めて自然の中ですごせる事に感謝です。
↓Blogランキング参加してます。
よろしかったらお願いします。


大阪南港にあるカヌーカヤック専門店KAYAK kono-tori

(砂浜ではこれ、バギー車椅子!さとうみ公園で貸してくれます。)
昨年は入院中で参加できなかったので、今年は気持ちも新たにやってきた。いつものように朝集まってまずは艇の準備。運搬の関係で組み立ての艇が多いので、漕げるようにするのが大変だ!

(砂浜に艇が並ぶ!)
準備が出来て学級の人が車ではフリータイム。みんなでカヌー漕いで遊びましょう!へたな試乗会より艇種も多く、乗ったことの無い艇に乗るのも楽しいです!

(まずははじめの挨拶から)
学級のみんなが来ていよいよカヌー体験開始。障害のある方が四十数人、総勢120弱人、今回始めての人も多いですね。

(ラフトだと重い障害の人も安心)
午前中はフリー体験。一人で乗る人、タンデムで一緒に乗る人と分かれて海へ。カヌーボランティア組も、日頃慣れたパドリングで一緒に漕ぎます。ただ乗り降りなどは安定した浜の上で乗って、5-6人でカヌーごと担いで水面に運ぶ場面もありまさに力ワザ。
時にはひっくり返る人もいてますが、気温も高いので気持ちいい!みんな楽しそうです!

午前の部が終わると休憩タイム。手早くご飯を食べた人はこの合間にロール練習!海水は淡水に比べあがりやすい?まあ浮力は高そうですけどね・・・

(写真でわかりにくいですが、目印のブイを回ります)
昼からはスイカ割り、4チームにわけてのレースと続きます。最後は再びフリーで漕いで締め。本当にみなさんお疲れさまでした!
最後に第一回から参加してくださっているボランティアの人のメールを転載します。
長くボランティアとして参加していて、今回は『継続してて良かったな』としみじみ思いました。
多分、毎年参加されている重度障害の男性(お名前は分かりませんが)が初めて自分でパドルを持ち満足そうな満面の笑みで私達に向かって漕いでいる姿が印象的でした。
彼の場合、数年前にパドルを持ってもらい漕いだところ、体幹が大きく左右に傾きあわや沈しそうになり私達が慌てて艇を抑えに行ったことがあります。それから、パドルは持つ機会はほとんど無かったような気がします。
彼はずっと自分で漕ぎたかったんだろうと思います。今回、『自分で漕ぐ』ことが、私にとっても進歩・可能性を感じました。
続けることは大変ですが、続けてきたからこそ見えてくることや出来たことがあるんだと思います。
だいぶ長々とした・になってしまいましたが、長年やってて良かったと今回ほど感じたことはありません
私にとっても今回は人事ではなく、罹病して死ぬかなと思い、自身障害者となり復帰。術後、初めて海を漕いだ時や川で瀬を越えたときにこらえきれずに嗚咽したのがついこの間。改めて自然の中ですごせる事に感謝です。
↓Blogランキング参加してます。
よろしかったらお願いします。


大阪南港にあるカヌーカヤック専門店KAYAK kono-tori