
2月7日に治験の抗がん剤ドセタキセルの2クール目に入りいつものように短期入院。
そして今日14日で投与8日目。
そろそろ白血球が下がる頃でもあり病院でいつもの血液検査。
結果は・・・アウト!
1クール目の時より少しましだったがギリギリ入院か外出禁止レベルです。

(大阪国際ガンセンターから見える大阪城)
2クール目は1クール目より抗がん剤を20%減量だったのだがやはり駄目だった。
そうなると仕事も行かないようにという事なので大人しく自宅へ。
一応白血球の増量注射と抗生物質をもらいこの週末は何処にも行かず大人しくしてます。
白血球の減少のほかに現在出ている副作用は目眩、ふらつき、胸やけ、味覚障害、口内炎、筋肉痛・・・かなり堪えてるのが味覚障害。
前の治験の時は味がわからず無味に近かったが、今回は変な苦みがありなんか食べても薬をまぜたような味がする。
比較的ましなのは梅干しと味噌汁。
喰いもんまずいのはきついです。

あと治験とは別に改めてゲノム解析をやってみることにした。
一応昨年の6月からの治験の為ゲノム解析はやったのだが、今回は独立して検査をしてみようという事。
基本的にガンは最初の発がんした部位の薬を使う。
私なら膀胱ガンなので肺にとんでも膀胱の薬となる。
ただガンゲノムが変って肺型のゲノムになっていたら肺ガンの薬でないと効果がない。
それをちゃんと調べようという事だ。

ただ日本の医療制度の壁で最初の部位の薬以外は標準医療では使えない。
変な話だが効くとわかっていても標準医療の病院では使ってくれないんです。
ではどうするかというと一時私がやってたような自由診療、でもこれは保険が効かないし何百万単位な上、薬を使って終わりというタイプのクリニックが多い。
そして唯一標準医療の病院でやってもらえるのが治験となる。
でも自分に適したゲノムが見つかってもその治療を受けれるのは10%ぐらい。
そんな事を全てわかったうえでやってみることにした。
ゲノムの説明の中で、家族にも解析結果を伝えるのかや、解析の前に死んだらどうするかなど生々しい話が続く。
まっやることがあるのはまだ有難いもんだ。
やるだけやっていきましょう!