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こけしんち。

*。。*:.こけしのお庭とおウチと育児の記録.:*。oo。*

みちのく縦断弾丸ツアー!いにしへの丘から

2012-11-09 | 旅行

旅の記録。しめくくりはこちら。

 

私たちが登っている小高い丘。

 

ここは実は,奥州藤原氏の祖・藤原清衡公生誕の地

豊田館跡。

(藤原の郷にほど近い場所にあります。)

 

平泉で奥州藤原氏が栄華を極めるずっとずっと前。

清衡公の父・藤原経清公がここ江刺に居を構えていて,

ここは幼いころの清衡公が育った場所なのだそうです。

いわば奥州藤原氏のルーツと言える場所なのですね

 

丘を登りきったその上に,現在は小さな愛宕神社があるだけですが,

ここに昔はこんな建物があったというのです。

(写真は,えさし藤原の郷・清衡館)

 

奥州藤原氏と言えば平泉・・・ですが,

実はこけしの故郷・秋田県横手市は清衡公が異父兄弟と戦をした

後三年の役の古戦場があった場所。

「歴女」というまではいかないけれど小さいころから父や母に後三年の役の話を

聞いて育っているので,奥州藤原氏の歴史にはとっても思い入れがあるのです

 

ここがそのルーツとなった場所。

ドラマの世界が決してドラマじゃなく「リアル」であることを

この丘に登り大地を踏みしめて改めて実感したのでした。

 

偶然にも豊田館の丘から,新幹線はやぶさが通過していくところに遭遇しました

子供たちは大喜び

1000年以上前,後にこの場所に時速300キロで駆け抜ける乗り物がここを通るなんて,

きっと経清さんも清衡さんも村人の誰もが想像しなかったことでしょう。

 

変化の中で変わらず大切にされ続けているこの丘で,

来し方行く先に想いを馳せ,そんなことを思いました。

 

 

 

 

2週間前に急遽決めた割には予想外の弾丸ツアーになって,

我ながら満足度がかなり高いものになりました。

 

家に着くなり,熱心に「平清盛」の放映を見て,

そのうち読むかな~・・・と思って買っておいた子供用の歴史まんがを

いつのまに開いて読んでいるリンリン。

 

昔の人の生活,出来事に興味をもったのかな

 

よしよし,今度はもう少し南下して,平泉に行ってみようね

東北が誇る歴史の大舞台をこの目で見に行きましょうっ

 

 

 

「みちのく縦断弾丸ツアー」旅の記録はこれにて。

 

 

 

 

 

 

 


みちのく縦断弾丸ツアー!タイムトラベル

2012-11-09 | 旅行

今回の旅が「みちのく縦断弾丸ツアー」と題された訳・・・

実は旅の二日目はさらにさらに南に足をのばしたからでして

 

翌朝はまさしく秋晴れの中,一路,奥州市江刺へと向かったのでした

 

目的地はここ。

みちのくのハリウッド「えさし藤原の郷」

奥州藤原氏を題材としたNHK大河ドラマ「炎立つ」のロケ地として建設されたことは

あまりにも有名ですね。

その後も,数々の大河ドラマや映画,テレビ番組などでロケ地として活用され,

現在放映中の大河ドラマ「平清盛」でもお馴染みの場所。

 

 

こけしは子供の頃,2回ほど来たことがあるんだけれど,

せっかく花巻まで行くんだからちょっと南下してみよう,

そしてリンリンも見ている大河ドラマの映画セットでタイムトラベルしてみよう,

ということになった訳なのです

 

さっそく入り口で豪華な牛車に乗って・・・

 

弓矢の体験もできるというのでもちろん,ね。

(パパさんのお尻にささりそう・・・・

 

甲冑まで着れちゃうコーナーなんかもあって

リンリン,侍になりきりまくりっ

 

 

こちら伽羅御所(奥州藤原氏3代目秀衡公の館を再現した場所)では

赤い橋のかかる池に鯉が沢山泳いでいて

しばしお戯れ・・・。

 

 

 

あっお姫様発見っ

 

・・・・なんて,この美しき姫君は実はみ~たんなのですよ

秋田の実家から急遽合流した「おばば様」にかしずかれて,

すっかりご満悦

 

素敵なお着物がいっぱいあるねぇ~・・・なんて言いながら,

巨大セットで平安時代にタイムスリップ

 

けれど,こちらのお屋敷は結構段差がキツイっ

あんな長い裾のお着物身に着けて歩いて・・・・

絶対姫様や北の方様は転んでたと思わない

ロケ用セットとは言え,非常に精巧に作りこまれているので,

そんなことを想像し,現場検証(笑)しながら楽しみました

 

「よっこらせ・・・」

バリアフリーに慣れてる現代人には,いちいち大ごとに・・・・

 

あら・・・この辺の廊下で,

誰かと誰かがバチバチ火花散らしてる場面がなかった?

なんてパパさんも楽しんでるご様子でした

 

ちなみにこちらのお屋敷・・・

 

実はお手洗い

園内マップ見なかったらトイレだなんて分からなかったよ~

なんて凝った造りなのかしら

「げに,雅な厠でおじゃりました・・・」

 

 

ちょうどこの日は江刺の鹿踊が披露されるというので,

昨晩に引き続き見ることができて,ラッキーな限り。

 

花巻の鹿踊とはまた装束の色や雰囲気が違って新鮮でした。 

勇壮な鹿の舞にしばしうっとり・・・。

装束すべてを身に着けると15Kgもの重さになるそうですが,

この日の踊り手の中に一人だけ女性の方がいらしたそうで,

本当にびっくりしました

 

 

 

あたり一面,時代は平安。

紅葉も空も,今と変わらずこんなふうだったのかしら・・・・

そんなことを思いながら素敵な「時の散歩」ができたひと時でした

 

 

 

 


みちのく縦断弾丸ツアー!ホテル花巻

2012-11-08 | 旅行

さてさて,まだまだ続く旅の記録。

沢山の素敵な体験と共に小岩井を後にしたこけし一家は,

さらに南下

花巻へと向かいました。

 

今回のお宿は「花巻温泉・ホテル花巻」さんです。

 

緑豊かな庭園がロビーの向こうに広がっていて

とても素敵なエントランスでした

スタッフの方も,駐車場からお部屋までとても親切な対応で

嬉しかったな~

 

そして何よりテンションが上がったのは

子供用の浴衣を貸していただけたことっ

 

ね~っ可愛いでしょ~

お部屋までいくつか持ってきてくださって選ばせていただけました

温泉宿だったらやっぱり浴衣だもんね

到着して早速お風呂を頂戴しましたよ

 

夕食会場に行く途中にはこんな立派なお神輿が・・・・。

浴衣着ているもんだから二人ともすっかり祭り気分が高揚

 

もちろん記念撮影いたしました

 

テンションMAXになったところで,いよいよお食事

今回利用したプランは「ふるさとバイキング」

・・・・・ということで,岩手の各地から集められた様々な食材を使った

食べ放題バイキング

 

や・・・・・やばいっ

美味しいにもほどがあるっ

ビールの進み具合といったらないわ

 

お食事をたっぷりいただいた後は,同じ花巻温泉にある「ホテル紅葉館」さんで

花巻の伝統芸能・鹿踊があるというので,行ってみることに。

やってました,やってました

見たこともない装束と太鼓のリズムにリンリンの視線はすっかりくぎづけ

 

生まれた時から体に染みついている「ドーンコドンコ」のリズムとはまた全然違う太鼓に

二人ともしばし時間を忘れて聞き入っていました

 

せっかくなので鹿踊の踊り手さん達と1枚。

み~たんは怖がってパパさんにしっかりしがみつきっ

 

 

あったかいお風呂と美味しいご飯と伝統芸能。

満腹満足で,お部屋に帰ったら4人とも速攻で布団にダウン

・・・・花巻温泉内のお風呂をハシゴするはずが

おかげさまでのんびりゆったりと休ませていただいたのでした

 

 

 

 


みちのく縦断弾丸ツアー!小岩井レトロの巻

2012-11-07 | 旅行

小岩井農場と言えば,100年以上の歴史を誇る老舗牧場。

歴史的建造物が残っているのは有名ですが,

羊さんの放牧地から沿路を歩いてくるとフツーにこんなレトロな建物が・・・

 

見事な木造建築であるがゆえ,その醸し出す雰囲気には圧倒的な歳月の存在感を感じます

 

まきば園のお向かい,上丸牛舎は小岩井レトロの真髄。

 

あれに見ゆるは有名なレンガサイロ。

 

 

そしてこちらは,出産用のお母さん牛のおウチ・二号牛舎。

 

明治41年の建造で,国登録有形文化財となっているのだそうですが,

今も現役というのが本当にスゴイ

 

 

まきば園の中の展示資料館には,当時の社宅を再現した空間が…

 

小岩井農場の中に小学校や保育園(“託児舎”といったそうです)があったようで,

それらの写真も展示されていました

「いってきま~す」

「ただいま~」

「宿題やってね~」

「ご飯できたよ~」

なんてちょっとしたごっこ遊びなんかしちゃって…

 

こちらは木製のバターチャーン。

一番はじめに,低温殺菌牛乳をつかってバター作りを体験した時に聞いたように,

振動を与えることでバターを作っていた,というのがよく分かりました。

 

実際にここで酪農を営み文化を作ってきた先人たちの歩みを学び,

深い感謝の気持ちで飲んだホットミルクは最高でした

 

ミルク館の展望台から見えた上丸牛舎。

ホットミルクを飲んで冷え切った体がすっかり温まったところで,

いよいよ本日のお宿に参りましょう。

 

 

 

 


みちのく縦断弾丸ツアー!フワフワモコモコの巻

2012-11-07 | 旅行

バター作りを体験した後は,ウール工房でお馴染みのウールプールで大はしゃぎ

 

数年前は羊さんと自由に触れ合ったり餌をあげたりすることができたのに,

現在は2年前の口蹄疫の大発生の影響を受けて

動物たちとのふれあいがなくなってしまったということでちょっと残念だったけど

こんな風に羊さんのあったか~い毛で遊ぶことができて,

二人とも大興奮なのでした

 

その後はポニー乗り場へ。

 

こちらは本日オフのためくつろぎ中のポニーさんたち

 

そしていよいよポニーさん乗馬体験。

リンリンは保育園の遠足で乗ったことがあったから心配なかったので,

ほ~らこの余裕

 

み~たんも乗りたいと言うけれど,きっと動き始めたら泣き出すんじゃないか,

と思っていたのに,しっかりまたがってポニーさんのたてがみも撫でてみたりするほどの余裕っぷり

ポニーさんの背に揺られながらしっかり乗りこなしちゃって・・・・

途中,ポニーさんが止まってしまったのにも動じないで

ニコニコ相棒の様子をうかがっているのでした

「どうしてポニーさん止まったの?」と後で聞いてみると

「おしっこしたかったみたい」ときちんと教えてくれました

 

この後,二人とももう一度挑戦

ポニーさんの背があったかくて柔らかくてすごく楽しかったみたい

 

さてさて,そうこうしているうちに「ひつじのショー」の時間に。

2匹のひつじ,タウリン君とカンガルーちゃんが出てきて,

お姉さんに絵本を読んでもらうというところからお話がスタート

この2匹は本当にお利口さんで,

ずっとお姉さんのそばに寄り添って絵本を読んでもらっているのでした

 

絵本の中身は,宮沢賢治の「注文の多い料理店」をモチーフにしたストーリーで

牧羊犬のフライ君と共に,悪い山猫を沢山の羊たちがこらしめる,という物語。

 

羊たちの一団をしっかりとまとめて歩かせる牧羊犬の賢さに,

思わず歓声が上がっていました

 

ひつじのショーの後は,羊の放牧地を沿路沿いにぐるりと一回り。

ちょうど親羊は毛刈りをしたばかりで,ちょっと寒そうだったけど,

赤ちゃん羊たちはそのまんまで,モコモコフワフワ感がまるでぬいぐるみのようでした

 

外はめちゃくちゃ寒かったけど,

ポニーさんや羊さんを見ているだけでなんだか気持ちがほっこり

 

これぞまさしく牧場の楽しみ方ですね

 

 

 

 

 

 

 


みちのく縦断弾丸ツアー!バター作りの巻

2012-11-06 | 旅行

本日からしばらく,先日の旅行の記録を綴りたいと思います

旅行と言っても,最初の予定ではちょっと近場の温泉でも…なんて話で

2週間前くらいに急に宿探しを始めたものなので,

温泉泊まって~,美味しいご飯食べて~くらいの旅行のはずでしたが,

安近短ではあるけれど,思いのほか内容の濃い弾丸ツアーとなりましたので,

少々連載が続きますのでご了承を・・・

 

 

まず旅の最初の目的地は

こちら…小岩井農場。

 

リンリンが「牧場で『こびと』を探したい」というので小岩井方面に行くことになったんだけど,

(最近ハマっている「こびとづかん」で牧場にこびとが住んでいるというのを知ったようで

どうしても探してみたかったんだそうで・・・・本気なのがウケルでしょ

せっかくなので「バター作り体験」なるものがやっているそうなので,

チャレンジしてみることにしてみました~

 

うぅ~っ

しかしながらこの日は気温11度くらいでメチャクチャ寒くて,

体験教室が始まる前にちょっとブラブラしてただけで,

極寒っ

 

さむい~っ

 

建物の中へ避難~っ

 

ということで,バター作りをやる「ミルク館」へ時間前に早々と到着

 

 

 

 な…なんとっ

この寒いのにソフトクリームとなっ

 

ま…,無理もないですね。

小岩井農場特製の一級品牛乳で作られたプレミアムなソフトクリームなんだから

マジで美味しかった

 

いきなり腹ごしらえしてしまったこけし一家。

さていよいよバター作り開始です

原料は,小岩井農場低温殺菌牛乳。

普通にスーパーで売られている高温で殺菌した牛乳と違って,

しぼりたての牛乳にもっとも近い成分で,

乳脂肪分が敏感なんだそうですが,

それをプラスチック製の蓋つき容器に入れて振ることで,

振動を与えられた乳脂肪分が変化してバターになる…

というとても原始的なバターの製造方法なのでした

 

という訳で…

こんな風に,バーテンダーばりにシャカシャカやる訳です

 

そうすると少しずつ容器の側面につぶつぶができ始めますが

これが乳脂肪分

 

さらにさらに振り続けていくと

(パパさんなんか,おでこがテカッてくるほど汗ばんで振ってた

ジャンっ

塊が増殖っ

ここまで振り続けること,だいたい20分ほど

 

蓋を開けてみると~…

ただの牛乳だけだったはずなのに確かに黄色い塊がっ

 

これらをキッチンペーパーを使ってこんなふうにこして,

 

きゅっと絞ってみると

なるほどっ確かにバターだった

 

小岩井農場で作られている低温殺菌牛乳でしかできない

原始的なバター

もちろん何も混ぜていないので,味は無いのね

だから試食は岩手名物の南部せんべいにつけていただくというものでした

 

ん~っ

南部せんべいにバター

実に美味でした

 

今回使用した牛乳は90mlの低温殺菌牛乳。

そこから親指大くらいのバターができました

一瓶からできる,ほんの一つまみのバター。

バターってとっても貴重なものなんだな~,ということが分かりました

昔はさぞや高価なものだったんでしょうね。

100年以上の歴史を持つ小岩井のバター。

そのルーツを舌で体で感じることができた素敵な体験となりました

 

 

さて,こけし一家の旅はまだまだ続きます。

続きはまた次回。

 

 

 

 


どしゃぶりサバイバル

2012-07-18 | 旅行

昨日に引き続き,キャンプレポの続きを書きま~す

能代エナジアムパークを後にしたこけし一家&お友達一家ご一行様は

目的地である北秋田市・北欧の杜公園へ

今回のお泊りはこちらのトレーラーハウスなのでした

幸い,デッキとタープがついているので,朝からのイマイチなお天気でも

全然かまわずに楽しいバーベキューができました

 

トレーラーの中は,というと

こんな感じ~

ミニキッチンとテーブル,奥にはセミダブルのベッド,手前には大きなソファーもありました

食器や調理器具なんかが結構そろっているので,

キャンプ初心者のこけし家でも楽チンでしたよ

初心者すぎて「アレを持ってくるべきだった…。コレも必要だったな~。」なんて

結局足りないものも多かったんだけど,

敷地内にあるキャンパーズロッジで色々買うこともできて,一安心

ちょうどご飯を食べ終わる頃にはすっかり雨も上がって,

キャンプ場内を夜の散策

お子様たちは「きもだめしみたい~」なんて大盛り上がりっ

ちょっとだけ花火も楽しむことができました

 

ちなみに先ほどのキャンパーズロッジにはコイン式のシャワーがあって,

これがまた建物自体もすごく清潔でどこかの温泉か銭湯みたいにピッカピカ

テレビとソファがあるスペースではトランプや雑誌なども置いていて

ちょっとしたくつろぎスペースになっていて,嬉しかったわ

 

なので,結局トレーラーの中のシャワーではなくて,

ロッジのシャワーを浴びてスッキリ

 

さて,先ほどのテーブルがベッドになるというのでやってみると…

おぉ~

リンリンにぴったりサイズのベッドに早変わりじゃないですかっ

 

お手洗いも洗面所もついているから,

本当に小さなホテルの1室に泊まっているような感じでした

 

で,「明日は晴れるといいね~」なんていいながらおやすみなさい

 

・・・・・・したものの。

 

この後,笑い話になるほどの土砂降りが北欧の杜を襲いまして

何と言っても携帯に「秋田北秋鹿角地域に大雨・洪水警報発令」なんて

流れてきた時には,シャレにならないぐらいの大雨で,

「ここから帰れるのかしら」なんて一抹の不安すら覚えましたわよっ

旅行中にその場に警報発令なんて初めてでした

 

結局朝まで土砂降りは続きまして(というか弘前に帰りつくまで)

トレーラーの屋根では雨粒たちが大演奏会

翌日は超睡眠不足になった,という

前代未聞な苦笑爆笑の大旅行になったのでした

 

まぁ,こんなレアな経験も含め,

前日は思いがけず火力発電所で社会科見学できたし,

バーベキューの時は幸い小雨で楽しく食事できたし,

翌日はアスレチックこそできなかったものの,

予定していた大館能代空港で全日空機の離陸を見ることもできたし,

総じて楽しいキャンプとなりました

 

むむ~・・・・

しかし,これはリベンジしないと気が済まないっ

 

雨女は雨女なりに汚名返上の機会をひそかに狙っているのでした

 

 


家族で社会科見学

2012-07-17 | 旅行

さてさて昨日の予告どおり,7/15-16とお友達家族と行ってきたキャンプを

簡単にレポしたいと思いま~す

 

と,いきなり南国な風景

 

あれ北秋田市にキャンプしに行ったはずなのに

ふふふここは秋田にある常夏の島

 

実はここ,能代市にある東北電力のPR館・能代エナジアムパークなのでございます

すぐそばには秋田県全域の電力を作り出しているという,

能代火力発電所

 

そう,ここはその火力発電所で発生する排熱を利用して

沢山の熱帯植物が育てられている温室なのですね

 

もとはというと,宿泊場所である北秋田市の北欧の杜公園で

広大な緑の中アスレチックで思いっきり子どもたちを遊ばせるつもりが,

あいにくの雨

とても外で遊べる感じじゃなかったので,

急遽能代まで足を延ばしてこちらで暇をつぶしてみることにしてみたのです

 

パーク内では動画ばっかり撮ってたからあまり写真がないんだけど…

地球と火の歴史がわかる展示(巨大な恐竜の模型があって子供たちは大騒ぎっ

古代の人々の生活・住居,火力発電所の構造を説明したパネル,

そして不思議な熱帯植物などなど,とても無料とは思えない立派な展示内容でびっくりしました

 

お隣には能代の七夕行事「ねぶながし」の山車を展示した能代ねぶながし館があって,

「ねぷたと似てるけどちょっと違うね~」なんて言いながら,

この地域の伝統行事にも触れることができました

 

ひととおり展示など見た後,エナジアムパークに戻ってきたところで,

お友達ママがガイドツアーの案内を見つけてくれて,

当日でもスケジュールに空きがあれば対応してくれるというので聞いてみたところ,

発電所内のタービン建屋を見学させてくれるというではありませんかっ

 

という訳で急遽30分コースのガイドツアーに参加

発電所敷地内や建屋内の撮影もさせてもらえましたが,

ここに色々掲載するのはさすがに国家機密上まずそうなのでやめにしときます

でもね,あれは是非見学に行ったほうがいいと思いました

非常に勉強になります

こんな夜更けにパソコンなんかやってる場合じゃないけど,

エネルギーって作るのにすごく大変でとても貴重なんだと感じました。

と同時に「エネルギーと人との共存」ということの大変さ難しさも感じました

 

子供たちがもう少し大きくなったら今度は60分コースを予約して

石炭の備蓄場所やボイラールームなども回って勉強したいと思いました

 

そんな訳で,天候の影響で急遽決まった行先でしたが,

思いがけず素晴らしい社会科見学をすることができたのです

 

で,この後は予定通り宿泊地・北欧の杜に向かった訳なのですが,

そのサバイバルなキャンプ具合についてはまた次回

 

 


2011秋-岩手プチたび その5 盛岡市動物公園

2011-10-13 | 旅行

さて、いよいよ今回の旅ラストをしめくくるのは盛岡市動物公園

この日は連休で特別イベントがあったため、到着してから駐車するまで30分

お客さんも大勢で大賑わいでした

 

いきなり牛さんのお尻写真・・・すみません。

み~たんとリンリンが「あ・・・・おっぱい!」なんて大騒ぎしてたら

しっぽでバシっ

パパさんびっくり・・・

「ジロジロみないでよ」なんて怒っちゃった

 

「こども動物園」というコーナーではヤギさんや羊さんにタッチもできるの

み~たんは怖いもの知らずで触りたくて触りたくて追っかけまくりでした(笑)

 

小動物たちも元気に走り回ってるし、

なんといってもアフリカの動物さんたちまでいるのがスゴイ。

本物のゾウさんがこんなに近くに~

(リンリンは3歳前にここに来てるんだけど全然覚えてないんだって・・・・

 

そして二人が一番楽しみにしていたのはキリンさん

いたいた・・・・・可愛いな~

この子のお名前は・・・・・

「リンタ」

 

で、みんなでこのキリンさんを「リンタ~」「リンタ~」って呼んでたら

こんなに近づいてきてくれて

ちょっと感動~

名前呼ばれたのが分かったのね・・・・

そして、なんて優しい瞳。

 

・・・・と、そしたら何を勘違いしたのか、み~たんってば

このキリンさんを「おに~ちゃ~ん」って呼んでしまいました。

 

はい・・・・確かにあなたのお兄ちゃんも「リンタ」ですよ(笑)

「呼んだ?」

 

 

1泊2日の小旅行だったけど、何だかとっても盛りだくさんで、

偶然素敵な景色に出会えたり、歴史をたどってみたり、新たな発見があったり、

2日間、めいっぱい目で耳で体で岩手を満喫できた旅でした

盛岡市内の歴史散歩はまだまだ未開拓・・・・

リンリン&み~たんがもう少し大きくなったら、のお楽しみとしましょう

 

では岩手プチたびの旅行記はこれにて。

 

 

 


2011秋-岩手プチたび その4 「岩手」のルーツをたどる

2011-10-13 | 旅行

行程2日目は盛岡市動物公園に行く予定だったんだけど、ちょっとその前に市内で寄り道

やってきた所は寺町通りというところにある「三ツ石神社」

ここには「岩手」のルーツとなった鬼の手形がある大きな岩があるというじゃないですか

・・・・ということでさっそく鳥居の前で手を構えポージングするアホ親子(笑)

 

うむ、確かに鳥居の向こうにデカい岩が3つ。

伝説によると、昔この一体には旅人に悪さをする鬼が住んでいて住民を悩ましていたとか。

そこでここの神様にお願いし捕まえてもらい岩にしばりつけ、二度と悪さをしないようにという約束として

岩に手形をおさせた・・・・これが「岩手」の県名の起源といわれているのだそうで、

また鬼が再びやってこないことを誓ったということでこの地方を「不来方(こずかた)」というようになったとか。

 

実際に岩を見てみたところ、手の形のへこみみたいのが見えたので、「これかな・・・・」と思ったり

説明の看板を見ると岩にコケが生えていてコケが生えていない部分がちょうど手の形になっていたり

実際には手形というほど手形には見えないようだったけど、

ここかな・・・・それともこれかな・・・・と考え鬼を想像し伝説に想いを馳せることで

人間の心の中にある邪気を払えるということなのかな、なんて思ったりもしました。

 

 

ということでこけしも

怒りんぼ母ちゃん鬼じゃなくなりますように・・・・(笑)

 

え・・・・?他力本願では叶わない・・・・?

 

 

さて岩手のルーツに想いを馳せた後はなんとも伝統のあるお蕎麦屋さんで昼食。

麺ひとすじ100余年という老舗・喜六さんです。

寺社の立ち並ぶこの一帯・・・・寺参り、神社参りの人が腹ごしらえや一休みに利用していたのかな。

想像するだけでも楽しい

 

ここに来るまで実は紆余曲折あり、

三ツ石神社から予定していたわんこそば屋さんに行くのに道に迷ってしまい

ようやくたどり着いたら激混みでとても子連れで入れる感じじゃなかったので、

またまた三ツ石神社方面に戻ってきてここへ落ち着いた・・・という展開。

でもその間、道に迷ったところが偶然、伝統建築の赤レンガで有名な岩手銀行中之橋支店の脇道だったり、

大正年間の建築で紺屋町番屋という昔の消防詰所が現れたり、

数々の伝統建築が立ち並ぶ素敵な通りだったりして、

盛岡の風情ある素敵な景色に遭遇できたの

パパさんは「盛岡城の石垣がすごかったな~」と回想していました。

(道に迷って慌てて地図めくる私のとなりで随分余裕ぶっこいていらしたのね

 

盛岡市内にはまだまだ沢山すてきな歴史がありそう。

お子様たちがもう少し大きくなったらもっと沢山めぐってみたいな