このごろ気になること。

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「かずちゃん」

2005-09-29 | 思い出
自分が20才前後のころ、知り合った女性 「かずちゃん」に
謝りたいことがあるので、このブログで書いてみたいと思います。
いつか「かずちゃん」がこれを見てくれればいいなと思います。

「かずちゃん」と会ったのは
鹿児島のパチンコ屋さんでした。
アルバイトが終わった夕方6時頃。
パチンコ屋さんに入りました。
男性がずらっと並び、騒がしい雰囲気の中
20才くらいの女性が堂々と台に座っています。
当時(1980年頃)は女性がパチンコ屋の中にいるのは珍しいことでしたが
なんと「かずちゃん」はしゃれた帽子をかぶり
パチンコ店の椅子に座ってゆうゆうとしていました。
自分のそのときの感想は正直に言っていいイメージではありませんでした。
『なんだか変なヤツがいるなー』と思い
ちょっと離れた場所で「チューリップ台」と呼ばれる
500円から1000円で遊べる、お金があまりない人たち向けの台で
遊んでいました。
なかなか玉が増えずイライラしているとその女性が自分の横にやってきました。
台を見つめ一生懸命にハンドルを握っています。
自分は当時19才。
若い女性が自分の腕や足に触れそうな距離にきただけで
どぎまぎしてしまいます。
「うーん、だめねー」
などと女性はつぶやいています。
自分もなかなか玉が増えず、今日のアルバイト代がなくなりそうなので
「うーん、だめやねー」
などと九州弁だか関西弁だかわからないような受け答えをしました。
そのあと20分ほど肩を並べてパチンコをしていましたが
自分の玉が増えないのにいらついて
反対側の「飛行機台」へ行きました。
なんとセンターに玉が入り続けその台は打ち止め。
3000円の投資で6500円ほどの出玉。
飛び上がるほどうれしい。
店員さんに打ち止めの札を台に貼ってもらい
カウンターで清算しようと玉を持ちましたが、ついついうれしくて
さっきの女性の所に出玉を見せながら
「裏に回って飛行機台をしたら打ち止めしたよー。気持ちよかったー」
などといったら
「よかったねー」と言ってくれ
気持ちよくパチンコ屋を出ました。
それからそこのパチンコ屋でよくその女性と
会うようになりました。
これが「かずちゃん」と自分との出会いでした。

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