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カヌーの日記  鸛(こうのとり) 弐

カヌーの日記  鸛(こうのとり) 弐

≪Hi Ship Project 伏見から天満橋へ≫ 続いて淀川へ

2014-10-17 07:11:00 | 川でカヌー

(川の合流も平面だとわかりにくい!)
 京都の八幡で3つの1級河川が合流するのをご存知だろうか?本当にすぐ近くで3つが一緒になるのだが、まず亀岡、嵐山から流れてくる桂川。とちゅう保津川とも呼ばれ、遊船下りでも有名な川だ。
 そして琵琶湖から流れ出る唯一の川、瀬田川、宇治川と呼ばれる淀川本流。そして伊賀上野や名張から流れてくる木津川。この3つが合わさって八幡から淀川になる。流域には滋賀県、三重県、奈良県、京都府そして大阪府とあり、その二府三県から来た水がここ八幡で合流、なんか凄くないですか!

(大阪府に入ると架線が目立つ)
 ここを下るときにいつも思うのは、京都府から大阪府に入ると急に架線が増えるという事。それまで広々とした空が、電線が目立つようになる。まあこれも大阪ってことなんだろう。
 そこから枚方大橋まではわりとすぐに着く。今回は木津川からの流れ込みが多く、そこそこ流速もあった。
 枚方大橋の手前で天の川と合流する。天の川は8月末にいったところだ。その時漕いだことによって磐船神社からこの淀川までも繋がったんだなあ。次はその先もいかないと。

(みんなで一旦記念撮影)
 枚方大橋には11時前に到着。ここでゆっくり休憩となる。ご飯を食べながらのんびりしている。するとノルディックチームがやってきた!凄いなあ・・・川の上だと18kmほどだが、陸路となると20km以上になる。しかも流れはない。ご苦労様です!
 まあノルディックチームは40km歩く人とここで終わって仕事に行く人などいてるので一旦記念撮影。みんなで手をあげてHiShipポーズ!

(鳥飼大橋、モノレールの全面広告がカラフルです)
 その後も淀川新橋、仁和寺鳥飼大橋と順調に進む。じつはこの区間は私の練習コース。朝出勤前に、毎週毎週ワイルドウォーターを漕いでいた。冬など手が紫色になって、なんでこんなことしてるんだろうとか思いながら。でも今となってはいい思い出です。

 鳥飼でちょっと休憩したのだが、その時にSUPに乗せてもらう。みんなにへっぴり腰SUPと笑われてしまった。でも怖いです。これで立ったままこの距離漕いで・・・凄いなあ。

(混漕もだいぶなれてきました!)
 普段淀川のツアーではこの鳥飼大橋から先がきつくなる。大概逆風になり漕ぐのが大変。しかも流れはほぼなくなってくる。しかし、しかしです。この日はこの後も追い風、これにどれだけ助けられたか!
 鳥飼大橋からはまず神崎川の分流点、そして私の生まれ育った守口の滝井の近くの豊里大橋、菅原城北大橋と続く。

(赤川の鉄橋!)
 そしてみえてきたのは赤川鉄橋、昨年10月31日に歩いて渡れなくなった橋で、今でも鉄道ファンには人気がある。もう1年経つんですね。なんとまあ早いこと。
 その赤川鉄橋を越えて左側の狭い水路に入っていく。ちょっと浅くてすったりしたがまあなんとか通過。するとその先に淀川大堰が見えてくる。いつもは大堰のほうに行くのだが、今回は左手の毛馬の閘門へと進む。閘門の先が大川だ!

(右手に見えるのが淀川大堰)
 ではいよいよ毛馬の閘門へと進みます!



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≪Hi Ship Project 伏見から天満橋へ≫ まずは宇治川

2014-10-15 06:50:00 | 川でカヌー

 ちょっと珍しいイベントになるのだが、国交省の近畿地方整備局&大阪府の主催で昔の淀川の舟運を実際に行って調査するという事になった。こういうイベントは好きなほうなので、お声がかかって参加することとなる。これには水上チームと陸上チームがあり、水上チームはSUPとカヤック、陸上チームはノルディックウォーキングで朝みんなで伏見港公園に集合。川と陸に分かれて進み、行程の真ん中の枚方でいったん集合、そしてそこから天満橋を目指すというものだ。

(各自が持って記入するシート)
 行動中は各自がシートを持って、途中で見た事などを記入、あと手を振って輪を広げていこうというもの。カヌーチームは回送距離が長いので全員ファルトでの参加。何人かは朝ゴールの天満橋はちけんやの駐車場(1日2000円)に車を止めて、中書島駅まで電車で上がってくる。まあこれが一番楽かな!

(ノルディックチームのスタート風景)
 朝、7時に全員集合。開会式があり7:30ノルディックチームが出発する。なんかこういうのは新鮮ですねえ。
 前半の宇治川は流れもあるし、川沿いの道がなく歩くと枚方までは距離も長いのでノルディックチームは大変だ。

(水上チームの出艇前)
 ノルディックチームを見送ってこちらも出艇準備。水上チームの出発は8:30だ。今回カヌーチームは7艇8人(アルピナ430EX2艇、450ハイブリッド1艇、シーショア500が1艇、エルズミア530が1艇、パフィンスポーツ1艇、ノア500EXがタンデムで1艇)SUP10艇、あと支援のエンジン付きミニボートという陣営。

(今回私はノア500EX、いままで数々の難関を共にした相棒だ!)
 8:30にいよいよ出艇!ここから大阪の天満橋までの約40kmの旅にでる。
 余談になるが、江戸時代の江戸-京都の東海道五十三次というのが有名だが、そこから大阪までの東海道五十七次というのがあるのをご存知だろうか? 伏見-淀-枚方-守口そしてはちけんやのすぐ先の高麗橋。まさに今回のコースはこれにあたる。徒歩と手漕ぎの舟なので往時の気持ちに近い感覚を得られるだろうか?
 さあ楽しみだ!

(快晴で空の雲も楽しめる)
 この日の宇治川は天ケ瀬ダムが15トン放流、まあのんびりとしたもんだ。それでも流れにのって8km/h強で進んでいく。
 国道1号線、淀競馬場、京阪電車と順調に進んでいく。いよいよ三川合流で木津川や桂川と合流寸前の御幸橋でサプライズ!先行のノルディックチームが橋の上から手を振ってくれている。
 いやあいいもんですねえ。それまで会った事のない人たちなのに妙な一体感です。

(御幸橋の上からの俯瞰写真!)
 これがその時の写真です。上から撮ってもらうのはあまりないので嬉しいな!さていよいよ三川合流、まだ先は長い!



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お魚釣るならどんな色?

2014-10-12 10:13:00 | ノンジャンル
 最近人気のシットオンカヤック。普通のカヤックならカヤックの色は自分の好きな色を選ぶのだが、シットオンだとちょっと考えてしまう。まあ大まかにいって2つの系統ですね。

(左;オリーブ、右;サンド)

(カモフラージュ)
 ひとつは自然色。自然に中にあるカラーのもので、上のサンドやオリーブは長い間の人気カラー。したのカモフラージュも最近増えてきました!
 やはりお魚さんに警戒されずにそっと近寄れる?ところが人気なんですね。

(左のわざびグリーンと右のマンゴオレンジ)
 それに対してもう一つ人気は警戒色。やはり海の上に浮いてるので漁船などから目立つもの!警戒色といえばレッド、イエロー、オレンジなど。
 まあどちらがいいかは使う人の考え方次第といったところか!なんにしてもカラフルにはなりましたね。

 せっかく各色カラフルなので、戦隊シリーズにならって5色揃ったカヌー戦隊です!ピンクだけリバーなのはご愛嬌ってとこで。
 そんなことをいってたらうちのスタッフが鯛を釣った。艇のカラーは・・・

 オリーブ;自然色でしたねえ・・


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平和な秋の淀川ツアー

2014-10-09 10:01:00 | 大阪でカヌー

(水面に雲が写っている!)
 前に淀川海老江のカヌー体験を載せたのは真夏、いつのまにか季節が変わり秋になってきた。いろんなところに行くのも楽しいが、同じところで季節季節を感じるのもまたいいもんです。

 今回うれしかったのはこの鏡面の川面。こういうのは案外めったにお目にかからないんですね。毎年1回か2回ぐらいかな?前に見たのは昨年4月の木津川です。
 ちょうど流れもなく、潮もほぼ満潮で止まった状態。見慣れた淀川もまた違って見えます。

(見えないが左側に淀川本流があります)
 今回もう一つよかったのは、淀川左岸・北区大淀江のわんど。水がないと通れないのだが、ちょうど大潮の満潮だったのでみんなでとおりました。

 広くなったり狭くなったりでちょっとしたジャングルクルーズ気分。ここは大阪駅から直線で1.5kmしか離れていないんですね。
 都心のこんな近くに葦原の川原がある。大阪もまだまだいいところは残っています。

(子供のような笑顔です!)
 私にとっても気持ちのいい1日でした!さあしばらくカヌーに一番いい季節が続きます!




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川の洗礼!

2014-10-06 09:24:00 | 川でカヌー

(一番基本の運搬方法、担いであげる!)
 木津川の笠置トンネルの横はちょっとした急流。1kmほどしかないのだが、この区間だけはホワイトウォーター区間となる。ファルトなどでいけないことはないが、穴開いたりフレーム折れたりを覚悟しないといけない!

(歩いて上がってるので、瀬があると上から偵察)
 この区間通称七曲り、七回曲がるという事だが、もっと曲がってるような気がします。ここを行こうということになり、距離も短いのでゴールに車を置いて担いで上がる。まあ一番原始的な運搬方法! 
 距離は900m、細い道をトコトコ歩いていく。一人で来たときはよくこの回送方法を使うのだが、4人で歩くのは初めて。まあ準備運動という事で!

(サーフィンして遊ぶ。なんと艇はPrijonマシーンもう15年ほど前の艇)
 やっとスタート地点に着きスタート。もうスタートして50mほどで瀬が始まる。最初の瀬は長いので初めで沈脱するとかなり流されてしまう。まあ問題なく全員クリア。
 適当に瀬で遊びながらくだっていくと真ん中あたりに1mほどの落ち込み!よくスラロームの人が練習用のゲートをはっているところだ!

(スタート時間が遅かったので日が暮れてきた)
 落ち込みを越えるとしばらくはトロ場、でも最後に一番いやらしい瀬が待っている。
 最後の瀬は通称三角岩、もしくはアンダーカット!上流から見ると三角の岩に流れがあたって曲がっていて、ちゃんと漕げないと岩に吸い寄せられるように寄っていって、岩のしたのえぐれたところに吸い込まれる。まあこの日の水量なら吸い込まれてから横に放り出されるのだが、あまり気持ちのいいものではない。

(残念、やってしまった!)
 まず私は普通にクリア、二人目は岩に当たりながらもなんとかクリア、そして・・・見事に撃沈して岩の下に潜りました!
 まあ私も始めたころは何度も洗礼を受けてます!ここは張り付いたらロールなんて出来ないんですね。まあいい経験でしょう!
 もう1回担いで行きたいが時間がない。上がって着替えていたらほとんど日が落ちてしまった!
 また次回チャンレンジですね。お疲れさまでした!



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