10日ほど前に、小学校教師をしている姉から、「中学生の時、どんな本を読んでた?」とアンケートされ、ふと自分の学生時代の読書を振り返る機会がありました。
はて・・・・・。
そう言われてみると、どうだったかな?
私、あまり読書家ではない方だと思うが・・・・・。
これでも図書館司書のはしくれですが(笑)、読書をしないライブラリアンだという自負はありましてね。
読書が好きで司書になった訳ではなく、図書館で資料を整理するのが好きで司書になったからね(笑)
で、そんなことを思いながら必死で思い出すと。
ありました、ありました。
中学生のころは、とにかく推理小説にハマっていたな~。
赤川次郎の『三毛猫ホームズ』シリーズは片っ端から読み漁った記憶があります。
それからアガサ・クリスティの『ミス・マープル』シリーズも読んでました。
高校生の時は、部活にあけくれてほぼ読書はしてなかったけど、大学生の時はコナン・ドイルの『シャーロック・ホームズ』シリーズに。
シャーロック・ホームズはアニメの名探偵コナンの世界のベースになっていて楽しかったし、何よりホームズの化学的・物理学的・心理学的・そして経験や統計学に基づいた推理がものすごくて、夢中になりましたね。
・・・・・量は多くないけど、好みに任せた読書をしていたようです(笑)
最近の子供たちはどんな本を読むのかね~、なんて姉と話していて、
(我が家の場合、もっぱら『コロコロコミック』と『ちゃお』ですから)
司書の勉強をしていた時に、児童文学の名作だから読んでみようと買った本をひっぱりだしてみました。
(『ナルニア国物語・ライオンと魔女』C.S ルイス 作, 瀬田貞二 訳, 岩波書店, 2005年)
久しぶりに読み始めたら楽しくて、止まらなくなり、ちょうどリンリンがインフルエンザになって学校を何日か休んだので、看病しながら一気に読み終わりました(^ω^)
文学少女じゃなかった子が、にわか文学少女に(笑)
(「少女」という年齢はとうに過ぎていますがね)
スマホやパソコンでなんでも手軽に映像で情報を得られる時代。
それに慣れてしまうと、活字を追ってその世界を頭にイメージしながら読んでいく作業って、結構疲れるような気がしますが、その分、自分がその世界にどっぷりと浸かって非日常を味わえるような気がします。
特に児童文学はホントにそんな感じ。
しかもサクサク読めて、忙しい大人には逆にいいのかも♪
以前、知り合いのお子さんが読んでいた児童文学の本をみ~たんにお下がりでいただいたのがまだまだたくさんあるので、しばらくはそれらを読み漁りたいな、と思います!