湖畔人です。
前話に続き、坂本龍一追悼特集です。
3回目ですが、3回目は、下記の3曲をご紹介します。
アルバム音楽図鑑から『PARADISE LOST』、『羽の林で』、『A TRIBUTE TO N.J.P.』の3曲です。
まずは、『PARADISE LOST』。『失楽園』と言う意味ですが、実際、ジョン・ミルトンの『失楽園』をイメージして出来た曲だそうです。でも失楽園って、悪魔のそそのかしで、知恵の実を食べて堕落したアダムとイブが楽園を追われる話であって、こんな穏やかでエキゾチックで亜熱帯のジャングルみたいなイメージではないと思うのですが、一体どういう意図でこうした音になったのか、とても不思議です。教授の真意を聞きたかったですね。
とても穏やかで平和的で南国亜熱帯風で、白亜紀の原生植物が茂る亜熱帯の森を、これまた不思議な形をした昆虫達が飛んでいるかのような、そんな世界観を抱きます。この曲でも、教授の友人、山下達郎さんはギターを担当しています。この時期、たまたま隣のスタジオで達郎さんが奥様の竹内まりやさんのアルバムを収録しており、教授はまりやさんのアルバムのキーボードの手伝い、達郎さんは音楽図鑑のギターの手伝いと言う事で、相互に助け合いをしていたようですね。面白いエピソードです。
次も、同じくアルバム『音楽図鑑』から『羽の林で』です。
こちらも南国風情のエキゾチックな亜熱帯のジャングルを想定させる音です。
この曲でも達郎さんが切れ味抜群の良質なギターの音色を奏でています。
この曲大好きなのですが、PVの教授の目がかなり怖いです。
3曲目は、『A TRIBUTE TO N.J.P.』です。N.J.Pとは韓国出身の現代美術家、ナムジュンパイクの頭文字ですね。彼は東大出身で奥様も日本人と言う方ですが、TVモニターを多用したインスタレーションで有名な方かと思います。教授と細野さんと交流があった方のようです。自分はN.J.Pの言葉が入る中間部のピアノの所が美しい思い出って感じでとても好きです。
では、また次話に続きます。
湖畔人
前話に続き、坂本龍一追悼特集です。
3回目ですが、3回目は、下記の3曲をご紹介します。
アルバム音楽図鑑から『PARADISE LOST』、『羽の林で』、『A TRIBUTE TO N.J.P.』の3曲です。
まずは、『PARADISE LOST』。『失楽園』と言う意味ですが、実際、ジョン・ミルトンの『失楽園』をイメージして出来た曲だそうです。でも失楽園って、悪魔のそそのかしで、知恵の実を食べて堕落したアダムとイブが楽園を追われる話であって、こんな穏やかでエキゾチックで亜熱帯のジャングルみたいなイメージではないと思うのですが、一体どういう意図でこうした音になったのか、とても不思議です。教授の真意を聞きたかったですね。
とても穏やかで平和的で南国亜熱帯風で、白亜紀の原生植物が茂る亜熱帯の森を、これまた不思議な形をした昆虫達が飛んでいるかのような、そんな世界観を抱きます。この曲でも、教授の友人、山下達郎さんはギターを担当しています。この時期、たまたま隣のスタジオで達郎さんが奥様の竹内まりやさんのアルバムを収録しており、教授はまりやさんのアルバムのキーボードの手伝い、達郎さんは音楽図鑑のギターの手伝いと言う事で、相互に助け合いをしていたようですね。面白いエピソードです。
次も、同じくアルバム『音楽図鑑』から『羽の林で』です。
こちらも南国風情のエキゾチックな亜熱帯のジャングルを想定させる音です。
この曲でも達郎さんが切れ味抜群の良質なギターの音色を奏でています。
この曲大好きなのですが、PVの教授の目がかなり怖いです。
3曲目は、『A TRIBUTE TO N.J.P.』です。N.J.Pとは韓国出身の現代美術家、ナムジュンパイクの頭文字ですね。彼は東大出身で奥様も日本人と言う方ですが、TVモニターを多用したインスタレーションで有名な方かと思います。教授と細野さんと交流があった方のようです。自分はN.J.Pの言葉が入る中間部のピアノの所が美しい思い出って感じでとても好きです。
では、また次話に続きます。
湖畔人