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カイゴボーイズ

2010-11-01 | 本と落語
今朝の新聞で、若手俳優が小説を書いて、ある出版社の賞を受ける…という記事が載っていました。





今は、芥川賞や直木賞受賞作でもさほど売れないご時勢です。

小説が世間の話題になることもめったにありません。

そういう意味では、今日のニュースは小説というものに目を向けさせる、小さな機会になるかもしれません。





実は私にも、懸賞小説に応募をすることに全力を注いでいた数年間がありました。

それがこの数年は、小説はおろか、本そのものをすっかり読まなくなってしまいました。

情けないですねエ。

久しぶりに、自分も、書いてみようかな…。

でも、一流文芸出版社の懸賞は、ちょいと頑張ったから取れる…というものではありません。

よく「さくっと書いて適当に送ったら、新人賞取っちゃった」なんてことを書いている作家がいますが、あれは、嘘ですからね。

それだけは、自信を持っていえますよ。

人気商売ですから、フィクションも必要なのです。





それはともかく…。

書くなら、やはり青春群像かな。

私の職場には、若い男性介護職員が多いので、『カイゴボーイズ』なんて、どうでしょうか…。

夜勤の後に仮眠を取ってからボーリングやドライブに出かけ、出入り業者の若い女の子たちと合コンしてはしくじっている、23歳の男子三人組。

彼らは、じゃれあい、寄り添い、喧嘩もしながら、ときには将来の不安を語り合う。

その姿は、そのままとてもビビッドに「今」を映し出しています。

後は、いかに私がトレーニングをして「文体の筋力」を取り戻せるか…ですが。





今日の読売新聞の夕刊に、作家の伊坂幸太郎のインタビューが載っていました。

彼は、「本を出すというのは甲子園にいくくらいすごいこと」と答えていますが、本当だと思います。

でも、だからこそ、挑みがいもあるのですよね。










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