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映画とワンピースのこでまり日記

映画の感想と月曜日にはワンピースのネタばれ更新中~♪
簡単な内容ですが映画の感想もボチボチ更新していきます。

★今週のワンピース(45号 / 第517話 湯浴み)

2008-10-06 | ワンピース


七武海の一人である蛇姫が、アマゾン・リリーに帰って来た!ルフィはこのカームベルトの島からどうやって抜け出す??




 開門ーっ!! 蛇姫様がお帰りにー!!

島の鉄の扉があき、九蛇海賊団が島に帰ってきました。
出迎える人々の多さと言ったら!大歓声で迎えます。

 お帰りなさいませ!!

 お帰りなさい!! 九蛇海賊団!!

 キャー、ラン様~~~!! デージー様~~~!!

海賊団はみんなの憧れのようですね。
(今になって気づいたけど、この島の女性の名はみんな花の名前なんだ・・・)
小さな子も、自分もいつか海賊団に入るんだ、と目を輝かせています

 キャー~~っ!! ゴルゴン三姉妹!! 

 蛇姫様ぁ~~~!! 美しさが留まる所を知らない!!

 マリーゴールド様~~~!! サンダーソニア様~~~!!

待ち構えていた侍女が蛇姫を出迎えます。

 ご苦労様でした。猿女車(あつめぐるま)のご用意が。

 変わりはないか?

 えェ・・・何事も・・・

蛇姫は何かに気づいたようですが・・・。


さて、こちらでは九蛇のクルー達が戦利品を荷降ろししています。

 すごい収穫量!! 鉄鋼・火薬・お酒に北の作物!!

 商船2隻と海賊船を一隻落とした。それにすぐそこで中枢の者達から積み荷を頂いた。

するとそこに現れた婆様・・・

 ラン、本などはニョイか?

 ニョン婆様!! さっき、中枢の者達が新聞をくれたわ。はい、どうぞ。


そしてここはアマゾン・リリー「九蛇城」・・・
侍女が出迎えます。

 お帰りなさいませ、蛇姫様。

 ・・・エニシダ、これはなんじゃ?

 あ、それは・・・
 村の子供達が蛇姫様にと、一生懸命作った粘土細工でございます。
 色も塗ってあって・・・さぞ苦労したのでしょう、
 壊れない様に慎重に城まで運んで来る様は実に幼気(いたいけ)で・・・

 そうか、わらわを・・・ドロ粘土で作ったのか・・・

次の瞬間・・・!

 下手くそな・・・!! 部屋の外観を損ねる!

そう言って粘土細工を押し倒し、壊してしまいました・・・!侍女たち、慌てまくります。

 ああっ、蛇姫様っ!!?

 そんな汚い物を城へ運び込むな!! 早く捨てて床を掃除しておけ!! それよりエニシダ。

 は・・・はい!!

 護国の戦士達の姿が港になかったが・・・?

 ・・・あ、それが実は・・・ジャングルにたいそう凶暴な“猿”が現れまして・・・
 みなでそれを討伐に!! ご心配なく、直(じき)戻ります。お迎えできずすみません。

 “猿”・・・?まあ・・・よい。

 お飲物でも?

すると蛇姫に一緒について来ていた大蛇がニョロニョロととぐろを巻いて、玉座の上で椅子のようになりました。
そこへどさっと座り込む蛇姫。

 ・・・白酒(はくしゅ)を。

 かしこまりました。

 わしも一杯貰おうかね!!


 ニョン婆・・・!! ここはわらわの部屋じゃ。なぜここにおる?

そこには、あのニョン婆様。
侍女たちも、一体どこから入ってきたのかとざわつき始めます。

 どこからでも入れる・・・!!

 撮み(つまみ)出せ!

 待て、蛇姫!!

 ・・・・・・「様」は?

 ・・・失礼、蛇姫様・・・!!
 沖に“中枢の者達”の船が停泊しておりますな・・・
 ―あれはそなたを迎えに来た船とは血がいますかニョ。
 “中枢”より召集のかかったそなたを連れに来たニョじゃないか?

 ―そうじゃ。戦争の誘い・・・

 なぜ行かれニュ!! お行きなされ!!
 参加しさえすれば協定は守られる。そなた程ニョ実力があって、よもや死ニュ様な事もあるまい。

 ・・・でも、わらわ、コワイ・・・   きゅん・・・

と美人オーラ(?)を出す蛇姫・・・

 はわわ!! まるで子犬・・・    ―てやっとる場合か!!

婆様までひっかかってしまうのね・・・

 今・・・この国は・・・!そなたの“七武海”という称号に守られておるニョじゃ。
 一昔前までは“凪の帯(カームベルト)”という強力な防御網がこの島を外敵から守ってくれておった。
 ―しかし今はどうじゃ、“中枢の者達”は新しい造船技術によって、この海を行き来できる様にニャってしもうた・・・
 そなたが“七武海”であるから、九蛇が海賊を生業としようとも彼らはこの島へ踏み込んで来ニュだけ。
 称号を失い、ただニョ海賊国家に戻れば・・・惨劇を生みますぞ!!
 島には幼い者達も老いぼれもおります!!

 ―そなたが恐いだけではないのか?

 ・・・わしなど、もういつ死んでもよい命・・・
 この水晶玉をよく見ニャされ・・・そなたの未来を照らしてくれよう・・・

そういうとニャン婆様は、とぐろを巻いた蛇の上に水晶玉を乗せて占いを始めます。
するとその水晶玉に浮かんだ文字は・・・「いきなされ」・・・ドォ・・ン!!

 忌々しいっ!! 放り出せ!!!

 はい、只今!!

 待て!! 蛇姫!!

 そなた、一体何様のつもりじゃ・・・そなたの時代はとうに終わったのじゃ・・・
 アマゾン・リリー、先々々代皇帝、グロリオーサ!!
 わらわの気まぐれで国が滅びようとも・・・

蛇姫はニャン婆様を指さすと同時に少しずつ体が後ろへ反って行きます・・・

 みな許してくれる。なぜなら・・・そうよ、わらわが美しいから!! バァーン!

 出たわ!! 蛇姫様の人を見下しすぎのポーズ!!見下しすぎて逆に見上げてる!!

ほとんどブリッジしてますね・・・

 ―そなたは、かつて皇帝の位置にありながら、この国を捨て外海へ飛び出した九蛇の裏切り者!!
 ぬけぬけとこの国に舞い戻ったそなたを受け入れたのは、先代皇帝の慈悲に他ならない。

婆様の髪をがしっ!と掴む蛇姫・・・!

 じゃから村の片隅でひっそりと暮らしておるわ!! いでで・・・!!

 ―ならばそのまま暮らしておればよい・・・
 現皇帝のわらわに口出しするなど沙汰の限りじゃ!!

そういうと婆様の髪を引っ掴んだまま、婆様を引きずって行きます・・・!

 蛇姫様!!

 ―とはいえ、その熱意には感服せざるを得ない。わらわの負けじゃ・・・!!

まだ引きずってます・・・

 わかってくれたか、蛇姫・・・ニョニ事も話してみるもニョじゃ!!
 ありがとう!! では行ってくれるニョじゃな!!?

 ウソじゃ。調子に乗るな。 消え失せよ!!!

そう言うと、城の窓から婆様を投げ捨ててしまいました・・・!!

 おおおお!! おのれ蛇姫ェェ!!

 蛇姫様っ!! ご老体に何て事!!

ですが、蛇姫に「つい・・・」とまたオーラを発せられると侍女たちは、

 あるある、そんな時ありますよねっ キャー

とやられちゃってます・・・
一方落とされた婆様は、クルクルと回転し、ハイヤッ!! と無事地面に着地。鬼の形相で、

 老いてさらばえても“九蛇の戦士”衰えてはおらニュわ!! ハァ・・・ハァ・・・



 カンカンカンカン!! 蛇姫様の~~~~!! 湯浴ぁ~~~み~~~っ!!

城の中は一気に緊張感に包まれます。

 ただちに城外へ~~~!! 蛇姫様の~~~~湯浴ぁ~~み~~~!!

食堂で食事していた侍女達も、今食べ始めたところであっても急いで外へ出ないといけないみたいですね。
かき込む者、あきらめられない者もいるようですが、一斉に城外へ走り出ます。
城外でカンカンと鐘の音を聞いた住民たちは・・・

 湯浴みの時間だわ・・・城の者達がくるから店が混むよ。

城の周りには九蛇海賊団のマークが入った布が張り巡らされ、一定の間隔を置いて戦士達が見張ります。

 これより二刻(ふたとき)!! いかなるものも一切の入場を禁ずる!!!

そこにいた少女がそこを守っていたランに尋ねます。

 蛇姫様の入浴は、どうしていつもこんなに大げさなのかな・・・そんなに裸を見せたくないのかな・・・

 ・・・あなた、いくつになった?

 8歳。

 ―じゃ、教えてあげる。

 ゴルゴン三姉妹の・・・秘密?

 そうよ!
 ゴルゴンとは、昔、中枢の海にいた怪物の名前よ。
 目を合わせた者の体をたちまち石に変えてしまう恐ろしい怪物・・・。
 蛇姫様達の三姉妹は冒険の果てに、なんとその怪物ゴルゴンを見事に討ち取ったの。
 ―だけど怪物は断末魔、3人の戦士に恐ろしい“呪い”をかけた。
 蛇姫様達の背中には怪物の大きな眼が刻まれ、衣服を脱ぎその“目”をあらわにすると・・・
 近くにいる人間達はみな石になって死ぬという呪い・・・。

 えっ!

 ―だからゴルゴン三姉妹は、人前では決して衣服を取る事はない・・・。
 湯浴みの時には誰も近づけない様にこうやって陣をはるのよ。

 ・・・!そうだったんだ・・・

 勇敢に戦って背負った呪いだから、それはこの戦士の国「九蛇」の誇りでもあるの。わかる?

 うん!! わかった! やっぱり蛇姫様はスゴイのね!

蛇姫は部屋の入口を戦士に守られ、ただ一人湯船につかります・・・



こちらはルフィがまだ逃げる女ヶ島ジャングル・・・

 どこへ消えた!!

 岩山をのぼってったわ!!

ルフィのことだから、そう簡単には捕まったりしないですね。マーガレットが言います。

 まさか、また村に入ったんじゃ・・・あの男、船を欲しがってたの!!

当のルフィは、ジャングルの遥かかなた上にある城壁の上をフラフラ歩いてます。

 さて・・・どうすっかなー・・・ぐずぐずしてると、また見つかっちまう。
 海賊船があるって言ってたな、それを借りれりゃいいんだけど・・・
 ・・・いや、ダメだ、ナミがいねェ。おれ一人じゃ漂流しちまう・
 船に乗っけて貰うのが一番いいな。シャボンディ諸島まで送ってくれねェか頼んでみよう!!
 ―という事は、偉い奴にあわなきゃならねェから・・・

そこでルフィ、考えます。ぬ~~~~っ!

 偉い奴は高ェ建物に住んでるから・・・ん~~~、考えすぎて熱が出そうだ・・・
 よし、とにかく高い建物に入ってみよう!! とうっ!!

たんっ!! 
とそこから飛んだルフィ、ひゅうううぅぅ・・・と真っ逆さまに落ちていきます!
ルフィを追っていた戦士達はマーガレットの言う事を聞いて村に急ぎます。

 村へ急げ!! もうおそらく蛇姫様は帰られている!! 男が見つかったら大事だ!!!

落っこちていったルフィ、どうにか建物の屋根に着地!
ですがその衝撃で屋根は崩れ落ち、ルフィは建物の中へ・・・!

 どわー!もろかった!! ああああぁぁ・・・

 何だ!!? 天守閣の屋根が崩れた!! あそこでは今、蛇姫様が湯浴み中では!?

見張っていた戦士達、いきり立ちます・・・! 落ちたルフィは・・・

 ぶほー、水だー!! 熱ちち!! 違う、お湯だー!!
 しぬー!! 溺れドゥー!! 助け・・・
 あ、足ついた・・・! ゼーゼー、あれ!ここ風呂場か?

背中越しにルフィを見た蛇姫・・・!

 ・・・!?? 男・・・!? はっ!!

急いで振り返る蛇姫・・・!

 ん? おめー、その背中の・・・おれ、どっかで・・・

 見たな・・・・  ギロッ・・・!!





                     To be continued・・・



       感想と、今週のパンダマン・尾田っちの一言は次のページへ・・・。


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