今日と明日は、今月唯一の連休です。
だから、思いっきり好きなことをやろう!って思っていました。
それは…焼酎オヤジといっしょに映画をみること!
映画を二本借りてきて、どっちも泣きました。
まあ、私の場合、泣くために映画をみるようなものだけど。
まず、山田洋次監督の『おとうと』。
み始めて「これは失敗だった」と、後悔しました。
笑福亭鶴瓶が演じる、酒飲みでバクチ好きで性格破綻的な「おとうと」に感情移入ができず、イライラし、怒りさえ感じていました。
でも、次第に、焼酎オヤジのササヤキが効いてきて…。
最後の30分くらいはずっと泣いていました。
吉永小百合が優等生のお姉さん役です。
早くに夫を亡くし、女手ひとつで娘を育ててきた薬剤師さん。
今まで吉永小百合が出演した映画はたくさんみてきたけれど、初めてと言っていいくらい、彼女の演技に曳き込まれました。
優等生のお姉さんが、ダメな「おとうと」のために尽くす。
その複層的な事情は、映画の中で念入りに描かれています。
でも、こんなに泣けたのは、私自身が「ダメなおとうと」だからかなア…。
山田洋次の職人芸は、やはりスゴイと思います。
五十年近く映画監督を続けてきて、そのキャリアのほとんどを、商業的にも内容的にも成功させてきた。
こんな監督は、今では世界でも山田洋次くらいでしょう。
それと、映画を見終ってから、この作品のモデルになった「きぼうのいえ」のことを知りました。
とても興味深かったので、リンクを貼っておきます。
きぼうのいえ
もう一本見たのは、サンドラ・ブロック主演の『しあわせの隠れ場所』。
この女優さんは前から好きでしたが、今年のアカデミー主演女優賞をとった作品と言うことで、さっそく借りてきたのです。
率直に言って、胸に響かない邦題同様、どことなくギコチナイ映画でした。
サンドラ・ブロックは、お金持ちの奥さまです。
夫は、元NBAのスター選手で、今はファストフードチェーンのオーナー。
その彼女が、貧民街で育った巨漢の黒人少年の里親になり、肝っ玉母さんぶりを発揮する。
そして彼は、NFLのドラフト1位指名という途方もない成長をしてしまうのです。
これは、去年のNFLのドラフトで1位指名を受けた青年とその家族の実話…というのだからスゴイ。
つまり、現在進行形で制作した作品なのですね。
アメリカのショウビジネスは、そこまでやるか。そこまでやらなければ、成功できないのか…。
でも、終始クールに「セレブなスーパー奥さま」を演じていたサンドラ・ブロックが、最後にBMWの中で息子の成長に密かに涙するシーンに、もらい泣きしてしまいました。
ああ、眠くなっちゃった。
では、おやすみなさい…。
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だから、思いっきり好きなことをやろう!って思っていました。
それは…焼酎オヤジといっしょに映画をみること!
映画を二本借りてきて、どっちも泣きました。
まあ、私の場合、泣くために映画をみるようなものだけど。
まず、山田洋次監督の『おとうと』。
み始めて「これは失敗だった」と、後悔しました。
笑福亭鶴瓶が演じる、酒飲みでバクチ好きで性格破綻的な「おとうと」に感情移入ができず、イライラし、怒りさえ感じていました。
でも、次第に、焼酎オヤジのササヤキが効いてきて…。
最後の30分くらいはずっと泣いていました。
吉永小百合が優等生のお姉さん役です。
早くに夫を亡くし、女手ひとつで娘を育ててきた薬剤師さん。
今まで吉永小百合が出演した映画はたくさんみてきたけれど、初めてと言っていいくらい、彼女の演技に曳き込まれました。
優等生のお姉さんが、ダメな「おとうと」のために尽くす。
その複層的な事情は、映画の中で念入りに描かれています。
でも、こんなに泣けたのは、私自身が「ダメなおとうと」だからかなア…。
山田洋次の職人芸は、やはりスゴイと思います。
五十年近く映画監督を続けてきて、そのキャリアのほとんどを、商業的にも内容的にも成功させてきた。
こんな監督は、今では世界でも山田洋次くらいでしょう。
それと、映画を見終ってから、この作品のモデルになった「きぼうのいえ」のことを知りました。
とても興味深かったので、リンクを貼っておきます。
きぼうのいえ
もう一本見たのは、サンドラ・ブロック主演の『しあわせの隠れ場所』。
この女優さんは前から好きでしたが、今年のアカデミー主演女優賞をとった作品と言うことで、さっそく借りてきたのです。
率直に言って、胸に響かない邦題同様、どことなくギコチナイ映画でした。
サンドラ・ブロックは、お金持ちの奥さまです。
夫は、元NBAのスター選手で、今はファストフードチェーンのオーナー。
その彼女が、貧民街で育った巨漢の黒人少年の里親になり、肝っ玉母さんぶりを発揮する。
そして彼は、NFLのドラフト1位指名という途方もない成長をしてしまうのです。
これは、去年のNFLのドラフトで1位指名を受けた青年とその家族の実話…というのだからスゴイ。
つまり、現在進行形で制作した作品なのですね。
アメリカのショウビジネスは、そこまでやるか。そこまでやらなければ、成功できないのか…。
でも、終始クールに「セレブなスーパー奥さま」を演じていたサンドラ・ブロックが、最後にBMWの中で息子の成長に密かに涙するシーンに、もらい泣きしてしまいました。
ああ、眠くなっちゃった。
では、おやすみなさい…。
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