恋、ときどき晴れ

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小さく芽生えた嫉妬の心~その1

2015-04-22 08:01:51 | アリサ

この話はハルルートの譲二さんの「それぞれの道」の7年間の空白期間を埋める話をと考えて書き始めたものです。
ところが、書いて行くうちにハルルートの譲二さんの話からは外れ、全く違う結末のお話になってしまいました。
それで、upしたものかどうか悩みました。

二次創作の二次創作だし…。
ヒロインは娼婦だし…。
譲二さんは壊れてるし…。
不快に思われる方もいるかもしれません。

でも、一時お話をかけなくなった時期に書けるものを書こうと書き始めたのがこの話で、そういう意味では私を助けてくれた話とも言える。
アクセス数が減ってるということは読む人も少ないわけで、ひっそりとupするのならいいかなと思い公開します。
性描写もそれなりにあるので、18禁にしようかとも思ったけど、そもそもネットではそれを確かめるすべもないし。
だから、こういう話はダメという人は避けてくださいね。

上にも書きましたが、ハルルートの譲二さんの話から派生した物語なので、読んでない方は『それは突然の告白から始まった…』から『それぞれの道~その1~その5』あたりまで読んでもらえると、どうして譲二さんが壊れているのか…とかが分かると思います。

 

 

☆☆☆☆☆

小さく芽生えた嫉妬の心~その1


〈アリサ〉
いつものようにお金を貰った後、ジョージはあたしをキツく抱きしめてキスをした。

その切なそうな様子に心が揺さぶられる。

ジョージの顔を見るとクマができて髪も少し乱れている。


アリサ「もしかして、疲れてる?」

譲二「ああ。だから、今ビンビンに立ってるよ…」


ジョージはあたしの首筋にキスをしながら言った。


アリサ「じゃあ、また舐めてあげようか?」

譲二「いや」


ジョージの答えはそっけない。


譲二「今日はすぐにしたいから…」


その言葉の通り、軽く胸を触った後、あたしのあそこに指を入れて来た。


譲二「もう、こんなに濡れてる…」


さっきの会話であたしは溢れるほどの蜜を出していた。


アリサ「プロだからね」

譲二「そっか…。じゃあ、前戯無しで入れてもいい?」

アリサ「いいよ」

譲二「それじゃあ、スキンをつけてくれる? いつもみたいに」



スキンをつけると、すぐにジョージに押し倒され中に入ってこられた。

余裕がないのか、いつもと違って何もしゃべらない。

ただ、激しく腰を動かすので、あたしもそれに合わせて腰を振った。


譲二「もしかして…あまり締め付けないようにしてる?」

アリサ「うん…だって、直ぐいってしまいそうでしょ?」

譲二「いつもみたいに締め付けてくれていいよ…。その方が好きだから…」


あたしが締め付けると「うっ」という声をあげた。


譲二「…そう、…そのほうがずっといい…」


間もなくジョージが果てたので、いつもの様に処分しティッシュで拭いてあげる。

ジョージは急に起き上がるとあたしを抱きしめた。


アリサ「今日はどうしたの? 女の子にでもふられた?」

譲二「なにもないよ…、ただ仕事が忙しかっただけさ」


言いながら、あたしを抱きしめたままベットに横になった。


アリサ「手で立たせてあげようか?」

譲二「いや。今日はこのまま、添い寝してもらってもいい?」

アリサ「いいけど…。何もしなくていいの? あんなに高いお金払ってもらってるのに…」

譲二「ああ…。それで、俺が眠ってしまったら、勝手に帰ってくれていいから…」


ジョージに抱きしめられ腕枕された。

ジョージの顔を見つめると目尻に涙が溜まっていた。

あたしはその涙を指でそっとぬぐった。


譲二「ん…。ありがとう…」

アリサ「こうしてるとあったかいね?」

譲二「ああ。あったかくて気持ちがいい」


ジョージはあたしを抱きしめる腕に力を込めた。


すぐにジョージの寝息は聞こえて来たが、あたしはしばらくそのままでいることにした。



その2へつづく