ニッポニアニホンシュ!

日本酒にまつわるよしなしごと…
ゆるりと、御笑覧ください。

うるう日。

2012年02月29日 | 本日の日本酒


本日のお酒:

「東鶴(佐賀)特別純米 雄町 荒走 生」


はい、4年に一度の特別な日、

何ということなしに過ごしてます。 (^^)/


で、いつものように晩酌であります。


九州出身の方のお話ですけど、

「佐賀って、「はなわ」が話題にしなかったら、

 いちばん九州で地味な県だよね」

って、言ってました(笑


あちきは、鹿児島県が一番地味な印象なんですけど。

だって、日本酒蔵ないし…




下の方に滓が舞ってオリますね。 

(そんな甘ったるい滓ではなかったよ)


新酒のピチッとした感じもありながら、

米の旨味もじんわり広がってきます。


滓を絡めると、味にまるみが増すというか、

甘味、渋さのバランスも丁度よくなりますね。


冷し過ぎると、渋味が強調されがちなので、

掌中で盃を温めながら…

なんてのがオツじゃないでしょうか。 (*^^)v

【告知】結城酒造 お花見の会!

2012年02月26日 | 蔵で日本酒!?
ちょいと先のお話ですが…

イベントの告知です。


「櫻とお酒と煙突と・・・

 酒縁を【結】ぶ、お花見の会
  
 ~「結」を呑み比べながら、櫻でも愛でてみようか~」


日時 4月15日(日)11時~15時ごろまで(時間内、入退出自由)

    (雨天決行!その場合、手狭ですが蔵内となります)

    

場所 結城酒造(JR水戸線・結城駅から徒歩10分)




会費 1,000円

    

備考 おつまみ持参(全員分じゃなくていいです)

    お酒持込み大歓迎(呑める範囲で…。リキュール・wineでも可)

    なるべく、公共交通機関をご利用ください。





和らぎ水も飲み放題。笑。

時間内、お好きな時間に来てお好きなだけ呑みましょう!

↑結城酒造 奥様談 


ぶっちゃけ、咲いていても、散っていてもやりますんで、

そこんとこ夜露死苦。

(どうせ、呑む口実なんすから…。葉桜もオツでげすよ)


参加の申し込みは

あちきに直接ご連絡いただくか、

西屋酒店内に、告知の張り紙が掲示されますので、

ご高覧くださいませ。


または、

info@yuki-sake.com (結城酒造宛)までメールしてください。


ビールは、あちきの同級生の○○さんが

サーバーを提供してくれるそうです。\(^o^)/

(中身は知らんけど…ウソウソ)


泥酔、迷惑行為以外は、全部OK!

お子様連れの方には、お菓子・ジュースなどもご用意。

みんなhappyに呑んだくれまshow!!


近場、遠方、かかわらず、ご参加雄町しております。(*^^)v


鰻と大吟醸!

2012年02月25日 | 本日の日本酒


本日は、めったに食べない鰻の日であります。

もちろん、貰い物ですよ~。


ウチで食べるのに、

ひとり頭2,000円オーバーの出費はできませんからねぇ。


あちきの好きな落語で「鰻」っていえば、

「鰻の幇間(たいこ)」っていう噺があるんです。


(「幇間(ほうかん)」…たいこもち。

 酒席などで、芸妓と旦那の間で場を盛り上げる役)


その幇間が、旦那(以前、会ったかどうか定かじゃない)に

斜めに、考え込むようにして

やっと建ってるような鰻屋に連れてかれます。


で、逆に旦那(と、見られてたヒト)に逃げられ、

代金を支払うハメになるって内容なんですが…


この、もう騙されたと気づいてからの女中に語る

幇間の言い草(八つ当たり?)が好きなんです。


た「さっきはねぇ。ココのおこうこ(お新香)を褒めましたけどね。

 なんだいこの沢庵は。うすすぎるっ。フグの薄造りかってんです。

 けなげにみんなで支え合ってるじゃないの。」

た「それに、この盃どこからもらってきたんだい。

 向こうの三河屋っていう酒屋の配りものならまだ許せるけど、

 
 あたしのは、紋が、日章旗と連隊旗のぶっち替えですよっ。

 ご丁寧に祝・出征って描いてある。ありがたくて酒も呑めやしません。

 兵隊さんのときのを、後生大事に使ってるんじゃありませんよ。」


それにこの掛け軸…等々、ず~っと文句を並べたてるんです。


書いてあると、へぇ~って感じですが、気になった方、

誰かが演じてるの聴いてみてくださいね。(面白いっすよ)

故・古今亭志ん朝のが一番好きかな。




本日のお酒:

「十九(長野)純米大吟醸 美山錦 生酒」


なんとなく、贅沢な食事には、

贅沢なお酒を合わせてみようと思いまして。

(精米歩合40%。磨いてありますねぇ)


Blackボトルに銀抜きの文字、

結構、カッコいい仕上がりでジャケ買いしそう。


綺麗な酒質に、穏やかな酸が調和して、

味ノリもいい具合ですね~。(呑みごろじゃないかな)




あっ、このネタを得意とした志ん朝師匠、

じつは、「鰻断ち」していたらしいですよ。

(○○断ち…大好物を絶って、願掛けを強めること)


師匠が、真打ちになる前、良くないことが立て続けに起こり、

紹介された寺の虚空蔵菩薩にお参りしたところおさまったそうです。


信心深い師匠(1938年生)、その仏さまは丑と寅の守り神だそうで、

一生、鰻を口にすることはなかったとか。


お~い、あちきも寅年なんですけど…

じゃ、師匠にあやかって「タツノオトシゴ断ち」くらいしておきますか。

井こし記念日!

2012年02月22日 | お店で日本酒


中で撮った写真が一個もなくて。

はい、

巣鴨の「井こし」さんが10周年近く&井越さんの誕生会が

常連さんで催されておりましたよ。


一応、呼ばれてないのに祝い酒だけ持参して軽くあいさつなどを…




シンさん、よしおさん、美酒乱さん、シゲッキーさん、

その他見たことあるご常連多数。


本日も、つかささんがせわしく働いておりましたとさ。

(お久しぶりっす。だいぶ明けましておめでとうございます。




4合瓶を2本買っていたので、

2本目の「辻善兵衛(栃木)純米大吟醸 関信越受賞酒」

を、皆さんに呑んでもらうことにしました~。


3軒目なんで、よく覚えてない。(T_T)


えっと、今後とも、よろしくお願いします。 

メロウな来福!

2012年02月21日 | お店で日本酒


先日、アメブロのほうのオフ会に行く前に、

勝手に自身に0(ゼロ)次会を課して呑んだくれる次第。


新宿の「日本酒バー 酉元(もと)」さんに行ってみました。

何回目かですね。


知らなかったのですが、本日は、

1時間・1,500円呑み放題、1本勝負が出来るそうです。


うまうま、間違えてそれにのってしまいました。(ーー;)




はじめは、おまかせで…


「阿部勘(宮城)純米吟醸 ひより」

山田錦と飯米「ササシグレ」の交配より

誕生した酒米を使ったお酒。


メロン(しかもアンデス)のような含みが

特長なのでありました。




「来福(茨城)貴醸酒 MELLOW」

地元のお酒も呑んでおきましょ。てことで…


1升瓶の貴醸酒ってはじめてみたな~。


当たり前ですが、甘味は強いですね。

何杯か呑んでの口替りとか、〆の一杯とかでしょうね。


ほかに、「英君(静岡)」「繁桝(福岡)」「川鶴(香川)」

なんて、呑んでおきましたよ。


どこが、軽くなんだか… <(_ _)>






松の寿 純米 山田錦 生!

2012年02月16日 | 本日の日本酒


本日のお酒:

「松の寿(栃木)純米 山田錦 無ろ過生原酒」


某○屋酒店さんにレアですぞ、

と、ススメられ買ってしまったお酒(笑


フツーは火入されるところを、

生原酒で詰めていただいたそうです。



開封1、2日目は、セメダインというか、

まだ、若い香りがしていたのですが、

時がたつにつれて、こなれてきたのか、

落ち着いた澄んだ香りに移行していきました。


含むと味の膨らみを感じ、

コクはまだ早いかなと思いますが、

最後を丸みのある酸でまとめて、キレも丁度良いです。


肉(豚肉)じゃが、白身魚(モロとか)のソテー

と、合わせてみたいですね。


生のまま、「ひやおろし」を待つのことぶき。

っていうのが、このお酒の感想ですかねぇ。

雄東正宗 あらばしり!

2012年02月13日 | 本日の日本酒


本日のお酒:

「雄東正宗(栃木)純米吟醸 雄町 あらばしり 生原酒」


雄東さんトコのお酒は、

だいたい華やかさに欠けるんですが、

(↑これ、悪い意味じゃないよ)


今年は、香りも去年より感じられ、

とっつき易くなっていますね。 


滓も適度に入っており、

呑みごろは、早くやってきそうです。




何かアテはないかな~。

そうだ、いっぱいあるものといえば…


酒粕(今回は、町田酒造[群馬])に八丁味噌をぬって、

魚焼き器で焼くことにしました~。 


うんうん、

滓を沈めた状態で呑むと、キレもよく綺麗な味わい、

滓を絡めると、旨味(甘味)が増してきて…

これもいいねぇ。 


酒粕の焦げた部分と滓の相性が好みでありました。(*^^)v

酒肴 おまた!

2012年02月09日 | お店で日本酒


2/4のことですが…


「川鶴(香川)」というお酒の会に行った帰り、

せっかく江戸に来たんだから(という口実で)

久しぶりに、「おまた」さんに来てみました。


う~ん、相変わらず

目配りのゆき届いたラインナップ。


最初は、

「鍋島(佐賀)」のにごりなんかいってみたりして…




じゃ、つぎは、


勝手に名物にしている

出汁巻き卵とともに、

「春霞(秋田)本醸造 山廃仕込み」のぬる燗なんぞいただきます。


この小俣さんの軽妙なトークと

酒呑みに合わせたお料理、

たまらんですね。

(押しつけがましくないトコロがまたいいんですな)




最後にもう1杯。

「花垣(福井)純米 無ろ過生原酒」

うん、ガス感も感じるくらいのフレッシュな味わい。

少し温度をもどして呑むほうがいいかも…


このメニューを見ると、

スルメイカの沖漬けとか、鯖味噌とかが合いそう。

(さすがに、頼まんけどね… (>_<))


今回も、近くにあったら、危険なお店でした~。

(通い過ぎてね)

エスニックとお酒の会!

2012年02月05日 | イベントで日本酒


先週のことですが…

タイトルにある通り、


「第零回 エスニックと日本酒を合わせる会」

が、ありました。


その場所は、結城市の「ロータス」 さん。


店長さんと、日本酒の試飲会等で

お知り合いになり、

今回の会に呼んでいただいた次第。



↑而今、天明、鍋島の銘酒たち


店長、自ら蔵で詰めてきたという

「来福(茨城)純米吟醸 愛山 無ろ過生」


で、カンパイ!

「LOTUSオリジナル」の肩掛けが光ってましたよ。


第零回と記してあるように、

まだプレ段階なんで、集まったのは7~8名。


なんの料理を提供したらよいかとか、

実際、募集する場合、

お酒のテーマは、何にしようとか、

ざっくばらんにみんなで、お話ししてみました。


まあ、後は能登なれ大和なれですわ。うんうん。 (^▽^;)

さあ、呑みましょ。



↑鮪とアボガドのタルタル

ここに撮ってませんけど、

「竹鶴(広島)純米 11BY」お燗がねぇ。


古酒特有の焦げくさい感じもあまりせず、

旨味だけが上手く、ま~るく凝縮された

そんなお酒でした。(お猪口でチビチビ呑りたいかな)



↑陸奥八仙とくどき上手

その他にも、もう、

なんか売れ線というか、トレンドというか、

気になってた未飲の銘柄はけっこう飲めたって感じでした。

(十四代、生もとのどぶ、山間「越の白鳥」とか)



↑大海老の黒胡椒炒め

えっと、感じたことを書きますと、


おりが入っているお酒、

にごり酒、

古酒(あまり古酒過ぎない古酒ね)


が、エスニック(アジアン)な料理に合うのでは…

(料理も日本酒寄りに作られてましたよ)

と、勝手に思いましたとさ。


ぬる燗もいいかも、冷酒よりかえってね。


塚本店長、スタッフさん、貴重な経験

ありがとうね&ごちそうさまでした~。 <(_ _)>

やうえも~ん!

2012年02月02日 | 本日の日本酒


本日のお酒:

「弥右衛門(福島)本醸造 超辛口 生」


この「大和川酒造」さん、

むか~し、蔵見学したことあるんすよ。


併設されてる「良志久庵」という蕎麦屋さんで

お燗を呑んだ記憶があります。

(その前にさんざん試飲したのに (-_-;))


超辛口かぁ。

「辛口」の定義がイマイチよくわからんのよねぇ。


お酒はお米で造っているから、大概甘いし…

個人の味覚の差があるから、


あちきの思ってる「辛い」と

あなたの思ってる「辛い」は違うし…


えっと、味の感想。


米の軽いコクを感じ、

そのあと、あまり余韻は少なく、

キレがすぐにやってきますね。


生酒ですが、燗上がりも期待できるお酒ですね。




「天地、既に酒を愛す、酒を愛するも、天にはじず」

李白の詩ですね。


天と地はすでに、酒を愛している。

酒を愛することは、天に恥ずべきことではないのだ。


いい詩ですよね~。


さて、今宵もお酒に愛されちゃいますか~。