こけしんち。

*。。*:.こけしのお庭とおウチと育児の記録.:*。oo。*

ねぷた作成、再び

2019-07-30 | 日記


先週のこと。
またまた、津軽ひろさき検定対策・ねぷた作成実習(そんなものはありませんが、勝手にそう呼んでいる)に行ってきました。

我らの部署がシフトにあたっていたこの日。
何をやるのかな~、と現場に行きましたら、こんなのが待っていました。

「金魚を作ります」
と言われて、目が点に(笑)

「え……ソレってあの、ゴロゴロ~って引っ張るやつですよね」(冷や汗)

という訳で、隊列の冒頭に登場する金魚ねぷたちゃんに大当たり(笑)

過去の写真などを見ながら下書きして墨と蝋を入れてください、な~んてサラッと言われちゃいまして……



こんな?



こんな?

と、へなちょこ絵師は迷走(笑)

それでも、皆さんから「いいよ」「上手」とか、ほめていただき(なんて素敵な現場!)……



気分がノッてきて、墨と蝋入れまで完了(笑)



後ろ半分には蝋で鱗を描きます。
写真やネットを見ながらの見よう見まね。
オリジナリティ出していいよ、と言われたので、まつげをつけたろか、などと思いましたが、さすがにそれはおじけづいてやめましたが、



与えられた任務は完了(笑)
まさか金魚の顔を描くことになろうとは思いませんでしたが、とても素敵な経験になりました。

他のチームが尾びれを作ってくれ、次のシフトの人たちが朱色を入れてくれたはずです。

本番には必ずや、この金魚ちゃんと記念写真を撮ろうと思います( 〃▽〃)


念願の手摺鉦デビューへ

2019-07-15 | 日記


弘前ねぷたまつりが近づいて来ました。
もう半月ほどで津軽の熱い夏がやってきますよ~(^^)

さてさて、今年は我が家、念願の手摺鉦を買いました♪
これまで、リンリンとみ~たんと私、笛でお囃子に参加していましたが、できるようになると欲深くなるもんで、以前から手摺鉦をやってみたいと思っていました。

で、使っていたのはコレ。



可愛いウサギさんの巾着に入った鉦……?
何やら形が変……?



実はこれ、保育園児だったみ~たんには本物の手摺鉦は重すぎるので、とステンレス製のマドレーヌ型で作った、なんちゃって手摺鉦なんです~(^-^;

通っていた保育園ではアルミ製の灰皿を使って手摺鉦にしていましたが、保育園の先生からステンレスの方がいい音出るよ、と教えられ探したものの、そういう時に限って見当たらないもの(泣)
で、100均で見つけたマドレーヌ型を代用したわけです。

最近、発見したのですが、祭用品のコーナーにはステンレスの灰皿があるんですよね。
アレ、祭に参加する喫煙者のためではなく、手摺鉦を作る用ですよ、皆さん。
(当時は灰皿コーナーばっかり探してたけど、灯台もと暗しとはこのことよ。)

初めてお手製の鉦(津軽では「じゃがら」と呼びます)を持って囃子に参加したみ~たん(当時6才)、笛はまだそんなに拭けなかったので、早々と鉦に切り替えるかな、と思っていたのに、なかなかこのお手製の手摺鉦を取りだそうとせず、結局初めての年は使わずに祭が終了~(-""-;)
「何で使わないの~?」と言っても答えず、リンリンの「金色じゃないからじゃない?」と鋭い指摘に納得(笑)


翌年からは「暗いからどうせ見えないし」と何も気にせず使っていたけど、満を持してホンモノの鉦で囃子に参加する時がやってきましたよ~♪


しかし、打ち方は独学(笑)
以前、習いに行った時に撮影させてもらった囃子方のお兄さんの動画を見て、練習してましたが、耳コピでは何度やっても覚えられず頭が混乱((T_T))

そんな訳で。



こんなことしてる人、多分いないと思うけど……(^-^;

手摺鉦の拍子を音符にしてみました~!!!!!!
要は覚えればいいのです( ̄^ ̄)
挙げ句の果てに、拍子に適当な歌詞をあてて作曲。
歌いながら鉦を打てば、はい完成っ!
もう、ゴリゴリでやるしかないですよ、間に合わせるためにはね。


吹奏楽部では打楽器を担当しているみ~たん。
ひょっとしたら笛より筋がいいのでは?と思うくらい手首のスナップをきかせて鮮やかに叩きます。

もうすぐ本番。
今年も囃子を楽しみますよ~(^^)b

懐かしの吹奏楽コンクール

2019-07-12 | 日記


懐かしいロゴマーク。
全日本吹奏楽コンクールのマークと言えばこれです。

中学校から大学まで10年間、毎年出ていた吹奏楽コンクール。
私の青春は吹奏楽とともにありました。

しばらく吹奏楽の世界から離れていましたが、子供たちが楽器をやるようになり、また吸い寄せられるように吹奏楽の世界へ。



先週の日曜日は予選の弘前地区大会がありました。
娘の小学校は出場しないのですが、各学校から手伝いを出さないといけないらしく、どうしても都合がつかなかった顧問の先生に代わり、運営のお手伝いに(* ̄∇ ̄*)



なんだかんだ言って、この雰囲気が大好きなので、張り切ってお手伝いに行きました。
私は、ステージ袖で演奏が終わった団体の打楽器を裏の搬出口から出す作業をする係。
すなわち袖ですべての団体の演奏を聴くことができる、という何とも美味しいお役目でした。



そしたら、地区吹奏楽連盟のエライ人になっていた大学時代の先輩と再会したり、吹奏楽団の同期が出場校の顧問だったり、高校時代(秋田県)の強豪ライバル校の顧問だった方が審査員だったり、かつて自分も演奏した曲が自由曲として演奏している団体があったりと、とても懐かしい気持ちになりました。

一緒に付いてきて客席で聴いていた娘は、出場した学校の演奏や技術に感心してとても刺激を受けたようです(^^)b
そうそう、そうやって良い演奏をたくさん聴くと上手くなるんだよ♪

午前の部が終わって、他の人と交替しお役御免。



娘と遅いランチを楽しみました。



弘前市民会館と言えば、パンケーキが美味しい喫茶店。
二人でフルーツパンケーキをシェアしながら、本番に向かう出場団体の皆さんのリハーサルを漏れ聴きながら、素敵な時間を過ごしました。

県大会へ出場の皆さん、頑張って!





津軽ひろさき検定対策・ねぷた作成実習

2019-07-08 | 日記


これ、なんでしょうか?


答えはコチラ。



弘前ねぷた、扇型の下にある台座部分「開き」と呼ばれる部分です。
(答えの写真は去年の祭りのもの)

我が社は毎年、弘前ねぷた祭りに出陣していまして、
ねぷた作成も業務の一環としてスタッフが携わっています。

大ねぷたは、ねぷた絵師に依頼しますが、小ねぷたや灯籠などは我らの手なるものなんです(^^)b



ねぷた祭り開幕までの1ヶ月間、スタッフの輪番制で製作を行います。
先週の製作開始がちょうど私達の部署でした。

とは言っても、下絵がちゃんとあり、それをなぞりながら描いていくスタイル。

初めは、「開き」部分の牡丹の絵でした。



下書きが終わったら、ロウ入れ。



専用のロウを溶かす機械に、市販のロウソクを入れて液を作り、筆で下書きをなぞります。



なぜ牡丹なのか?
答え:藩主・津軽家の家紋が牡丹だったから。

その家紋の名前は?
答え:杏葉牡丹(ぎょうようぼたん)

その家紋をくれたのは?
答え:京都の公家・近衛家

津軽ひろさき検定を勉強中の私にとっては、テキストの内容を思い出しながらの、楽しい実習となりました。



本番にはねぷたに灯が入り、このロウ部分から灯りが漏れて、津軽の夜を彩ることでしょう。

楽しみです。