ここどこすりぃ

流浪の銭湯ブログ

仙道温泉湯林荘(佐渡市栗野江1301−1)

2019-10-06 21:20:28 | お湯
佐渡の温泉銭湯「仙道温泉湯林荘」に行って参りました。

金沢屋旅館の前にある「若宮通」バス停から、南線のバスに乗って約40分位で「仙道」というバス停に着きます。

少し戻ってコンビニの角を右に曲がり、川沿いにすすむと、掛け替えられたばかりの橋の先に目指す湯林荘はあります。

一見すると民宿のような建物で、昔は泊まりをやっていたのでしょうが、今は入浴だけになっています。

玄関を入るとフロントになっています。最初は無人でしたが地方銭湯ではよくあること、しばらく待ってから再度声をかけると奥からご主人が出てきました。

フロント横の通路を進み、奥のコンクリ造りの別棟が浴場になっています。

戸を開けるとまずはロビー。健康器具やらマッサージ機などが並んでいます。

戸に比べ少々サイズの小さい暖簾をくぐると脱衣所です。ロッカーはなく作り付けの棚があるのみです。
よく掃除された浴室は意外とカラフル。青い壁が印象的です。

浴槽は奥に2槽ありますが、片側の浴槽にはお湯は張られていません。もう片側の浴槽にはなみなみと茶色いモール泉が張られています。お湯は適温。奥壁にはトキの写真などが貼られています。

午前中にお邪魔しましたが3~40分の滞在中お客さんは私一人だけでした。まあ、すぐ隣の丘の上に畑野温泉保養センター「松泉閣」という公営の立派な温泉がありますから、観光客はそうそう来ないのでしょうが、雰囲気もお湯もヨイですので、観光途中に立ち寄るにはヨイと思います。

仙道温泉 湯林荘

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佐渡市温泉活性化協議会

 



金沢屋旅館(佐渡市両津湊263−2)

2019-10-06 20:30:47 | 宿
両津の旅館「金沢屋」に泊まって参りました。

ジェットフォイルが欠航して、佐渡の海山の幸を期待していた夕食は、結局おけさ丸の食堂で「佐渡汽船カレー」で済ませました。これはこれで悪くはないのですが。

両津の港についたのは午後10時。この時間だと港に明かりはあるものの周りは真っ暗。

しかも今日の宿は港から近いものの、商店の建ち並ぶ両津夷ではなく、反対側の両津湊の方にあり、ただ街灯のみ点いている寂しい道をトボトボ歩いてゆくことになります。

さて、今日の泊まりの金沢屋旅館、単純に朝食付きで一番安かったので予約したのですが、実は明治20年築のもと元遊郭という超文化財級のお宿であります。1階には帳場と広間と浴室があり、中央には中庭だったと思われる広い空間があります。階段を上がって2階に客間が並んでおり、廊下には陶器や絵画などを飾ったガラスケースがあります。通された部屋の壁片側は圧倒される一面の襖絵となっておりました。

とはいえエアコン完備でテレビは液晶、無線wifiが飛んでいて、トイレは共同ながら洋式水洗と、それなりに設備は整っています。

翌朝は、朝食前に女将さんに促され、かっぱえびせんを渡されて裏の湖畔に出てみます。

すでに鷗の一団が待ち構えており、かっぱえびせんを撒くとワラワラと集まってきます。

直前ににじり寄ってねだる奴や、タイミングを合わせて突っ込んでくる奴など鷗も個性様々です。プチ「ヒッチコックの鳥」体験ができます。

宿に戻ると朝食の準備ができておりました。食事場所はこれまた立派な壁絵のある1階広間です。

ビジネスホテルとは一味違う地場物の和食です。

出立は旅館の前からバスに乗ります。

この旅館はちょうど街の中心部とバスの車庫の中間にあり、いずれの方面に行く場合も港や街なかまで出ずに目の前のバス停からバスに乗れるので便利です。

まあ、隣の部屋の音が丸聞こえな点はありますが、色々貴重な体験ができてなかなか面白いと思いますよ。

OGPイメージ

金沢屋旅館

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