ぼくは生きていることに悩んだことがある。
みんなそうだと思う。
で
このごろ
たどり着いた考えがある。
それは僕に「役目」があるから生きていると言うこと。
僕がいるから両親はそれを励みに生きている。
僕がいるから我が子がいる。
僕がいるから妻がいる。
僕が生きているのはそれ自体が「役目」なのだ。
「役目」は「使命」とも言い換えることができる。
何者かが僕をこの世に誕生させて
いろんな喜怒哀 . . . 本文を読む
今日、保育園に子どもを迎えに行った。
一人の子が無性になついてくる。
『抱っこして!』と言い首に腕を回したまま離れない。
すると
お母さんが来たみたいで
女の人に抱きつき始めた。
しかし、お母さんではなかった。
家に帰って
嫁に聞くと
その子はいつもそういう行動をとっているらしい。
両親から
充分な愛情を受け取っていないんだろうなと思った。
僕は、自分の子どもにそんな目にあわせたくないと思う . . . 本文を読む
僕は
いつも何が幸せなのか考えている。
一番最初の子を、妊娠10ヶ月目で失っているのが一番の原因だと思う。
マラソンで走って一番。
それは本当に素晴らしいこと。
でも、2番目の人がいて最下位の人がいるからこその1番。
僕はいつも思う。
最下位の人は誰よりも長い時間走り続けた。
制限時間があるレースならば、
それを超えても走り続けた人もいるかもしれない。
その人こそ
1番の人よりすごいと思う。
だ . . . 本文を読む
僕は料理が好きだ。
毎日、家族5人の夕食は僕の担当。
なぜ、料理がすきなのか考えてみた。
子どもの頃、学校から帰ると家には
両親はいなくて
じいちゃんがいた。
じいちゃんは焼酎が好きで、相撲が好きで、仕事は嫌いな人だった。
そして
じいちゃんと二人で
近くの養鶏場からもらった鶏を、毛をむしり、首を落とし、
その鶏を、木からさかさまにつるし血抜きをし、
鶏の煮込みを作った。
卵を腹に持った
鶏が . . . 本文を読む
今日夕食前に激しく嫁が長女にいらついて大声を出している。
夕食を作っていた僕は、口を挟むことも無く
見守っていた。
嫁が一息ついたので
様子を聞いてみると
どうやら長女が、算数が出来なかったことに怒っていたらしい。
僕が
「あのね、女の子は数学が苦手なんだよ。君もそうだったでしょ!]
と言うと、落ち着いたらしく
「でもね、あんな簡単な引き算が出来ないなんて・・」と言う。
その理由を聞くと
自 . . . 本文を読む