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芥川賞、直木賞

2010-01-14 | 本と落語
今日、九時近くに職場から帰ってきて、パソコン点けてニュースを見たら、芥川賞と直木賞の結果が発表されていました。



芥川賞は該当者なし。直木賞は二名受賞。



今どき、文学賞も出版業界も地盤沈下の一途をたどっているのは、まごうかたなき現実です。

そんな中、芥川賞と直木賞は、未だ一定のブランド力を維持している稀少な存在です。



主催者である文藝春秋社としても他の出版社にしても、とにかく受賞者を出して、少しでも業界の活性化につなげたいと願っていることは確かでしょう。

それを百も承知の上で、なおも「該当者なし」とした芥川賞の選考委員がたは、それなりに「純文学の意地」を発揮して、面白いナ…と思いました。

いっぽう直木賞のほうは、「大人の判断」がキッチリと働いて、二名受賞となりました。

そのうちの一人、佐々木譲は、デビュー三十年余の大ベテランですよ。

もう片っ方の白石一文も、もう五十二歳、父親が直木賞作家の白石一郎です。

直木賞はもともとは「大衆作家の登竜門」という性格の賞でしたが、今や「登竜門」どころか、中堅ベテランの人気作家が目指す冠になっていますね。



それにしても、私はこの時期、芥川賞・直木賞の発表があると、情緒不安定になります。

それはなぜか…ということは、また機会があればお話しましょう。



それでは、まいど、お粗末さまでございました。






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