最近また「活字が読みたい病」が発病しているみたい・・・
昨日の「略奪」に続いて、マイケル・クライトンの「タイムライン」を読んでいます。
これは映画「タイムライン」(2003年作)の原作。
フランスで中世(14世紀)の遺跡を発掘しているチームの責任者であるジョンストン教授が、発掘資金を提供しているハイテク会社ITCが開発した転送装置で14世紀に行ったまま、行方不明になってしまった。
教授を救い出すために、チームのメンバーも百年戦争真っ只中のフランスへと旅立つ・・・ってな話です。
映画ではこの話の要になっているキャラで、歴史学助教授のアンドレ・マリクに「オペラ座の怪人」のファントム役、ジェラルド・バトラーが扮しています。
(でもあまりカッコよくない、涙)
余談・G・バトラーはファントム以外なら「ドラキュリア」がカッチョいいです♪
(キワモノがお似合いってこと!?)
映画の方は正直「ありゃ、こけちゃったよ・・・」って感じだったのですが、原作がこんなに面白いとは!
つくづく映画(脚本)作りって難しいんだな、と思いました。
映画版では最初からはしょりすぎで、よく分からなくて、ただのタイムマシーンの話&歴史ロマンスの話だと思っていたのですが、原作を読むと違うんですね・・・
ただ当時の舞台や、戦いのシーンなんかはとても良かったと思うし、映画を見てから読むと、風景や城下町の様子、当時の衣装や武器に至るまで、イメージしやすいのでやっぱり映画を見ておいて良かった、と思います。
さて、このお話のポイントは量子力学・・・量子(すべてのものを形作っている原子や分子の)物理的な量の最小単位らしい・・・・・・ほほ~
解ったんだか解らなかったんだか解らないんだけど(笑)、とにかく普通に量子力学の参考書を読むよりは遥かに解りやすく説明されていて、生まれつき理数系に拒絶反応を示す私でもスラスラ読めちゃうし、更に「なーるほどぉ!物理って面白いじゃん!」なんて思わせちゃうんだから、マイケル・クライトン、恐るべし!
(もちろん話はフィクションだから転送装置の話なんかは現実離れしてるんだけど、でも実際には80年代にはすでに量子レベルでの転送は成功してるんだって・・・驚!)
しかも同時に中世後期、14世紀のフランスとイングランドの間で繰り広げられた百年戦争のことまで知ることができるんだから、世界史好きの私にはたまらーん♪
(ちなみ百年戦争は宗教戦争ではありません)
実は、マイケル・クライトンの小説を読むのはこれが初めて。
「ジュラシック・パーク」や「スフィア」、「ER」の原作者で、ドル箱作家って程度しか知らなかった・・・
しかも「ER」は別にして、映画化されたものはほとんど全部好きじゃなかったので、原作も面白くないんだろうな、って思ってたんだよね・・・ごめんよ、マイケル
この映画が面白くないのは、これはもう完全に脚本家が悪い!(監督も悪いんだろうなぁ・・・リチャード・ドナー、「リーサル・ウェポン4」の監督だよ)
きっとマイケル・クライトンの名前だけで予算が付いて、それなりに集客数も見込めるだろうって打算があったんだろうけどさぁ・・・
原作がこんなに面白いのに、あ~、もったいない!
昨日の「略奪」に続いて、マイケル・クライトンの「タイムライン」を読んでいます。
これは映画「タイムライン」(2003年作)の原作。
フランスで中世(14世紀)の遺跡を発掘しているチームの責任者であるジョンストン教授が、発掘資金を提供しているハイテク会社ITCが開発した転送装置で14世紀に行ったまま、行方不明になってしまった。
教授を救い出すために、チームのメンバーも百年戦争真っ只中のフランスへと旅立つ・・・ってな話です。
映画ではこの話の要になっているキャラで、歴史学助教授のアンドレ・マリクに「オペラ座の怪人」のファントム役、ジェラルド・バトラーが扮しています。
(でもあまりカッコよくない、涙)
余談・G・バトラーはファントム以外なら「ドラキュリア」がカッチョいいです♪
(キワモノがお似合いってこと!?)
映画の方は正直「ありゃ、こけちゃったよ・・・」って感じだったのですが、原作がこんなに面白いとは!
つくづく映画(脚本)作りって難しいんだな、と思いました。
映画版では最初からはしょりすぎで、よく分からなくて、ただのタイムマシーンの話&歴史ロマンスの話だと思っていたのですが、原作を読むと違うんですね・・・
ただ当時の舞台や、戦いのシーンなんかはとても良かったと思うし、映画を見てから読むと、風景や城下町の様子、当時の衣装や武器に至るまで、イメージしやすいのでやっぱり映画を見ておいて良かった、と思います。
さて、このお話のポイントは量子力学・・・量子(すべてのものを形作っている原子や分子の)物理的な量の最小単位らしい・・・・・・ほほ~
解ったんだか解らなかったんだか解らないんだけど(笑)、とにかく普通に量子力学の参考書を読むよりは遥かに解りやすく説明されていて、生まれつき理数系に拒絶反応を示す私でもスラスラ読めちゃうし、更に「なーるほどぉ!物理って面白いじゃん!」なんて思わせちゃうんだから、マイケル・クライトン、恐るべし!
(もちろん話はフィクションだから転送装置の話なんかは現実離れしてるんだけど、でも実際には80年代にはすでに量子レベルでの転送は成功してるんだって・・・驚!)
しかも同時に中世後期、14世紀のフランスとイングランドの間で繰り広げられた百年戦争のことまで知ることができるんだから、世界史好きの私にはたまらーん♪
(ちなみ百年戦争は宗教戦争ではありません)
実は、マイケル・クライトンの小説を読むのはこれが初めて。
「ジュラシック・パーク」や「スフィア」、「ER」の原作者で、ドル箱作家って程度しか知らなかった・・・
しかも「ER」は別にして、映画化されたものはほとんど全部好きじゃなかったので、原作も面白くないんだろうな、って思ってたんだよね・・・ごめんよ、マイケル
この映画が面白くないのは、これはもう完全に脚本家が悪い!(監督も悪いんだろうなぁ・・・リチャード・ドナー、「リーサル・ウェポン4」の監督だよ)
きっとマイケル・クライトンの名前だけで予算が付いて、それなりに集客数も見込めるだろうって打算があったんだろうけどさぁ・・・
原作がこんなに面白いのに、あ~、もったいない!
なんかさ~、あんな有名になりすぎた人のって、反対に入りづらいのよね~。
早い時期に読んでしまってないと、なんか、手にとってはやめ、眺めて迷ってはやめ・・・
これがおもしろいよ、とかって聞くまで読みそびれてしまう傾向にあります・・・
でも、今度手に取る事があったら、迷わず買ってみようかな?と思いました
脚本も悪いけど2時間に納めようとすること自体間違いなんでしょうね。マイケル・クライトンは映画よりTV向きかも(^^;
洋書最近読んでいません。
一度、読んでみたいな。
このようなアクション、アドベンチャー、SF的なもの映画は大好きです。
まずはDVDでみてみようかな。
私もクライトン作品は完全に食わず嫌いだったのよ・・・
でもこれは実は図書館で借りたから、つまらなくても後悔はしないだろう、と思ってさ・・・笑
購入はあえてオススメしませんわ
カヌさん>
確かにTV向きかもしれないですね!
やっぱりタイムライン、2時間に収めるのは無理でしょう・・・(まぁ、どの作品もそうなんでしょうが)
原作、お時間があれば是非、読んでみてください。
私は面白いと思いましたよ~
CLUBYYさん>
こんばんは~!
そうですね、まずはDVDで見てから読んだ方がいいかもしれないですね。
最初に原作読んじゃうと、映画始まった段階から「え?え?え?」って感じになっちゃいますから・・・
私は「ジュラシック・パーク」「ロスト・ワールド」しか読んでないけど…
冒険したのに成長しない登場人物は嫌(^_^;)
なんだ「タイムライン」のジェラードはいまいちなのねん。見るなら「ドラキュリア」にしま~す。
他のクライトン作品を読んでないのでなんともいえませんが、もうすぐ物語終わりに近付いている時点では、そんなに気にはなってないかも・・・(でも私だからかも、笑)
映画「ジュラシック・・・」と「ロスト・・・」の登場人物よりは<私は>遥かに好感持ちました(笑)
私もこの2作品の登場人物はrukkiaさんと同じ理由で嫌い・・・
「ドラキュリア」は主人公の女の子がどうにも好きになれなかったけど、ジェリーはカッチョよかったと思う!