
(ファルト2艇を持って電車を待つ!)
琵琶湖から出て大阪湾に注ぐ淀川は3つの名前を持っている。
まず琵琶湖から天ケ瀬ダムまでを瀬田川、かなりの急流を含む区間だ。続いて八幡の三川合流(背割堤公園)までを宇治川、そしてそこから下流が淀川になる。まあ正式名称は全て淀川なのだがそこは通称の方が通ってますね。
そもそも琵琶湖に注ぎこむ川は数多くあるのだが、琵琶湖から流れ出る川はこの淀川1本だけ。そのせいか比較的水量も多く水深もあるので漕ぎやすい。

(当然2人分のパドル・ライフジャケットなどが入っている)
この淀川は天ケ瀬ダムの2km下でJR並びに京阪電車の宇治駅の近くを通り以後河口まで電車回送で楽しむ事ができる。
こういう川はなかなかないんですね。特に宇治駅から守口市の豊里大橋駅までは京阪電車1本なので回送も楽だ。
今回ツアーに参加のK女史は2月に天ケ瀬ダムから伏見港公園を5月に枚方大橋から豊里大橋を漕いでいる。ということは今回伏見港公園から枚方大橋まで漕いで次に豊里大橋から大阪湾まで漕げば天ケ瀬ダムから大阪湾まで漕いだ事になる。まあちょっとこういう目標があれば漕いでても楽しいもんだ。

(駐車場の一番奥が河原に近い)
余談だが、私はカヌーを始めた時にどちらかというと急流指向で漕いで来た。そして知人にどこ漕いでるのと聞かれて木津川・瀬田川・保津川・長良川・大歩危・小歩危とかいってもフーンという感じであまり反応はなかった。
そんなよく知らない急流の名前より琵琶湖から淀川通って海まで漕いだよというと自分でもコースが思い浮かぶのでえらく感心してくれたもんだ。やはり知ってる所は実感わくんですね。

(スタート地点に移動する)
さて今回は平日の月曜日のツアーなので参加者は2人と少ない。
まず車をゴールの枚方大橋に置いて最寄りの枚方公園駅から伏見港公園の最寄り駅の中書島駅まで移動する。ここは京阪本線1本なので乗り換えもなく楽だ。
そもそも海から遠い伏見に何故か港という名前。これは京の都への物資の大集約地の巨椋池があったため。まがう事なくここは港だったんです。

(琵琶湖疎水の分流の濠川が宇治川に流れ込む)
さて伏見港公園について手早くファルトを組み立てる。私以外は直接伏見港公園にきてあとから車で戻ってくる。さあ行きましょうか!・・・という訳で後半に続く。
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