
(水面にカヤックがくっきり映っている)
カントリーパーク大川をスタート、麿崖仏を見物して名張川を下っていく。
実はこのカントリーパーク大川から月ヶ瀬橋までが私の始めてのコースガイドや行った人のないコースでの新規開拓コース。
その時はこのあたりはもっと水位も低くまだ月が瀬あたりまでは瀬があった。
月ヶ瀬橋の上に車を1台置き、どこからかスタートできないかと走り回って探して出艇場所を決めたんです。
いまでは水位上昇の為に瀬もなにもなくなってしまったけれど懐かしい思い出です。

(満開にはまだ早かった梅)
その名張川をシーカヤックでのんびり下る。
天気もいいし水面にカヤックが映っているのでなんとなく気分もいい。
そうして5kmほど漕ぐと月ヶ瀬橋に到着、このあたりはもう梅林の中で川沿いの梅もちらほら咲いている。

(右岸は日当たりも良く七分咲き)
見ていると右岸の方が日当たりがいいのかきれいに咲いている。
そこで八幡橋を越えた所で右岸に上陸して昼食休憩を取る事にした。
人もまばらな東屋があったのでそこで梅をみながら昼食、直ぐ後ろには橋が見えている。
平和だねえ。

(後ろに見えるのは八幡橋)
しばし梅見を楽しんで出発、あと5kmほどは漕いで高山口まで行きましょうか!
再スタートしてすぐに川一杯にオイルフェンスが張ってある。
ちょうど奈良県と京都府の境あたり。
厳密にいうと月ヶ瀬橋あたりから右岸は京都府、左岸は奈良県なんですけどね。
さてそのオイルフェンスは開閉式のゲートがついていて、なんと手で押せば通り抜ける事が出来る。
正直このてのゲート付きはかなり珍しい。

(ほぼ県境にある開閉式オイルフェンス)
ゲートを潜って先を進む。
この辺りからはダムのバックウォーターで幅も広く、両側が切りたってくる。
比較的景色もかわらず単調。
とはいえ変化のないのは3kmほどなので、20km単位のバックウォーターの天竜川のダム湖を漕いできた私にはわりと気楽なもんだ。

(橋桁のない高山大橋)
行ってる間に赤いつり橋の高山大橋が見えて来た。
ここを過ぎればゴールまで800m、高山ダムまで1kmちょっと。
ただこの下流の右側がちょっと面白いのでそちらも廻ってみよう!

(下がえぐれていてパドルは入る大岩)
まず最初にあるのが大岩、特になんのひねりもない名前だが地元の人はそう呼んでるという事だ。
下が抉れた巨大な岩で、充分雨宿りが出来る。
ただ行った時は冬の満水期、水位が高くえぐれた下がわからない。
でも近寄るとしたになにもないの見えるんですね。
そこでパドルを差し込んでみました!
わかりにくいですが220cmのパドルは岩に下に入り込んでます!

(高山大橋下流右岸奥の田山の滝)
大岩見物して次はその奥にある田山の滝。
なんでこんな所にという場所にある滝で、何段かにわかれて落ちてくる。
何度かクリーク艇もってきたら行けるかなと思って上まで見に行ったがちょっと怖いね。
まあ見てるだけで充分です。

(ゴール地点、高山口のスロープ)
そこから後はもうすぐ。
ゴールの高山口のスロープで上陸。
約13kmでした!
着替えて回送用の車を取りに行く時に梅林の横の湖畔の里つきがせという食事やおみやげの店の横を通りがかる。
もう車がいっぱいで入場待ち、やはり移動できるシーカヤックならちょっと離れた所からのスタート&ゴールの方が楽かな。
まっいい感じのツアーでした。