ニッポニアニホンシュ!

日本酒にまつわるよしなしごと…
ゆるりと、御笑覧ください。

旭興 滓酒 吟醸!

2009年06月29日 | 本日の日本酒

本日は、「旭興(栃木)滓酒 吟醸」を呑んでみますか。
先日も、どこぞで呑んだような気が…

「キョッコー」ではなく、「キョクコウ」であるとお聞きしました。
(こだわりのある酒屋さんから…(爆 ですよね?)

お酒は決まったけど、おかずは何にしようかな。と、
近所のスーパーへ買い出しに…。

覘くだけで、決して買わない酒エリアへおもむくあちき。


なんじゃ、こりゃ!!
NHKドラマの威力おそるべし…。商魂たくましいというか、なんというか。
「義の知将 兼続」1,330円也は、一体、誰に向かって造っているんでしょうか。

これらの商品を飲んだとて、「大河の一滴」ということには、なりませぬ。


そんなこんなで、本日のおかず。

スティックセニョールと小松菜のおひたし、ウィンナーと白菜のキムチ炒め、
生ゆば豆腐、もずく酢(画像にないけど)

「滓酒」Love!いつもながら、おりの溶け具合が絶妙で旨い!
スティックセニョールのかすかな苦みとマッチしますです。

スティックセニョールって、逆輸入野菜なんですよね。確か…。
花に近いところは、ブロッコリーで、茎の部分はアスパラみたいな味ですかね。

「旭興」講習会のことを思い出し(笑い?)ながら、晩酌を楽しみましたとさ。

群馬八蔵の会~第2部~!

2009年06月27日 | イベントで日本酒
先週の土曜日、「吟吟(大森)」に行ってきました。

「吟吟」に来ています。

本日(6/20)は、群馬の若手蔵元が4蔵集まるお酒のがあるのです。
(先週(6/13)に別の群馬4蔵やったので、第2部なのです)


えっと、「結人」「群馬泉」「浅間山」「誉国光(ほまれこっこう)」でした。
(先日、ポケットから偶然発見されたので紙がヨレてる 笑)

すみませんが、店内が暗かったもので、画像がありませぬ。<m(__)m>

4蔵の中で、浅間酒造さんは、ご不幸があったそうで、「巌」の蔵の方が、
急遽代打で説明してくれました。(このヒトがメチャメチャ面白かった (*^^)v)

で、お酒の感想なんぞを(お話を伺った順に…)

柳澤酒造「結人」「桂川」:
甘口系なんだけど、切れがある。あちきが勝手に、群馬の上位に押す蔵(笑
「結人 特別純米」がツボでありました。お燗が特に好みです。(何の告白?)


島岡酒造「群馬泉」:(上記画像「作(上石神井)」のブログより)
山廃の使い方が独特というか、風土に合わせているのかもしれません。
全体的に、蔵の方も言ってましたが、寝かせたり、常温以上でチカラを発揮しそうです。

浅間酒造「浅間山」:
「巌」の方が、浅間山のTシャツを着て説明してくれましたよ。(経過簿片手に 爆)
醸造年度違い(20BYと19BY)を呑ませていただき、自分的には19BYが良いと感じました。

土田酒造「誉国光」「國太郎」他:
「國太郎 4年熟成」いいっす!お燗酒でしたら、本年度(私的)ベスト3は確実です。

ええ、ラベルはどうなんかなと正直。しかし、この酒質で2,000円以下はスゲー安いと思います。

蔵元の皆さんは、こんなことを話してくれました。

「ウチの蔵の酒を、外に向かって発信していくのも勿論重要だけれど、
地元の晩酌酒が、ビール一辺倒じゃなく、日本酒も、となってほしい。」


「『群馬の酒、いろいろ旨かったな。』と皆さんが帰ったとき、ここにある酒瓶を見て、
一番量が減ってるのが、自分の蔵の銘柄だったら、なお最高ですね。」

どのお蔵さんも、
 「蔵が儲かること、それもそう。でも、日本酒全体を盛り上げていきたい!」

そんな共通の熱く篤い思いを感じた、今回の会でありました。(たまには、真面目なんです)

山の寿 夢一献 純米!

2009年06月23日 | 本日の日本酒
 
本日のお酒は、「山の寿(福岡)純米」を呑んでいます。

初日に、常温でいただいたのですが、ちょっと酸が優ってしまったかなと思いました。

で、今日は冷やして呑んでいます。

最初に、若いメロンというか、瓜系の香りというかを感じます。
軽い口当たりで入っていき、酸の印象で締める。そんなお酒でしょうか。

冷やし過ぎはいけませんが、少し冷やしたほうがおいしくいただけると思います。


本日のおかず:
トマトのカプレーゼ、
(トマトスライスの合間にバジルを挟み、オリーブ油と粉チーズで仕上げる)
茹でブロッコリー、ハーブウィンナー、ぶり照り焼き、コーンスープ。

うん、カプレーゼ!美味い。(中で一番の調理時間)

このお酒は、食中酒としていいですね。
(「宝剣(広島)」「本州一(広島)」などの2,000円台前半の感覚)

それほど米の旨味をダイレクトに伝えるわけじゃないですけど、
さわやかに切れていく感じが、盃を重ねてしまいますね。

このまま、半年くらい保管したら、ぬる燗でもいいんじゃないでしょうか?

そういえば、「山の寿 しぼりたて」を購入した際、こんな画像を撮っていました。



「松の寿」と「山の寿」!

「だから、何なんだ!」とか思わないでくださいね。
なにせ唯今、酔っぱらいの思考レベルで記しているんですから…(苦笑

追記:はいはい、いつもですよ、いつも…(爆

Bar樂&WINS!

2009年06月22日 | お店で日本酒

そうそう、「豊島屋酒造」にいった後、池袋に戻ったんです。

東武の酒類売り場の奥(愛知)に、「Bar樂」というのがあるんですよ。
まだ呑み屋が開かない時間帯、日本酒が呑みたいとき、かなり重宝いたしますです。

友人は、「蓬莱泉(愛知)純米大吟醸 生酒」と汲み出し豆腐をたのみます。


わたくしは、「貴(山口)純米大吟醸 山田錦」と鯵の梅肉たたきを注文しました。

蔵で、いろんなお酒を立ち呑みも面白かったのですが、カウンターでゆるりと、
いい酒を呑むのも乙(アキバでない)ですね。

なんかデパートの一角にあるなんて思われない空間で、寛いでしまいました。

で、そのあと、「安田記念(G1)」でも買ってみるか。という軽いテイストで、
新宿の馬券場を訪ねてみました。

結果を申しますと、1着:③ウォッカ、2着:⑥ディープスカイ、3着:④ファリダットなんですが…
わたくしの素晴らしいハズレ馬券をご覧ください!


ジャ、ジャーン!!
ここまで、抜けるといっそ清々しいというか、なんというか…。

高額納税者の道を直走る、わたくしなのでした。(酒税が大半ですけれど 爆)


大愛媛酒まつり inチョウゲン坊!

2009年06月18日 | イベントで日本酒
えっと、チョウゲン坊(蕨)に来ています。
そうです、本日は、愛媛蔵元を4蔵招いての盛大な酒の会があるのです。

京浜東北線蕨駅を降り立ち、30秒で入口へ…


「本日貸切り営業!!」の文字がっ!愛媛のお蔵さん、遠路からありがとうございます。
参加者も、100名近く集まったそうです。いやー、楽しみです。


こちらが、愛媛の蔵元と呑み助たちにジャックされた「チョウゲン坊」の図(爆

ではなくて、BOX席のところが、各蔵のブースになってました。
左から、「賀儀屋(かぎや)」「宮の舞」「川亀」「初雪盃(はつゆきはい)」です。

ちょっと、順番にご紹介を…


「賀儀屋」ブースですね。
純米吟醸無ろ過生原酒の19BYが味が詰まっていて旨いと感じました。


「宮の舞」ブースですね。
主催者のtakeさんが顔半分に写ってます(笑

後日訂正:他のスタッフの方だそうです。すみません。<(_ _)> 勿論、ご本人もカッコいいっす(笑

人柄も面白いなぁと感じましたが、歌が上手そうっていう直感がはたらきました。
(司会のときに声が通っていたしね、うんうん)

そうそう、お酒はですね、甘さを感じるんですけどベタッとした印象でなく、
じゃこ天がすすんで困りました。(謎の酒は、どれだったんだろう 悩)


「川亀」ブースです。
このお酒だけ、唯一呑んだことがありました。

山廃純米 亀甲ラベル18BY がスゴク好みでした。
(お代りしちゃいました。あとで燗も呑んだから3杯か…)


最後は、「初雪盃」です。

しずく媛という好適米を使ったお酒が好みでありました。
やわらかな口当たりでスッと入るんだけど、味がある。

今日の蔵に共通することなのかも知れませんが、酸の出し方が嫌味がなくて、
それが、お酒の味に変化をつけているのかなと、そんな感想を持ったのでした。


その名の通り、「陶里」のお燗コーナー。

あっ、「川亀 山廃純米」もつけてもらいました。
参加者のお燗番の方に(爆 ありがとうございます。 <(_ _)>

おまけ………

亀の後姿(栃木)(ははは (^.^)


こっちじゃありません。念のため…。

石高は少なくとも、頑張って醸している蔵(どの県も当て嵌まりますが)は、
侮れんなと、改めて感じられた会でありました。

主催者の方、チョウゲン坊のスタッフ、参加者の皆さま、ありがとうございました!

屋守 純米吟醸 無ろ過生原酒!

2009年06月16日 | 本日の日本酒

本日のお酒は、「屋守(東京)純米吟醸 無ろ過生原酒」です。
この前、こちらの蔵元さんの呑み切りに参加してきたので、ちょっとしたノリですかね。


封切りして、5日目ですが、変化はさほど感じられません。

香りは、ややある感じ(それでも軽い吟醸香くらい)ですね。
原酒=重たいという印象はなく、呑んだあとの消え方も好みです。


本日のおかず:
鮪刺身、鰆とセロリの粕(松の寿)漬け、冷奴、鰯の梅煮、黒胡椒ウィンナー、
トマトサラダ、ピーマンと白雪(鱈の珍味系)の酢の物、あたりですか。

ほほう、いつもより、品数が豊富であります。(貰いもの半数 爆)
皆さまに生かされて、うちの食卓は、成り立っております <(_ _)>

鰆の粕漬、鰯の梅煮なんかが、お酒を欲するつまみになりました。
焼き魚、煮物(筑前煮あたり?)などが合うのかもしれないなあ。

いくら原酒を感じさせないとはいえ、1,2合あたりがこのお酒の適量ですね。

ツッコミ<い~え、自分自身への適量です。(そうでした、すみません。(>_<)/ )

晩酌は、14~15度あたりの火入れをゆるりで…、某人と話したばかりでした。(笑


豊島屋酒造にいく!

2009年06月14日 | 蔵で日本酒!?
今から、1週間前の日曜日、「屋守」「金婚」などを醸す豊島屋酒造に行ってきました。


本日(6/7)は、「呑み切り 一般公開」が開催されるのである。

池袋から西武池袋線で、所沢まで急行に乗車、江古田・石神井公園など、今後およそ
降りることのない駅を次々と通り過ぎる。

でもって「東村山~♪(音頭)」ぐらいの知識しかないのだが…
やっとの思いで、東村山の駅に降り立った。

この地図、初めて来たヒトには難解じゃないかなぁ(笑

事前にプリントアウトした地図を片手に、友人と一緒にさまよい歩く…


「ここ」と記してあるパーマ屋を通りこして、酒蔵に向かう。
こんなに近いのに、なかなか辿りつかない。(ははは…

煙突を眺めながら迂回しつつ、出口に到着(爆
裏口から来るあたり、かなり奥ゆかしいと、2人なのに独りごちる。


さて、ひと汗かいたし、『まず、ビール!』ではなくて、冷酒でもいただくとしますか。

出品酒コーナーは、すでに行列ができている。


ずらーっと、スゴイ人気!で、左奥のブースに向かうことにした。

「本醸造たる酒のお燗ですよ~」
「おおぅ、それはそれは、くださいっ!」

あれっ?最初は、冷酒作戦、見事に頓挫。(T_T)
そのあと、みりんの飲み比べに精を出す(純米と普通のと)

なにやら、予定が狂ったが、初心に帰りつつ…
気に入った「純米生酒」をお猪口に注いで、列の最後尾に並ぶことにする。


ふう、やっと順番が廻ってきた。

あちきは『無ろ過生原酒』『別誂』『○年熟成』ってな文字に激しく反応!
(中学の実験時の、レバーと過酸化水素水くらいに…)

そして、このあとに、出品酒があったのだが、鑑評会に出すお酒です。
という感想だった。(出品酒を味見した経験が、あまりないからかも知れない)

また、スポイトが入ってる大きい猪口から直接移し替えてる御仁を発見!(ーー;)
呆れてツッコミを入れる気にもならんかった(辟易

 
試飲もしたし、気に入ったものを何点か購入したるぞ~。
(古酒も魅かれたのだが、1升も呑めんぞよ、で却下)

「氷温2年熟成純米吟醸無ろ過生原酒」
「純米吟醸無ろ過生原酒 20BY M310酵母」をchoice。

ということで、上記2銘柄を発走いや、発送の手続きをしてみる。
(呑みたいと思ったヒトは、あちきに直接ご連絡を!他の方の印象も訊きたいんで)



造っている蔵を直接訪ねるっていいもんだなぁ、と感じました。
(蔵の周りの環境知ったり、造り手の皆さんの顔が見えたりするので)

「屋守」!ますます勝手に応援(買って呑むだけ)するぞ、とココロに期すのでありました。

町田酒造 特別純米55!

2009年06月11日 | 本日の日本酒

本日のおつまみ
バンバンジーの梅肉マヨ和え、蛸ぶつ、玄米(ミルキークイーン)ごはん、
栃木県産コシヒカリに2割程度混ぜて、炊き上げてみました。

 

本日のお酒、記念すべき30記事目は…

「町田酒造55(群馬)特別純米 生詰」でいかせてもらいます。
最近、なにやら人気が高いですよね。日本酒界隈で…(そんなとこあるのか?)

五百万石という酒米の印象は、モノトーンというか、山田錦をカラフルな油絵とすれば、
水墨画のような感じ(独断意見です!)なのですが…。

この「町田酒造」というお酒は、色遣いも十分感じられる酒質を持っていると思います。

香りはそれほど強くなく、穏やかな酸がキレとなって口に広がります。
そして、最後に引き締めるというか、微かな苦味が余韻として残るのかなと…。

うーん、食中酒向きですね。蛸ぶつをポン酢で食したのですが、一番しっくりときました。

1升瓶の影になっている、トマトスライスなんかとも、いい取り合わせなんじゃないかと。
お酢とか和風ドレッシングとかが、アリかもしれません。

来週、「群馬若手蔵の会」に参上するので、予習してみました。

追記:「町田酒造」さんは、今週(13日)のほうだそうです(笑
お会いできないってことか… (>_<) それじゃ、他の蔵も補習もしなきゃ!


たわら寿で旭興を!

2009年06月08日 | お店で日本酒

ほいほい、昨日のつづきをしたためたいと存じます。

「たわら寿(大田原市)」さんに来ています。
入口を開けると、若奥さまがあたたかく出迎えてくださいました。

「○○さんって、お名前が珍しいので、絶対そうじゃないかと思ってたんですよ~♪」


前回(酒の会)の呑みっぷりで、覚えられてたのではないようだ。ふうっ。(心の声)
上記画像は、そのときの先付けであります。(あれも美味じゃった)

で、お料理を色々出していただいて楽しかったので、写真中心ですぞ。今回は。

 
えっと、豆腐とマイクロトマト(ミニトマトより小さいってことで…)のサラダ。
稚鮎と太刀魚の焼き物、チーズ入洋風茶碗蒸しでしたかね。

お酒は、「旭興(栃木)特別純米 生原酒直汲」ですね。


はい、皆さん注目です! こちらは、「亀の尾」ではなく「亀の手」という食材なんです。
なんでも、フジツボの仲間らしいです。
2人で殻剥きに熱中しすぎて、一瞬、無言蟹ディナー状態になりました。


やっと最終コーナーに入り、お新香と寿司がやってきました。
まだ、2合目の「大那(栃木)特別純米 原酒1年熟成」が呑み終わりません。(く、苦しい…)

それと、左下に写っている葉っぱは(そうそう、寿司の前に一品(茨城)あったのでした)

 
鶏の蒸し物(ポン酢ジュレ掛け)に添えてあった、プッチーナという面白い食感の野菜であります。

んでもって、デザート:カシスのソルベと果物、お抹茶。

何皿出していただいたのでしょうか?久しぶりに、満腹で酒が入らない経験をしました。
3代目さん、若奥さま、おかみさん、その他スタッフの方、御馳走さまでした。

いやー、ココロもカラダも充電して、帰途につくことができました。

追伸:その後、2時間の道程を思い、細君に最敬礼したのは言うまでもありません。 m(__)m

押尾コータロー!

2009年06月07日 | それもまた酒の話?

昨日、押尾コータローのライヴに行ってきたお話でも。


那須野が原ハーモニーホール(西那須野)に来ています。
押尾コータローさんは、今回、栃木県初上陸だそうですよ。

ちょっと早めに着いたので、近くの本屋で「食楽」でも読みながら暇をつぶします。

 
植物園の温室を2つ合わせたような、近未来的建物のなかに入っていきます。
15分前に到着すると、すでに満員状態でした。

しばらくすると、押尾さんの超絶テクでギターが鳴り始めました。
うーん、DVDでどんな風に弾いているかさっぱりわかりませんでしたが、
生で観てもやはり、よく分かりませんね(笑

3ピースバンドの演奏を聴いているような(メロディ、伴奏、リズム)錯覚に陥ります。ホントに…。

オリジナル曲、「戦場のメリークリスマス」「君の瞳に恋してる!」ほか、
飽きさせない構成、関西人ならではのサーヴィス精神で、

とっても、お買い得なライヴだと思いました。2時間半近くもやってくれたし…

さーて、音のシャワーに感激し、大満足(耳?)な私たちは、
今度は、お腹を充足させてあげようと「たわら寿」に向かうのでした。 つづく…。