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東京昆虫記

東京の自然環境に棲む昆虫たちの生態写真
.My Real Insects Photo Style in Tokyo.

枝じゅう

2020年07月13日 | 甲虫
梅雨空に悩まされ何処に行って何種を撮影しようか迷わされてしまう最中、そろそろ近場の樹液場が盛り上がっていそうな気がしたので見て回る事にした。

すると...

Nikon D810+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED+SB-700
何かに寄生されクヌギの枝に作られた虫コブから樹液が出ている様子にあり、すずなりの状態で樹液を吸うその殆どがリュウキュウツヤハナムグリ。他はカナブンとシロテンハナムグリが少々。また、画の右には偶然にハラビロカマキリの古い卵鞘が写り込んだ事により多様性を感じられるところが面白い。


Nikon D810+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
樹液が出ているピンポイントに頭部を突っ込み脚を開いた無防備な姿は近寄る者に対しての警戒信号。例年の観察から経年変化による発生のピークを過ぎ、減少傾向にあるかと思っていたけれど、今シーズンの状況を見ると全くの勘違いに感じた。このクヌギ全体には想像を絶するほど、物凄い数のリュウキュウツヤハナムグリが枝じゅうに群がっていた。その数は計り知れない。

撮影日:7月12日


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