ポチタマ夫婦日記

4年半の久留米での生活に別れをつげ、横浜に帰って来た二人ですが、「破れ鍋」に「ドジ豚」中年夫婦の生活は相変わらずに・・

父の死 ー どうなっちゃってるの? その2

2010年05月19日 | ゴミ屋敷だモン

マサオ君との電話で明らかになった事は・・、

デイサービスのスタッフの方が、いつも母がデイから帰って来るとき
玄関まで迎えに出ていた父が、顔を出さなかったので、
了解をとって様子を見に家に上がり、父が布団の中で亡くなっているのを発見!
そして警察と弟の所に連絡して・・。

もし、そのスタッフの人が気を利かせて下さらなかったら・・ と思うと
本当に感謝しております。

しかし、母はその間 一体どうしていたのでしょうか?

老老介護で、介護している人が亡くなって誰も気づかれないうちに
介護されている認知症患者が餓死していた。 という話は聞いた事が・・。

生前の父の話では、
母は認知症の上、ひどい偏食。そのせいで体が弱って歩くのも困難!
家事は勿論(それは昔からだよ!) 身の回りの事は一切自分でせず
父まかせで読書やTVを見ているだけ。

元々耳が遠かった母は、高齢になって益々聞こえが悪くなったが、
どんなに説得しても、補聴器を使ってくれず。
タマが実家に電話しても、話が出来るのは父だけ。

実際の母の状態は分からなかった。父の話の通りだとしたら・・?
母は父の死後はデイサービスの間しか食事していない?(3日に一度)
一体どうやって生き伸びたの?
マサオ君やポチ・タマをはじめ母の親戚一同にとって、全くの謎!
(後に、とんでもない事が判明したのでありますが・・


もう一つの謎! 本当に父の死に気がつかなかったのか?

この謎は、未だに解明されていない!
(というか、その後の母の様子からポチタマは父が母に見殺しにされた!
という気持ちが益々強くなっております)

 

 

 


父の死 ー どうなっちゃってるの? その1

2010年05月19日 | ゴミ屋敷だモン

父タマが亡くなった状況は、どうだったか?
まだ「お話」しておりませんでしたネ!

バタバタし過ぎて、思い出すのも大変なのですが、少~しずつ「お話」しましょう!

 

第一日目

それは3月1日(月)の夕方の事でありました。 (以下、マサオ君 タマ
「親父が死んじゃったヨ!」 「エ~ッ!
(母が父を殺(やっ)ちゃったのか~?と思ったタマ)

しかも、「死んだのは今日じゃないらしい!」  
「エ~ッ!お母さんは、どうしてたの?」 「それが不思議なんだけど

父の話では
「お母さんは一人では何も出来ないから、自分が全て面倒を見ている」
筈だったんだけど・・。

「(母の)デイサービスの人が発見して、連絡をくれた。」 
「今、新幹線で横浜に向かっているけど、着いたら その足で鶴見警察に
行かなくちゃいけない。
(マサオ君は大阪在住)

「遺体を警察まで搬送するのに30万円と言われた!「エ~ッ!
(この方が、もっと
ックリしちゃった!)

「姉貴もスグ来てくれよ! と言われたけど、今すぐというワケには・・
もうすぐ夜だし、ここは九州だし!

とりあえずポチの会社に電話してみる。「お父さんが死んじゃったヨ!」
「エ~ッ!お母さんじゃなくて、お父さん? すぐ帰るから」
(ポチ)

「叔父(父の弟)さんの連絡先を知らないから、姉貴が連絡して
(長男のくせに知らないの??)

佐賀に住む叔父に電話すると、叔母が出て、
「ひざの手術をして、入院していたが今日退院し飲みに行っている」との事。

父が亡くなった旨を話すが、イマイチ無反応  とりあえず伝言を頼むが
その後も音沙汰無し! しばらくして又電話したら「義兄さんが亡くなったの?」
「そうなんです。(さっき話したじゃないか・・)」 その後、叔母から電話で
「さっき電話貰ったかネ?最近物忘れがひどくて・・!」 「・・(ハア~ッ)
 

4回目に電話したら従兄が出て、
「伯父さんが亡くなった~!? スグ親父に連絡し ます」 
やがて叔父からワンワン泣きながら電話があって・・。
「スグ横浜に行くけん」と言われたけど、

遺体は警察で検死されるので、通夜や葬儀の日程も決められないし・・・
でも、「母が父が亡くなっていたのを、3日も気づかなかった」とは言い辛いし!
(私だって疑っているモン)
なんとかなだめて、「タマが横浜に着いたら必ず連絡するから」と説得。 

帰宅したポチに飛行機とホテルの予約を頼み、
「何日横浜にいるようになるか分からないよネ」と荷造りを始めるが、
マサオ君、母の親戚、そして叔父から話を聞ききつけた父の田舎の同級生等々
タマの携帯に電話が掛りっぱなし!

父の同級生は、勿論 皆ジイチャンの上、訛っていて聞き取るのも大変。
「スゴク元気やったとに何で亡くなったとネ!」

タマだって、まだ分からないんだヨ! 

「もう、どこまで荷づくりしたのかワケ分からないヨ~!
と広げた大きなスーツケースの前で右往左往していたタマなのでありました。



 

 

 

 

 





 


作りモノじゃない!?

2010年05月18日 | ゴミ屋敷だモン

TVで「なんでも屋」さんが、ゴミの片づけを依頼されて、それを取材する!
何て番組を見ていた事があったけど・・

ゴミの山の中からコンビニの弁当の食べ残しが出てきたり、色々な虫がいたり
冷蔵庫の中から、得体のしれない傷んだり、賞味期限がと~っくの昔に
過ぎている食品が出てくるのを見ていて、ポチは
「あんなのヤラセか作りモノだよネ
(我が家の冷蔵庫は稼働率?30% 見通し良過ぎ?)

 

いえいえ現実なんだヨ! タマも実家の冷蔵庫で

溶けた?モヤシ(だと思う・・)や、元は何色のカマボコ?の類(たぐい)を一杯
発見したからネ! 加工品だって全て賞味期限が過ぎていた。
食べないなら買うなヨ!


一緒に片付けを手伝ってくれた従兄が、押し入れの中から!雑誌や本と一緒に
パックに入ったキムチを発見!(たぶん韓国土産)

「賞味期限は平成10年か・・今年のだから、まだ新しいネ!」(従兄)
「エ~ッ!違うでしょ!
「西暦は2010年だけど、平成22年だから賞味期限は12年前だヨ!

「・・」(従兄)


まあ・・、普通12年前に賞味期限が過ぎたモノが家にあるなんて思わないし
ゴミ屋敷で片付けをしていると、こちらの頭の具合もオカシクなるよネ!


「よく(発酵して)爆発しなかったわよネ!
と関心する(韓流ファンの)従兄の嫁さん。


万事が、この調子ヨ! そりゃTVは嘘もつくかもしれないけれども
「本当の事もあるっさ~!

 


お疲れなの・・。

2010年05月18日 | ゴミ屋敷だモン

以前はブログの「ポチ弁当」も、写メでアップした後に
すぐ記事を編集していましたが
最近は・・・。

お蔭で、自分で自分の作った弁当の献立が分からなくなっちゃったりして・・。
写真を見て密かに?悩んでいる状況。

これって、試験前にノートを見て自分の字が読めなかった学生時代を彷彿させる
(タマは字が非常に汚いので、当時ワープロが売り出された途端にハマった!)


これも実家の父が急死して、色々あり過ぎて疲れちゃっているからなのヨ!
でも「悲しくて力を落としている親思いの娘」なんかじゃないタマ!

誰だってあの「ゴミ屋敷」を見たら疲れるヨ!

タマが子供の頃から「子孫に美田は残さず!」何て言ってた父タマでしたが
確かに、「美田」どころか、「処分に二日掛かりで、100万円のゴミの山」を
残されちゃった日にはネ!

しかも、何度も言うようだけど拾って来たのじゃなく、それ以上のお金をかけて
買い集めたガラクタだから、もう腹は立つし 涙は出るし・・

 

 

 


素晴らしき人生?

2010年03月30日 | ゴミ屋敷だモン

タマの実家が「ゴミ屋敷」になったのは、母が認知症を患い人格が変わったとかでは
無~い!

タマが子供の頃から家の中は、常に汚かったモン!
タマが成長して、家の事をし始めて何とか体裁を保っていたんだヨ! ホント!

通夜で佐賀に住む叔父が話していたけど、
タマが2~3歳ぐらいの時に東京に遊びに来て、そのころ両親とタマが住んでいた
アパートに泊めてもらった時の事だそうだが! (半世紀以上前だネ!)

「泊めてもらったから蒲団を上げようと押入れを開けたら・・・」
丸めた汚れモノが雪崩を起こしたって! 
その時「義姉さんは、几帳面なヒトじゃ無かばい!」って思ったらしいヨ!

家の片づけを手伝ってくれた従兄も
「俺、それほど驚かないヨ! 叔母さん昔から・・だったもんナ!」

そうなんです! オシャレしてお出かけするのは大好き!
タマが小学生の頃から、グラビア写真が一杯の婦人雑誌で
モデルのヘアを担当している美容師の店に電車に乗って出掛けていたし・・。
家じゃ食事の支度は ほとんどしないけど、自分は
「かなりセレブな店」で食事してるし・・。(勿論タマは行ったこと無し!)

でも、家の中は布団敷きっぱなし、その上に脱いだモノがそのまんま!

何しろ「掃除をしてはいけない」律法を自分で作っていたようなヒト。

コーヒーでも食べカスでも、こぼしたら普通スグ拭くけど、何年間も拭かないんだヨ!
その上に洋服(かなり高級)脱ぎっぱなし!新聞読みっぱなし!
でもって、ポチの苦手なゴキがチョロチョロ!
この前、置いてあった「ホイホイ」を覗いたら「ゲゲ~ッ!満室じゃないか!

汚れがこびりついた畳を見て、「オレが金出して畳を替えたんダゾ 」(マサオ君) 
「(まだ、2年経って無いよネ)・・・


当然、冷蔵庫や電子レンジにガスコンロ、何がタレても吹きこぼれても
お手入れなんぞしないから、すぐ汚くなるし壊れたりする。
すると、(自分がお手入れしない事は棚に上げて)文句を言って買い換える!

実家には、大型の冷蔵庫と、父が使っていたマイ冷蔵庫とは別に冷凍庫
(冷凍冷蔵庫ではなくてホントの冷凍庫ヨ!)があるが、どこで拾って来たんだ?
と思うほど汚~い! 
そうそう、リモコン類も何が付いているのか気持ち悪くて触れないぐらいのシロモノ。

家の事はせずに、遊んで暮らしていた「母」は幸せ者だネ!(まだ生きてるけど)


でも、今家の片付けに追われているタマとマサオ君が色々な人の前で、
赤っ恥をかいてる、この状況を「どうしてくれるんダ!」 
 

 


 

 



 


何でこんなに買うっちゃ!

2010年03月30日 | ゴミ屋敷だモン

弟のマサオ君と足取り重く「ゴミ屋敷」の実家に向かったタマ!

イヤ~ッ!我が親ながらビックリしちゃうやら・・呆れちゃうやら・・。
とにかく無駄なモノが多いんだヨ!

風呂場ではシャンプーは口を開けたモノが何本も置いてある。
買い物が不便な立地ではあるから、未開封で買い置きしてあるなら分かるけど・・。
全部口が開いているのは、どういう事?

ラップやらティッシュにキッチンペーパーも凄い数! 粗品で貰ったモノもあるけど。
それも、台所だけでなく「何でこんな所に置いてあるっちゃ!」てな場所に!

母親が、あちこちに配って悦に入っていた「箱入りチョコレート」は、
部屋の中にある?靴箱に泥だらけのパンプスと一緒に詰め込んであった。
その数、20箱以上! (それほど高級じゃないけど・・)
タマは貰っても食べずにポイしていたが・・正解だったネ!

散らかし放題だから、あるはずのモノを見つけられずに又買っちゃうんだ!
それが、またゴミになるんだよネ!
食器も洗わずに、在庫?をどんどん使うからシンクは汚れモノの山!

以前、新聞や雑誌も部屋に散乱していて、実家に行ったタマが片付けようとしたら
「自分史を書く資料だから触るな!」と父親に怒られた!

足の踏み場もなくて、それを整理しようとしているのか書棚や収納ケースを
買ったようだが整理は出来ていない。
そうでなくても家具類が多すぎて、電気のスイッチやコンセントを塞いでしまって
延長コードがニョロニョロ! 足場がなくて雨戸の開け閉めが面倒だから
閉めっぱなしで、電気点けっぱなしなので電気代が高いのか?

モノを増やす事はしても、減らして整理する気は全く無かったんだネ!


同情されたけど!

2010年03月24日 | ゴミ屋敷だモン

実家を「ゴミ屋敷」だなんて大袈裟な!  何て思ってくれた皆様へ

ホントのゴミ屋敷なんだから! まあ屋敷とは言えない小さな一軒家ですけど・・。

弟のマサオ君とタマは、何とか実家のモノを減らそうと、短い滞在期間中に
出張買取を行う、家電リサイクル業者さんや古本屋さん、美術品買い取り業者さん
に電話を掛けまくりましたが・・、一向に家の中はスッキリなんぞしません。

まずは、初めに葬儀屋さんに「知り合いの(産廃)業者さん紹介しましょうか?」
と言われ、家電リサクル業者さんにも「大変だネ!知り合い紹介出来ますけど・・」
「古本屋さん」「美術品買い取り屋さん?」にも同様の事を言われ、
と~っても、同情してもらって色々アドバイスを頂きました!
「素人が片付けるのは半年かかっても無理!」
「(タンス等で)必要な物だけ探したら、引き出し締める必要も無いヨ!」
「自分で掃除しよう何て思わない方が良い!」

まあ、皆さんの共通の御意見としては、家の中の家財(ってゴミだけど!)を
処分するだけで100万円かかるって

ウチの親のスゴイところは、ゴミを拾って来たのではなく、自分たちで
お金を使ってゴミを増やしたところだネ!

引き取りを拒否された、やたらに大きい「日本伝統工芸展入選作」の
白磁の鉢だか何だか! 
「買った時は相当お金払ってると思いますけど・・」 でも、数千円でも
引き取れないと言われた。 それも一つどころか何点もあるのヨ!

出かける度に、洋服を買っていた母だけど部屋に溢れちゃって・・
しかも、タマが持っている服より二桁~三桁以上高いはずなのに、
グチャグチャの上にホコリや食べカスで汚れちゃって、見ると「オエ~ッ!


何で新聞三紙も取っているんダ? しかも、読み散らかして中のチラシもバラバラに
散らばっているじゃないか!
手続きに必要な後期高齢者の保険証や年金手帳を探すのに、
私達(タマ・マサオ君・マサオ君の息子のRyou君に従兄夫婦)が
どれだけ苦労したか!

1か月の電気代が17,800円だって~! 全然エコじゃないじゃないか!

マサオ君もタマも精神的にも肉体的にも疲れ切った上、浪費家の親の後始末に
お金払わなくちゃいけないんだヨ!

もう、力が抜けて詳しい話は気持ちを落ち着けてから報告しますネ!
(でも、マサオ君もタマも気持ちが落ち着く事なんて出来るのか分かりません!)