“不確かな物の終着駅”跡地――
軍隊が「後処理」をしています。
思った程死体が出ないな。
くあ～～、臭ェな～～・・・骨まで燃えちまったんだろ・・・
町でもいろんな噂が広まっていました。
結局ブルージャムの海賊船も燃えたって。
やべェ奴らが燃えたのはよかったな。
そしてサボの家では、
何度逃げ出しても無駄だぞ、サボ!! お前はウチの子だ、何度でも何度でも連れ戻す!!
心を入れ替えステリーの様に勉強しなさい!!
そしてお前を生んであげた父さんと母さんを幸せにしなさい、それがお前の幸せだ!! そう思うだろ？
そしてステリーは、
大丈夫さ!! お父様、ぼくがいます!!
オッホッホッホ、頼もしいなステリー!! よし、高級な服を買ってやろう。
明日は式典だ、直にあの“天竜人”を拝見できる。
サボも怪我をおっているので包帯を巻かれ、窓に格子を打ちつけられた部屋で一人ぼっちで外を眺めながら座っています。
≪ エース、ルフィ、お前ら無事なんだろ？
お前らに会いてェなァ、ここはまるで鳥カゴだ。
人間の悪臭が立ち籠めるこの国で、おれは行くてく事に耐えきれそうもない。
自由って何だ？どこにあるのかな・・・ ≫
――この日は“偉大なる航路”よりゴア王国にかの世界貴族がやって来る日。
船の着港に向け盛大な式典の準備が整っていた――
すると、
おいおい、誰か船を出してるぞ!?
海上に小さな船が一艘。
コア戻れ～～～!! 式典の邪魔になるぞ～～!!
漁船か! 子供が乗ってるぞ!!
・・・!! 子供ォ～～!? 一体どこのウチの子だァ!!?
それは・・・サボです！
いい天気だ・・・!! 今日は船出日和だ!! どん!!
海賊旗には「Ｓ」のマークが・・・！
To be continued・・・
サボの行く末が心配ですよね、世界貴族に接触してしまうよね、このままじゃ・・・。
世界貴族ってのが誰なのか、とか、ゴア王国の王はどんな顔をしてるのか、とか、
まだまだあっと言わせる仕掛けがありそうな気がします。
ドラゴンがこの国に居たのも、たまたまだったのかなぁ。
自分の国だから、普通以上に気にかけていたんでしょうか。
今週の尾田っちの巻末の一言
ジャージとゲタでは大人としてマズイ事が増えそうなのでスーツを新調します。
そうだよねー、映画が公開された時、いろんなメディアに後ろ姿で出てたけど、
みんなゲタ履きだったもんねぇ。
